メルトダウン
5分でごちそうさん 第21週ダイジェスト「悠太郎の卵(らん)」
ごちそうさん 011
ごちそうさん 希子ちゃん 『蘇州夜曲』
毎日新聞 2014年03月04日 11時42分(最終更新 03月04日 13時33分)
【キエフ篠田航一、シンフェロポリ(ウクライナ南部)真野森作】ウクライナの政変で追放されたヤヌコビッチ前大統領を支え、反政府デモ隊への銃撃を主導したとされる特殊部隊「ベルクト」の動きが注目されている。新政権発足により、一転して「虐殺者」と非難される側になったため、「隊員の多くが、親露派の多いウクライナ南部クリミア自治共和国に移動した」(地元記者)からだ。ロシアは既に、元隊員にパスポートを発行し、ロシア国籍を与える方針まで打ち出しており、ウクライナが擁した精鋭部隊はロシアの支配下に置かれつつある。
現地報道などによると、ベルクトは「イヌワシ」を意味し、1992年に設立。旧ソ連特殊部隊が前身で、隊員は全土に約5000人という。スポーツで実績のある選手などから精鋭を選抜し、さらに軍や警察での2~3年の経験が必要とされる。
2月27日に発足したウクライナ新 政権はベルクトを解散し、デモ隊虐殺に関与した容疑でザハルチェンコ前内相やベルクトの元司令官ら10人の身柄拘束を決定した。一方で、クリミアのロシア 系住民たちはベルクト支持の姿勢を明確にしている。自治共和国首都シンフェロポリでのデモでは「ベルクト!」と連呼する人々もおり、「ベルクトは我々の英 雄だ」との張り紙も。ロシア系のニコライ・ペトホフさん(66)は「キエフの反政府デモは野蛮な連中ばかりだった。法秩序を守ったベルクトに罪はないし、 私は支持する」と話した。
こうしたベルクトら治安関係者の一部が新政権による責任追及を恐れ、首都を離れ始めた影響で、キエフでは一時的な「治安空白」も懸念されている。反政府デモ隊の拠点となった「独立広場」では、正規の警官ではない「自警団」が交通規制や巡回警備をしている状態だ。
毎日新聞 2014年03月04日 16時12分(最終更新 03月04日 16時26分)
パソコン(PC)の遠隔操作事件で威力業務妨害罪などに問われた元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)について、東京高裁(三好幹夫裁判長)は4日、被告側の保釈請求を却下した東京地裁決定を取り消し、保釈を許可した。
核施設防護で協力要請=EUなどに書簡-ウクライナ
【モスクワ時事】ウクライナのデシツァ外相は3日、原子力発電所などの核施設の防護について、欧州連合(EU)や北大西洋条約機構(NATO)に協力を要請する書簡を送ったことを明らかにした。地元通信社が報じた。
EUなどの回答を待っている段階だという。具体的にどのような支援を求めたのかは不明だが、治安悪化を受けた措置とみられる。外相は「チェルノブイリ原発事故のような核災害が起きることは誰も望んでいない」と指摘した。
ウクライナにはフメリニツキー、ザポリージャなど四つの原発があり、国内全発電量の約半分のシェアを占めている。ロシアによる占拠が進んでいるクリミア半島に原発はない。(2014/03/04-14:42)
クリミア半島に橋=ロシアが計画始動
【モスクワAFP=時事】ロシアのメドベージェフ首相は3日、ロシア軍による事実上の占領が進むウクライナ南部のクリミア半島とロシア側を橋でつなぐため、11月までに調査を完了させる契約をロシアの国営建設会社と結んだ。
橋はクリミア半島とロシアのタマニ半島を隔てる4・5キロのケルチ海峡に架けられる計画。第2次大戦中の1943年、クリミア半島を占領していたナチス・ドイツが橋の建設に着工し、ソ連が完成させたが、終戦前に崩落した。(2014/03/04-11:01)
シリアのパレスチナ難民キャンプ、停戦合意崩れる
2014年03月03日 17:37 発信地:ベイルート/レバノン【3月3日 AFP】シリアの首都ダマスカス(Damascus)南方のヤルムーク(Yarmuk)で4万人が暮らすパレスチナ難民キャンプで2日、数週間続いていた停戦を破り銃撃戦と砲撃があり、男性1人が死亡した。
非政府組織(NGO)のシリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)によると、アサド政権側についているパレスチナ解放人民戦線総司令部派(Popular Front for the Liberation of Palestine-General Command、PFLP-GC)と、国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)系イスラム過激派組織「アルヌスラ戦線(Al-Nusra Front)」の間で戦闘が起きた。
両者は先月10日、難民キャンプからアルヌスラ戦線が戦闘員を撤退させた後に停戦していた。双方とも停戦を破ったのは相手だと非難している。ヤルムークのキャンプには非人道的な環境下で4万人が暮らしている。停戦期間は短かったが、その間かろうじて国連(UN)機関のパレスチナ難民支援が入ることができた。
アルヌスラ戦線は2日、停戦を破ったとしてバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領と同盟を組むPFLP-GCを非難した。一方、PFLP-GC側はアルヌスラ戦線側が合意を破って同日朝、キャンプに再進入したと責めている。
国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のクリス・ガネス(Chris Gunness)報道官は、マイクロブログのツイッター(Twitter)で「悪い知らせだ。包囲されているヤルムークのパレスチナ難民キャンプに今日はUNRWAの食糧配給がないようだ」と述べた。
UNRWAでは1月以降、同キャンプに7500包以上の食糧支援を行っているが「需要を高波に例えれば、これまでの支援は海に落ちた水滴のような微々たるもの」だと述べている。
戦闘前に15万人以上だったヤルムークの人口は、アサド政権側と反体制派による数か月の戦闘を経て4万人にまで減っている。うち1万8000人がパレスチナ難民だ。(c)AFP
2014.03.03
NewYork Times 3月2日の記事から
アメリカの対日世論はしだいに疑惑と不信の論調に傾きつつある。
New York Times の昨日の記事「安倍氏の危険な歴史修正主義」を訳してみた。
安倍首相の「真意」を記者が読み切れないのは、つねづね申し上げているとおり、「対米従属を通じての、対米自立」という自民党の伝統的な戦略の「意味」と、それを支える「心性」がアメリカ人には理解しにくいものだからである。
記事は首相の真意を「hard to decipher」と評しているが、decipher というのは「意味不明の言葉・暗号・古文書などを解読する」というかなり特異な含意の動詞である。
首相の対米姿勢は友好的なのか対立的なのか、よくわからないという先方の当惑がよく伝わってくる記事である。
なにより「does not want to be dragged into a conflict between China and Japan」(アメリカは「日中間の紛争に巻き込まれたくない」)というのは私が知る限りこれまでアメリカのメディアでここまではっきり書かれたことのな い文言である。
そこまでアメリカは「日中間の紛争」の可能性について真剣に危惧し始めている。
(訳はここから)
安倍晋三首相のナショナリズムの旗印は今や日米関係に対するかつてなく深刻な脅威となりつつある。彼の拠る歴史修正主義的立場は、東シナ海、南シナ海における中国の攻撃的な態度によって混迷を深めているこの地域で、危険な挑発と見なされている。
しかし、安倍氏はこの現実を一向に気にとめる様子がなく、条約上の責務によって日本防衛を約束しつつ、日中間のトラブルに巻き込まれることを望んでいないアメリカの国益に対しても配慮する様子が見られない。
安倍氏のナショナリズムは理解が困難である。というのは、それはどの国に対して向けられたものでもなく、彼自身恥ずべきものとみなしている日本そのものの 戦後史に向けらたナショナリズムだからである。「戦後レジーム」と彼が呼ぶところの体制の廃棄と、新たな愛国主義の創出を安倍氏はめざしている。
問題は彼が日本の戦後文化に手を着けるより先に、戦争の歴史を改竄している点にある。彼とナショナリストたちはいまだに1937年の日本軍による南京虐殺 はなかったと主張している。彼の政府は金曜日に、日本軍によって性的奴隷労働を強制された韓国女性たちに対する謝罪を再検討し、場合によっては廃棄すると 述べた。
そして、安倍氏は戦争犯罪人を含む戦死者を慰霊する靖国神社参拝の意図を祖国のため命を犠牲にした人々に対する敬意を表するためだけのものであると説明している。ワシントンからの参拝を自制して欲しいという明瞭なシグナルにもかかわらず、安倍氏は12月に神社を参拝した。
中国との対立的な関係が生じたため、平和主義的な日本国民の間でも国防力強化の必要性を説く安倍氏の主張は説得力を持ちつつある。軍事力の強化を求める 人々がしばしば歴史修正主義と重複するのが日本の特徴である。しかし、安倍氏のナショナリズムは別にして、今のところは彼も他の日本のメインストリームの 指導者の誰も日本の軍事力をアメリカの同意抜きに増強しようとする動きは示していない。彼ら自身が日米の安全保障同盟に深くコミットしているためである。
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クリミア半島、はためくロシア旗 住民「徐々に編入を」
2014年3月4日01時50分
ウクライナ南部クリミア半島では、ロシア軍による一帯の掌握が着々と進む。多数を占めるロシア系住民は自警団などを結成して、積極的にこれを支える。歴史や文化など、ウクライナが抱えてきた国内の断裂が、ロシアの介入を受けて一層深刻になっている。
クリミア自治共和国の首都シンフェロポリ。3日、ロシア軍による掌握が進むなかでも、市民はほぼ平常通りの生活を続けていた。
ロシア軍の制圧を受けて一時閉鎖された空港は、1日夜から国際線を含めて運行が再開された。人々が避難のために殺到する様子などは見られず通常運行だ。
商店街の店やレストランもいつも通りに営業している。街を歩くのは、黒とオレンジのしま模様の小さなリボンを付けたロシア系住民ばかり。ソ連の対ナチス戦争勝利を祝うものだという。
ただ両替商では現地通貨フリブナの価値が急落している。銀行のATMの前にも列ができていた。
迷彩服姿の兵士が複数立つ、中心部の政府庁舎前。ロシア軍の進駐を、脅威と感じないのか。ロシア系のアレクサンドラさん(60)に聞くと、「とんでもない。混乱の中で、私たちの平和を守るために来てくれたのよ」と話した。
クリミアは歴史的にロシアとのつながりが深い。先住民であるクリミア・タタール人は第2次大戦中に中央アジアに強制移住させられたため、少数派だ。住民の多くはロシア系で、町で交わされる会話も看板もロシア語だ。
ロシア領からウクライナ領に編入されたのはソ連時代の1954年。「我々の意思と関係なく、60年前にウクライナに移された。それがそもそも誤りだった」という人もいた。
政府庁舎や共和国議会前では、ウクライナの新政権に反対する集会が開かれていた。レーニン像の下で、ロシアや自治共和国の旗が揺れた。「クリミアを守ろう」という歌が響く。
数日前に衝突を繰り広げた親ウクライナ派やクリミア・タタール人の姿は、街頭から消えた。
会社員ミハイルさん(40)は「キエフで成立したという新政権は正統な手続きを経ておらず、非合法だ。それを支持する欧米も自ら信用を落としている」という。アレクサンドルさん(49)も「法的に唯一の正当な大統領はヤヌコビッチ氏だと思う」と話した。
自治共和国の将来について問う3月の住民投票について、会社員アリエスさん(27)は「いきなりロシアに入るのは、ウクライナと深刻な対立を招くので得策ではない。まずは独立国家としての地位を目指し、徐々にロシア編入の準備を進めるのがいいのではないか」と語った。(シンフェロポリ=関根和弘、石田博士)
■対岸ロシア領に軍車両集結か
ウクライナの国境警備隊は3日、クリミア半島東部ケルチに近い対岸のロシア領に、ロシア軍が多数の軍用装甲車を集結させていると述べた。南部セバストポリでも、ロシア黒海艦隊が艦船を増強させているという。
国境警備隊はさらに「ロシア特殊部隊が2日夜、ケルチの警備隊基地を襲撃した」と発表した。建物の窓が割られ、通信設備やコントロールセンターが破壊されたという。けが人などはいない模様だ。同隊の報道官は「我々を(親ロシア派の)クリミア自治共和国に従わせるため、心理的圧力をかけることが目的だ」と述べた。今後、国境警備隊の拠点が占拠される事態も想定されるため、主力船舶をウクライナ西南部のオデッサ港など、クリミア外に移動させるという。
クリミアでは2日、セバストポリに本部がある海軍のベレゾフスキー長官が親ロシア派のアクショノフ共和国首相に忠誠を誓う様子がロシアのテレビで流され、ウクライナ新政権は同長官を解任した。アクショノフ首相は2月末、ロシア軍とみられる武装部隊が占拠した議会で選出され、クリミアに駐留する全ウクライナ軍に自らの指揮下に入るよう求めていた。
ベレゾフスキー氏は前日新政権に任命されたばかりだった。直ちに後任が任命された。海軍内にベレゾフスキー氏に追従する動きはないという。(キエフ=喜田尚)
就任会見発言 籾井NHK会長「言わされた」
2014年3月3日19時43分
就任会見で中立性を疑われる発言をしたことについて、NHKの籾井勝人会長は3日の参院予算委員会で「(記者から)質問を受けたために、結局、まぁ、言わされたというのは言い過ぎですが、そういうことで申し上げた」と答弁した。那谷屋正義氏(民主)の質問に答えた。
また、全理事に辞表を提出させた問題で、辞表を出すべきは会長ではないかとの質問には、「NHK会長の発言の責任を自覚し、会長の職責を全うした い」と述べた。籾井氏は2月の定例会見でも、「(就任会見で)個人的な意見は言わないと申したのですが、執拗(しつよう)に質問されたと思っています」と 話している。
- NHK籾井会長「対応わからなかった」 問題発言めぐり(2/26)
- NHK籾井会長に異例の再注意 経営委「言動慎んで」(2/25)
- 籾井氏「失言したのでしょうか」 NHK経営委で発言(2/23)
- NHK会長、「どこが悪いか」発言説明せず 衆院予算委(2/21)
- NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」(1/26)
「最後通告」でクリミア緊張=サイバー攻撃も-ウクライナ
【モスクワ時事】緊迫が続くウクライナ南部クリミア半島では3日、ロシア軍部隊による占領が最終段階に入った。過去2日間で駐留ウクライナ軍将兵5000人以上が投降したと伝えられ、親欧州連合(EU)派のウクライナ新政権に混乱が広がっている。
トゥルチノフ大統領代行(最高会議議長)は「クリミアでロシア軍の規模が拡大している」と危機感を募らせた。
インタファクス通信は、ロシア黒海艦隊がウクライナ軍将兵に対し、4日午前5時(日本時間同日正午)までに降伏しなければ攻撃すると最後通告したと伝えた。ただ、黒海艦隊当局者はその後、事実ではないと否定しており、情報が錯綜(さくそう)している。
ウクライナへの地上侵攻が近いとの臆測も出ている。ウクライナ外務省によると、ハリコフ、ルガンスク、ドネツクの東部3州との国境付近にロシア軍が兵力を結集。ロシア側のロストフ州ではウクライナ人難民キャンプの準備が進められているという。
一方、ウクライナでは3日、複数の独立系メディアのニュースサイトを狙ったサイバー攻撃が相次いだ。攻撃元は明らかになっていない。(2014/03/04-06:54)
クリミアを事実上掌握=ウクライナ軍に最後通告-米国務長官を名指しで批判・ロシア
【モスクワ時事】緊迫した情勢が続くウクライナ南部クリミア半島では3日、ロシア軍部隊がウクライナ軍の武装解除を進め、事実上掌握したもようだ。イン タファクス通信によると、クリミア半島に駐留するロシア黒海艦隊は同日、半島内に残るウクライナ軍に対し、現地時間4日午前5時(日本時間同日正午)まで に降伏しなければ攻撃すると最後通告した。
ロシア外務省は、クリミア半島での行動を「侵略」と非難したケリー米国務長官の発言は「受け入れられ ない」と反論。住民保護を目的とした行動は「適正かつ合法的だ」と主張し、長官を名指しで批判した。欧米など国際社会からの批判にもかかわらず、ロシアは クリミア支配の確立を急ぐ構えだ。(2014/03/04-00:55)