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老齢基礎年金は繰り上げ請求しない方が良い?

2016年11月24日 00時13分12秒 | 障害年金
老齢基礎年金は繰り上げ請求すると月0.5%の割合で減額され、60歳で請求すると30%減額されます。さらに以下の様なデメリットがあります。

① .受け取れる額が生涯にわたって減額される。
② 一度繰り上げ請求をすると、その取り消しや変更が一切できない。
③ 障害年金の事後重症の請求ができない。
④ 寡婦年金が受給できない。
⑤ 配偶者が死亡した時、遺族厚生年金との併給はできない。

このようなデメリットがありながら、かなりの人が繰り上げ請求をしています。
それは以下の様な理由が考えられます。
① 少子高齢化が進んで年金制度が崩壊する可能性が高いので、早く年金を受給した方が良い。
② 男性なら平均寿命である75歳~78歳以上まで生存しない限り、繰り上げ請求の方が得である。
③ 健康である年齢に年金を使いたい。寝たきりになって年金をもらっても仕方が無い。
④ 働くことができず他に収入が無い。

このうち①については
確かにこのまま少子高齢化が進めば将来が不安ですが、ここ数年で現在の制度が根本的に見直される可能性はほとんど無いので、考えすぎと言えます。
②については
平均寿命以上に生きる可能性もあるので、その時に困ります。
③については
いつまで健康であるかははっきりしない。又、寝たきりになったら、年金は少なくてもいいかどうかは分らない。
⑤ については
生活が困窮して生活保護等の別の手段が無い場合は、仕方が無いかもしれません。

これは私の個人的な考えですが、年金は基本的に、加齢、障害等で生活の安定が損なわれるときに受給するものであり、少なくとも就労ができる、又は他に収入があって年金が無くても普通の生活ができる場合は、受給しない方が良いと思います。「75歳以上になると半分以上の人が、年金が唯一の収入源である」と言われています。収入が少なくなった(無くなった)時なるべく年金額が多い方が良いと思いませんか?できることなら繰り下げしたいくらいです。受給できる年金の総額で比較できるのは、自分の寿命がはっきりしている時だけでしょう。

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