相談内容 43歳 男性 狭山市
お母様からの相談でした。中学生の頃、脚にケガをしてその痛みがなかなか取れないので、近隣の総合病院に行くと関節リウマチと診断された。 それ以後リウマチが徐々に進行してきた。痛みは薬で何とか抑えられるが、手や足の指の動きが悪くなってきた。学校卒業後、できる範囲でアルバイト、パート等で就労していたが、平成17年頃現在の会社で正社員となり、現在に至っている。車は運転できることもあって、会社が大きなハンデがあることを理解し、配慮してもらっているので現在まで継続できている。ただ手足の動きが徐々に悪くなり、歩行も短時間しかできなくなり身体障害者手帳2級を取得した。 障害年金は受給できないか?という相談でした。
経過
ここで問題は
- 初診日が30年近く前の中学生の頃であり、それが証明できるか?
- 手足の機能障害は一見すると、普通に歩くことができて、一通りのことができるように見える。が障害年金の障害等級2級に該当するか? またフルタイムで正社員として就労しているので、2級は厳しいかもしれない?
1については、初診時の病院には、当時の記録は何もありませんでしたが、2回目に受診したクリニックに紹介状があり「そこに中学校の頃発症した」と記載があり、更に次の病院でも「幼少期から症状があった」と記載があったので、初診日を 二十歳前の平成○○年頃として申請しました。
2については、現状を正しく診断書に記載していただく以外にありません。障害者手帳で2級であれば、身障者手帳の方が、通常は厳しいので可能性は高い。
結果
意外と早く、3月以内で障害基礎年金2級が決定しました。正社員としてフルタイムで就労していても、肢体の障害でしたのでは特に問題とはならなかったようです。
うつ病など精神障害での障害年金はお任せください。
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