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北朝鮮、開城で罰則強化=韓国側は反発

2014年07月09日 | 国際 南北朝鮮

北朝鮮、開城で罰則強化=韓国側は反発

 

 【ソウル時事】韓国統一省は8日、南北共同事業の北朝鮮の開城工業団地に韓国側人員が搬入禁止品を持ち込んだ場合の罰則を強化すると、北朝鮮側が6日に通告してきたことを明らかにした。
 開城団地では、韓国側人員がスマートフォンやUSBメモリーなどの搬入禁止品を持ち込み、摘発される例が増えていた。北朝鮮は、これまで罰金を科してきたが、10日からは1~2日間の出入禁止措置を取ると通告してきた。
  これに対し韓国側は8日、「(開城団地の)秩序維持の問題は、一方的な措置ではなく、南北の協議を通じて解決することになっている」と反発し、こうした考 えを北朝鮮側に伝達。双方の立場は食い違っており、今後トラブルに発展する可能性がある。(2014/07/08-18:50)


アングル:忘れ去られるめぐみさんの夫、拉致対応で日韓に温度差

2014年07月06日 | 国際 南北朝鮮

アングル:忘れ去られるめぐみさんの夫、拉致対応で日韓に温度差

2014年 07月 5日 07:55 JST
 
 
 7月3日、日本人拉致被害者の横田めぐみさんの夫、金英男(キム・ヨンナム)さんは母国韓国では、完全に忘れ去られている存在に。写真はヨンナムさんが写った写真を見せる姉のキム・ヨンジャさん。全州で2日撮影(2014年 ロイター/Kim Hong-Ji)







[全州(韓国) 3日 ロイター] - 金英男(キム・ヨンナム)さんが1978年に韓国の西沿岸部で行方不明になったとき、まだ16歳の少年だった。その後、ヨンナムさんは北朝鮮にいることが判明し、日本人拉致被害者の横田めぐみさんと出会い結婚した。

北朝鮮は、2人が娘1人をもうけたが、めぐみさんは自殺したとしている。日本はめぐみさんの消息に関する北朝鮮の説明を受け入れてはいない。一方、ヨンナムさんに関する最後の情報は、北朝鮮で暮らしているというものだった。

だが、この2人に対するそれぞれの母国での受け止め方は全く対照的だ。

拉致されてから35年以上が経過する中、めぐみさんは日本における拉致問題の象徴的存在となった。

安倍晋三首相は在任中の拉致問題解決を掲げており、1日に中国・北京で開催された日朝政府間協議の結果、事態が進展する可能性も出てきた。

一方、韓国拉致被害者500人以上の1人とされるヨンナムさんの存在は、母国で完全に忘れ去られている。

ヨンナムさんの姉キム・ヨンジャさんは2日、インタビューに応じ「安倍首相が解決に向け明らかに努力しているのを見ると、私たちの政府は何をやっているのかと思わざるを得ない」とし、「私たちにできることは何もない」と目に涙を浮かべた。

<スパイ養成の教官>

めぐみさんは、北朝鮮が2002年、スパイ養成を支援させるために1970年━80年代に拉致したと認めた日本人被害者13人のうちの1人。そのうち5人は日本に帰国したが、北朝鮮はめぐみさんを含む残りの8人は死亡したと説明している。

日本政府は拉致被害者として17人を認定しており、死亡したとされる8人と、北朝鮮によって拉致された可能性のある他の行方不明者に関するより確かな証拠を要求している。

安倍首相が拉致被害者の救出を使命とする一方で、韓国政府は自国の拉致問題解決に消極的な姿勢を示している。

韓国政府が拉致被害者家族に対し、北朝鮮の支持者という烙印(らくいん)を押したという批判もある。

2000年当時、金大中(キム・デジュン)大統領による「太陽政策」のおかげで行方不明者への支持が高まり、そうした不名誉は和らいだが、韓国海軍の哨戒艦沈没事件や延坪島(ヨンピョンド)砲撃事件(ともに2010年)が起きて以降、韓国は北朝鮮との対話の扉を閉ざし、拉致問題も立ち消えとなった。

拉致被害者家族の多くは地方の貧困層もしくは労働者階級であり、訴える手段はほとんどないという。韓国人拉致被害者家族会の崔成竜(チェ・ソンヨン)さんは「日本では、拉致被害者家族のもとに政府関係者がやってくるだろうが、韓国政府はそうはしない。ここでは、被害者家族が政府当局者と会うのは事実上不可能だ」と語った。

韓国統一省のある当局者は匿名を条件に、日朝政府間協議を受け、韓国が拉致問題解決に向けて北朝鮮と再び交渉する計画は当面ないとした上で、「政府は人道的見地から、引き続き拉致被害者が帰国できるよう努力する。拉致問題解決の機会があれば、いつでも北朝鮮と対話する」と述べた。

<統一事業>

52歳になるヨンナムさんは高校生のとき、友人らと休日に出かけた島で行方不明になった。姿を消した状況は明らかになっておらず、海で溺れたと考えられた。家族もヨンナムさんが死亡した可能性があるとしていた。

それ故、1990年代初めに訪れた韓国の諜報員2人から、ヨンナムさんは生きて北朝鮮にいると聞かされたとき、姉のヨンジャさんは衝撃を受けたという。「恐ろしかった。北朝鮮にいるなんて全く考えたことがなかった」と当時を振り返った。

ヨンナムさんは2006年、北朝鮮の 景勝地である金剛山で行われた南北離散家族の再会事業で母と姉と対面を果たした。その際、1986年にめぐみさんと結婚したこと、めぐみさんがうつ病など を患い、94年に自殺で亡くなったことなどを話した。また、娘1人をもうけたが、めぐみさんの死後、北朝鮮の女性と再婚したとも伝えた。

また、このときヨンナムさんは自身が行方不明になったときの状況も説明。ボートの中で居眠りして流されてしまい、北朝鮮に助けられたとしているが、韓国では一般的に受け入れられていない。

めぐみさんの両親は今年3月、モンゴルの首都ウランバートルで孫にあたるキム・ウンギョンさんと初めて面会した。

しかし、ヨンジャさんが弟とまた再会できる希望は薄れつつある。ヨンジャさんがヨンナムさんに仕事は何かと尋ねると、「統一事業」と答えた。また「それなら、韓国に来てくれないか」と別れ際に懇願すると、ヨンナムさんは「それは難しいだろう」と答えたという。

(Ju-min Park記者、翻訳:伊藤典子、編集:橋本俊樹)


北朝鮮・拉致問題:制裁一部解除 在日の人ら、貨客船「万景峰」望む声

2014年07月05日 | 国際 南北朝鮮

毎日新聞 2014年07月04日 東京夕刊

 日本政府による北朝鮮に対する独自制裁の解除で、今後の焦点の一つになるのが在日朝鮮人の祖国訪問など に利用されてきた北朝鮮貨客船「万景峰(マンギョンボン)92」の往来再開だ。2006年の入港禁止措置以来、ほとんど母港の東部・元山(ウォンサン)に 停泊し、在日朝鮮人から早期再開を望む強い声が上がっている。ただ、政府は4日の閣議で制裁の一部解除を正式決定したが「万景峰92」の入港禁止は当面継 続する方針だ。

 共同通信によると、「万景峰92」は2日現在、元山港に停泊中。北朝鮮の宋日昊(ソンイルホ)・朝日国交正常化交渉担当大使は3日、北京空港で記者団に往来再開について「実務的に今後、もう少し日本側と協議しないといけない」と語った。

 「万景峰92」は全長約126メートル、船幅約20メートル、9672トン。定員は約350人。 1971年に就航した初代は、在日朝鮮人の帰還事業で北朝鮮に渡った親族を訪ねる目的で建造された。元山にあるのは92年、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総 連)が寄贈した。新潟西港と元山港を約28時間で結び、10年以上前は年20~30回運航していた。

 中国経由の空路より格安で高齢者の体にも楽なうえ、親族に渡す衣類や医薬品などを積むにも便利だった。ただ、不正送金や密輸に使われたとの指摘もあり、公安当局によると、北朝鮮と日本にいる工作員との連絡などにも使われた。

 「万景峰92」の動静が伝えられることはほとんどなく、地元の人は昨年「元々は在日朝鮮人が本国と行き来するために寄贈した船で、他の目的に使うはずがない」と語っていた。また、元山では「往来が再開すれば市内が活気づく」と期待する市民も多い。【工藤哲】


政府黙認、世論は反発=歴史問題で対応要求-韓国

2014年07月01日 | 国際 南北朝鮮

政府黙認、世論は反発=歴史問題で対応要求-韓国

 

 【ソウル時事】韓国政府は、日本の集団的自衛権行使容認を黙認する構えだ。ただ、世論には「右傾化の動き」との反発が強く、政府は日本の丁寧な説明と、歴史問題への取り組みを求めていくとみられる。
 韓国政府は「平和憲法の精神を堅持し、地域の平和安定に寄与しなければならない」とけん制しつつも、表立っては反対していない。米国が支持している上、軍関係者らからは、朝鮮半島有事の際に米軍を後方支援する形で日本の協力を得られるとの期待感もある。
  一方、韓国メディアは「侵略を反省しない日本が戦争のできる国家になることを看過できない」(文化日報1日社説)などと反発している。こうした世論を受 け、韓国政府も「歴史に起因する周辺国の憂慮を解消してほしい」(尹炳世外相)と求めていた。日本政府が従軍慰安婦問題に関する河野洋平官房長官談話の検 証結果を公表した直後だけに、韓国政府も苦々しく受け止めているのは間違いない。
 日本の植民地支配を受けた歴史的経緯から、韓国では自衛隊が朝 鮮半島内に入ることに拒否感が強い。外務省報道官は「朝鮮半島の安保、韓国の国益に影響を及ぼす事項は、われわれの要請、同意がない限り決して容認できな い」とくぎを刺している。(2014/07/01-14:52)


北朝鮮、制裁解除で総連再建へ=「万景峰号」で食い違いも

2014年07月01日 | 国際 南北朝鮮

北朝鮮、制裁解除で総連再建へ=「万景峰号」で食い違いも

 

 【北京時事】日本人拉致被害者らの調査委員会設置に合わせ、日本政府が科している人的往来の制 限、人道目的の船舶の入港禁止、送金などの規制という三つの制裁が解除される。北朝鮮は、在日本朝鮮人総連合会(朝鮮総連)の立て直しを図る考え。ただ、 貨客船「万景峰号」の扱いをめぐり、食い違いが残っている。
 人的往来の制裁解除により、朝鮮総連幹部の渡航が可能になる。北朝鮮当局としては、今後の日朝関係進展もにらみ、「現在の許宗萬議長の指導部に対する指導を強化し、バブル崩壊と拉致問題で衰退した総連をてこ入れしたい」(消息筋)ところだ。
 送金規制も制裁前の水準に戻れば、届け出なしで送金できる額が現在の10倍に上がる。基本的には在日朝鮮人による祖国の親戚への仕送りが想定されるが、総連を通じた組織的な送金により、外貨獲得を図ることも考えられる。
 これに加え、人道目的の船舶の入港禁止解除で、北朝鮮は、万景峰号の運航再開を目指す見通しだ。実現すれば、在日朝鮮人の往来が活発化し、産業や観光の振興にもプラスになる。
 宋日昊日朝国交正常化交渉担当大使は、万景峰号は「人道主義のための国際的船舶」と指摘。6月17日には、総連京都府本部が日本赤十字社京都府支部に対し、「人道的見地からの入港禁止措置解除」を要請するなど、運航復活を求める動きが出始めた。
  ただ、総連は、万景峰号を通じて北朝鮮指導部に大量の現金や贈り物を「上納」していた前歴がある。日本側は人道物資の輸送に限る考えで、万景峰号の復活に は否定的。協議を中断させるほどの強硬な主張はしないとみられるが、「人道目的」の解釈をめぐり議論が難航する可能性がある。(2014/07 /01-14:54)


北朝鮮 人民武力部長を交代

2014年06月26日 | 国際 南北朝鮮
25 6月 2014, 10:30
北朝鮮 人民武力部長を交代

  北朝鮮の人民武力部長(国防相)が、チャン・ジョンナム氏からヒョン・ヨンチョル氏に交代した。聯合ニュースが伝えた。朝鮮中央放送の報道で分かったという。

  ヒョン・ヨンチョル氏は、朝鮮人民軍の元総参謀長。

   人民武力部長交代の理由は伝えられていない。聯合ニュースは、北朝鮮のキム・ジョンウン第1書記は軍首脳部を相次いで交代しており、今回の人事交代は軍における金第1書記の影響力を高める狙いがあると指摘している。

   イタル・タス
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_25/kitachousen-koutai/


韓国団体、北朝鮮と協議

2014年06月25日 | 国際 南北朝鮮

韓国団体、北朝鮮と協議

 

 【ソウル時事】韓国統一省副報道官は25日の記者会見で、山の緑化事業を行う韓国の民間団体の4人が26日に北朝鮮の開城を訪れ、北朝鮮側と南北協力に関し協議する計画を許可したことを明らかにした。
 25日には、韓国・朝鮮語辞典を編さんする事業で、北朝鮮側と話し合うため、韓国の民間団体が開城を訪問。26日には半年ぶりに開城工業団地の南北共同委員会が開催されるなど、民間・実務レベルの南北協議が相次いでいる。(2014/06/25-11:33)


別人を乱射兵士に偽装=メディア憤慨-韓国乱射事件

2014年06月24日 | 国際 南北朝鮮

別人を乱射兵士に偽装=メディア憤慨-韓国乱射事件

 
23日、乱射事件を起こした兵士に見せかけ、病院に運ばれた別人(EPA=時事)

 【ソウル時事】韓国の江原道で起きた乱射事件で、逃走後に自殺を図った兵士(21)が担架で病院に運ばれる際、韓国軍当局が、混乱を避けるために別人を 兵士に見せかけていたことが24日、分かった。多くの韓国メディアは、別人が写った写真や映像をそのまま使い、誤報になったと憤慨している。
 関係者によると、軍当局は23日、治療を急ぐために混乱を避けたいとの病院の依頼を受け、兵士に見せかけて別人が乗った担架を病院正面から入れた。本人が乗った担架は、この間に地下から病院内に運ばれたという。(2014/06/24-20:03)


北朝鮮、生存者の帰還示唆か 既に再調査終了の見方も 2014年6月20日05時00分

2014年06月20日 | 国際 南北朝鮮

 (1面から続く)

 近く開かれる日朝の外務省局長級協議では、北朝鮮側が拉致再調査特別委員会の設置について説明する見通しだ。公式には、まだ調査に向けた動き出しの段階にある。政府はどこまで情報をつかんでいるのか。

 政府関係者によれば、これまでの極秘交渉で北朝鮮側は、交渉次第で生存している日本人拉致被害者らの帰還がありうることを示唆している模様だ。ただ、北朝鮮側の説明の根拠ははっきりせず、正確な人数の把握や生存確認などの作業はこれからだという。

 韓国で起きた北朝鮮によるスパイ事件をみると、最近のスパイ工作の大部分は国家安全保衛部(秘密警察)が担当している。日本側との実質的な交渉を担当する「2代目ミスターX」と言われる人物も同部高官とみられ、日本側は特別委員会に保衛部が加わるよう強く求めている。

 北朝鮮に住む全ての日本人を捜す以上、戸籍などを通じて北朝鮮の住民を管理している人民保安部(一般警察)の協力も必要になる。日本側は、特別委に誰が入るかについて、こうした日本側の要望を反映したものになると予測する。

 ただ、特別委の名簿を見るだけでは、どこまで北朝鮮の協力が得られるかは判断が難しい。2004年当時、北朝鮮の調査委員会責任者として、日本側 と協議した人民保安部の前身・人民保安省の陳日宝(ジンイルボ)局長について、日本側には全く資料がなく、どこまで権限がある人物か最後まで把握できな かった。

 一方、北朝鮮は08年に再調査で合意して以降、水面下で繰り返し、「拉致問題の解決」を訴えており、事実上、再調査に乗り出しているとの見方が根強くあった。「事前に何のカードもなく、交渉に臨む国ではない」(北朝鮮関係筋)との指摘もある。日本政府内でも、再調査は既に終わっているとの声が強い。

 北朝鮮は今後、日本の世論が北朝鮮による「調査結果」を受け入れるかどうか、日本がどの程度の情報を持っているかなどを瀬踏みしながら、手持ちの情報を小出しにしてくる可能性がある。

 日本政府は、拉致問題対策本部が中心になり、拉致被害者らの生存情報を集めてきた。02年の第1回首脳会談当時、北朝鮮が「死亡した」と説明した日本政府認定の拉致被害者数人が生存しているという情報も確保している。

 ただ、そのほとんどは脱北者や北朝鮮と交流がある人間の証言。日本はこの問題で各省庁の「手柄争い」(政府関係者)から、政府内の情報共有が進まず、証言が真実なのかどうかを多角的に検証する作業をほとんどやってこなかった。

 拉致は朝鮮労働党の作戦部や社会文化部など複数の秘密工作機関が、それぞれ独立して行った。こうした機関に所属した担当者の証言も調査に必要だ。だが、北朝鮮にとっては、軍事情報やスパイ活動の暴露につながりかねず、十分な協力が得られるかどうかは見通しが立っていない。

 ■核問題と別扱い、米韓が懸念 日本の国家安保局、機能せず

 日本政府は次回の日朝協議を受けて、北朝鮮に対する独自制裁の一部解除を判断する。

 菅義偉官房長官は今月8日のテレビ番組で、「今回の制裁の解除もそうですが、ここは人道的な問題、対日本だけで判断できるものだけです。ですから拉致と核というものは分けてやっている」と述べ、拉致問題と核・ミサイル問題を別個に扱う考えを示唆した。

 この発言に仰天した韓国政府は、日本の真意を探った。日本の外務省は「核、ミサイルは米韓や国際社会と協力して解決を目指す」という従来の原則を繰り返すにとどまった。

 韓国は核・ミサイル問題の解決を強く唱える一方、北朝鮮に多額の外貨を与える開城(ケソン)工業団地の操業を続けており、韓国政府内には拉致問題の解決を優先する日本の姿勢に理解を示す声もある。ただ、今回は「日本独自の制裁は、拉致問題が契機ではなかった」と指摘し、日本の一部制裁解除そのものに反対している。

 日本は過去、核問題を巡る6者協議で、拉致問題で進展がないことを理由に、合意した支援の分担を拒否したことがある。だが今は、日朝を除く他の4カ国から「北朝鮮が核実験をしても、日本は交渉を続けるのではないか」(協議筋)との不信の声が上がる。

 米国が懸念を深める理由はほかにもある。

 北朝鮮による4回目の核実験騒動が起きた4月、複数の日本政府関係者が水面下で米国側に「核実験が起きれば、日朝協議は中断せざるを得ない」と伝えていた。この説明は現在の日本の姿勢と矛盾しかねない。

 北朝鮮は金正恩(キムジョンウン)第1書記による大規模建設工事ラッシュ、中朝関係悪化による経済の冷え込みなどで、「外貨不足が甚だしい」(日本政府当局者)とされる。このため、日本政府が唱える「人道支援レベル」の対価でも、北朝鮮が拉致問題の解決に応じる、との見方は政府内にも強い。

 ただ、北朝鮮は最近、咸鏡北道豊渓里(ハムギョンブクトプンゲリ)の核実験場で新たな建築物を完工。平安北道東倉里(ピョンアンブクトトンチャンリ)のミサイル発射基地では、北朝鮮が保有する最大規模の弾道ミサイルを発射できるよう、発射台の延伸工事を続行中だ。

 たとえ拉致問題が解決しても、早晩、北朝鮮は核実験や弾道ミサイルの発射に踏み切る、というのが日米韓の一致した見方だ。北朝鮮の対話姿勢について、日本政府関係者の一人は「中国などの圧力で当面核実験ができない以上、日本などとの外交を進めておこう、という意図だろう」と語る。

 こうした状況の中で、日本政府は対北朝鮮政策の練り直しや調整を巡り、国家安全保障局を中心とした作業に着手できていない。

 1月に発足した同局は、外交・安全保障政策の企画立案を担うとされた。だが、安倍晋三首相ら政治家の指示により、同局は集団的自衛権の見直しを巡る国会対策に忙殺されている。拉致問題の情報も外務省に集中し、国家安全保障会議の4大臣会合で戦略を巡る協議ができない状態が続いている。(機動特派員・牧野愛博)

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北朝鮮のKH-35ミサイルは一体どこから?

2014年06月20日 | 国際 南北朝鮮
11:23
北朝鮮のKH-35ミサイルは一体どこから?

朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)のテレビ画像に、ロシア製のミサイルKH-35(3М24 «ウラン»)に驚くほど外観が似ている新型対艦ミサイルが映し出され、アジアの軍事専門家の間で大きな反響を呼んだ。

 KH-35は、現代の戦艦が備える対空防衛システムを凌ぐ能力を持った、効果的でかつ高精度の巡航ミサイルとして知られている。しかし、この兵器が北朝鮮に現れた経緯について、ロシア戦略・テクノロジー分析研究所のカーシン研究員も指摘するように「あまりに謎が多い」。

  このミサイルと共に北朝鮮には、自国の海岸からかなり離れた海上の艦船を攻撃するための、有効な手段が出現する可能性がある。この種のミサイルの改良型の 場合、到達距離は260キロを超える。原則的にKH-35は、射程距離を長くした巡航ミサイルを製造するための出発点として役立つ。そうしたミサイルは、 地上の標的を攻撃する際に利用できるだろう。それを考えると、今回のようなミサイルの出現は、韓国にとって不快なニュースだ。

  しかし、ここで一つ疑問が生じる。北朝鮮は、このミサイルの生産技術をどこから手に入れたのか、という疑問だ。なぜならロシア製のKH-35は、これまで 一度も北朝鮮に供与された事がないからだ。専門家らは、KH-35ミサイル設計の詳細は、このミサイルを以前に買った発展途上国のどこかから、十中八九手 に入れたのではないかと考えている。北朝鮮が、自国の専門家の手元にあるKH-35設計に関する情報と、例えばイランを通じて手に入れた中国のテクノロ ジーを基にして、ミサイルを製造したのではないかと考えられる。イランは現在に至るまで、KH-35と同じクラスのYJ-82を含め、少なくとも4つのタ イプの中国の対艦ミサイルのライセンス生産をしている。

   国際的な制裁措置により孤立の中にある北朝鮮は、自国の軍備近代化のための技術を. 通常とは違った方法で、必ずしも合法的とは言えない形でも手に入れなくてはならない。他方、北朝鮮の最も成功裏に進んでいる、野心的なここ最近の技術プロ ジェクトのいくつかは、イランやパキスタンなど、やはり野心的な軍事プログラムを持ち、軍事技術交流において比較的孤立している国々との直接協力により実 現されてきた。

   そうした共同プログラムとして挙げられるものは、北朝鮮の新型地対空ミサイルKN-06や「ムスダン」など若干の弾道ミサイルだ。少し前、北朝鮮は、イタ リアOTOメラーラ社の76-мм砲の複製である艦載砲の生産を開始したが、それらの設計書類は、恐らく、すでに10年以上同様の兵器を利用しているイラ ンから得たのではないかと予想される。

   現時点で、我々は、北朝鮮のミサイル力に関し何もわかっていない。しかしKH-35について言うなら、それは、高いノイズ耐性を有し、20キロ先の標的を 捕捉する能力を持ったレーダーホーミングが装備されている可能性がある。また効果的なターボジェットエンジンも、KH-35の重要なシステムだ。例えば精 密レーダ高度計のおかげで、ミサイルは海上10-15メートルの高さで飛行できる。ただそうした物は、基礎的なエレクトロニクス・ベースにアクセスした り、特殊な材料や部品が手に入らなければ複製できない。外からの援助なく北朝鮮の工業力で、そうした部品を生産できるかどうかについては、極めて疑問であ る。
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/2014_06_20/273737017/


よど号メンバーの拉致容疑は政治的なフィクションの可能性がある

2014年06月12日 | 国際 南北朝鮮

よど号メンバーの拉致容疑は政治的なフィクションの可能性がある

投稿日: 2014年06月11日 19時18分 JST 更新: 2014年06月11日 20時46分 JST
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■平壌の風景はカーキ色。道路は広い。でも走る車は少ない

平 壌へと向かう機内の乗客の半分以上は、意外にもヨーロッパからの観光客だった。北京からはおよそ二時間のフライト。機内食は紙に包んだハンバーガーひと つ。トマトもレタスも挟まれていない。ただしビールは自由に飲める。ビールを飲んでからハンバーガーを一口齧れば、少し変わった味だけど、決してまずくは ない。不思議においしい。何だろう。ひょっとしたら添加物や化学物質の味かもしれないけれど、何となく懐かしい味なのだ。

空港では少し緊張した。なぜなら税関や入国審査の職員たちの制服が軍服に見える。実際に街には軍人が多い。しかも一般男性の多くは人民服を着ているから、遠目にはやっぱり軍人と見分けがつかない。

つまり平壌の第一印象はカーキ色。道路は広い。でも走る車は少ない。数時間前までいた北京の道路はとにかく車だらけで慢性的な渋滞状態だったから、その違いを強く感じる。バスの数も多くない。ならば移動はどうするか。

平壌市民はとにかく歩く。なぜか自転車も少ない。ひたすら歩く。ハンドルを握る若林盛亮さんが、後部座席の窓ガラスに顔を押しつけるようにして街を眺める僕に、「彼らは一時間や二時間くらいは平気で歩きますよ」と教えてくれる。

写真では何度か見たチュチェ思想塔が見えてきた。その近くには例の金日成の巨大な銅像がそびえている。横にもう一人いる。金正日だ。そうか。死んだから銅像になったのか。ならば金正恩の銅像はまだ先だ。

そ んなことを思いながらも、「たぶんこの国では、そんなことを思ったとしても公の場で口にしたらいけないのだろう」とも考える。金日成と金正日、そして金正 恩は、この国では特別な位置にいる。別にそれが異常だとは思わない。先の大戦が終わるまで日本もそうだった。天皇の御真影は学校などに配置され、その前を 通るときに職員や児童は最敬礼を強要された。学校が火事になって御真影が焼けたときは、校長が割腹自殺した。守ろうとして焼死した校長については、新聞は 美談として大きく伝えている。

それらすべてが無理矢理だったとは思えない。自殺はともかくとして最敬礼くらいは当然のこととしていた人が大半だったはずだ。指導者への過剰な崇拝は人の(本能的な)属性のひとつなのだと思えば異常ではないけれど、それによって多くの人が苦しんでいるのなら尋常でもない。

■拉致問題の背景には、強く政治的な意図が働いている

「まずは日本人村へ行きます」

ハンドルを握りながら若林さんが言う。「森さんは今日と明日はホテルですね。通訳がつきますから、たっぷり観光してください」

そ う言ってからミラーに映る若林さんはにっこりと笑う。白くなりかけた頭髪は短く刈り揃えられていて小柄な体躯はリタイアした元スポーツ選手のように引き締 まっているけれど、彼は1970年に起きた日航機ハイジャック事件の犯人の一人だ。いわゆる「よど号ハイジャック事件」。そのときのメンバーは9人だが、 今も平壌に暮らしているのは、若林さんも入れて4人になった。僕の横に座っているのは、グループの現在のリーダーである小西隆裕さんだ。迎えに来たもう一 台の車には、魚本公博さんと赤木志郎さんが乗っている。そして日本人村では、二人の女性が僕たちを待っている。グループのリーダーで赤軍派幹部だった田宮 高麿(1995年に病死)の妻だった森順子さんと、若林さんの妻である佐喜子さんだ。

かつて世界革命戦争を起こすためにハイジャックを行っ た彼らは今、自分たちの思想と行動の過ちを認め、刑に服する覚悟で帰国の準備をしていた。でも帰るに帰れない事態が発生した。日本人拉致に関与していたと の容疑で、彼らのうち3名に逮捕状が出されたのだ。2007年。第一次安倍内閣時代だ。このときに共同通信が配信した記事(6月14日)を以下に引用す る。

1980年に松木薫さん=失跡当時(26)=と石岡亨さん=同(22)=が欧州から北朝鮮に拉致された事件で、警察庁は9日までに、警 視庁公安部が結婚目的誘拐容疑で逮捕状を取った森順子容疑者(54)と若林(旧姓黒田)佐喜子容疑者(52)について、国際刑事警察機構(ICPO)を通 じ国際手配した。(略)調べでは、森容疑者らは田宮元幹部の指示を受け、1980年5月上旬、スペイン・マドリードで松木さんと石岡さんを旅行に誘い、同 年6月初めごろ、北朝鮮に連れ去った疑いが持たれている。

この国際手配に現在は、ハイジャックのメンバーである魚本さんも加えられている。ハイジャックだけならば罪に服したとしても十数年。ならばいま帰ればぎりぎり間に合う。人生の最期は故国で過ごしたい。そう考えていた彼らは、この容疑で帰るに帰れなくなった。

ネッ トなどで調べると、彼らが拉致工作に加担していたことはほぼ間違いないとの記述を散見する。でも本当にそうだろうか。例えば1996年に偽ドル札偽造容疑 で逮捕されてタイに移送されたメンバーの一人である田中義三(2007年に大阪医療刑務所で病死)は、その後の裁判で無罪が確定している。逮捕時にはよど 号メンバーが北朝鮮の国家テロ工作に加担していたとして大きく報道されたが、無罪判決の報道はとても少ない。その結果として「彼らは北朝鮮のテロに加担し ている」とのイメージは、日本国民の多くに刷り込まれている(だいたいドル偽造は犯罪ではあってもテロではない。安易にテロを使いすぎる)。

い ずれにせよ彼らへの容疑である結婚目的誘拐罪の背景には、相当に強く政治的な意図が働いている。これは断言していいと思う。そもそも拉致問題は、オウムに 続いて日本の世相を大きく変えたイシューだ。サリン事件によって不安と恐怖を激しく喚起された日本社会は、高揚する危機意識の標的として、長く日本人拉致 を続けてきた北朝鮮を発見した。911後のアメリカを挙げるまでもなく、国民が危機意識を抱いたとき、仮想敵への強硬な姿勢を主張する為政者は強く支持さ れる。だからこそこの問題を政治的に利用しようとする人や勢力が現れる。そして拉致問題は実際に、彼らにとっては強い追い風になった。異を唱える人は激し く批判された。その程度の認識は持ったほうがいい。

滞在中は二日だけホテルに泊まってからは、日本人村の宿舎に寝泊まりした。文字どおりよ ど号メンバーと寝食を共にした。疑惑についてはいろいろ質問したし話し合ったが、自分たちは無関係であるとの彼らの主張に、揺れやブレはまったく感じられ なかった。何かをごまかしたり隠そうとしている人の言動や表情ではない。

ジャーナリストではないが、ドキュメンタリー撮影や取材でそれなり に場数は踏んでいるつもりだ。第三者からは「森も洗脳されたのか」などと言われるかもしれないが、これはとても強い実感だ(だいたい洗脳とはそんな簡単に できるものではない)。少なくとも拉致疑惑については、彼らは無関係だと思う。いやそもそもこの疑惑そのものが、壮大なフィクションである可能性が高い。

もちろん心証だけではない。他にも彼らがシロであることの根拠は複数ある(ただしこれから国賠訴訟が始まる可能性があるので、ここには書けない)。とにかく拉致疑惑についてはここまでにする。

■日本もそうだった。すべてが無理やりだったとは思えない

初 めての北朝鮮ということで、いろいろ案内してもらった。チュチェ思想塔や人民大学習堂、軍事パレードなどで有名な金日成広場や、金日成と金正日の銅像がそ びえる万寿台大記念碑。金日成の生家である万景台では、金日成の祖母が使っていたという杖などが展示されていて、なぜこれを見なくてはならないのかと困惑 した。開園されたばかりの凱旋青年公園(要するに遊園地)では、金正恩が最初に乗ったという絶叫マシンには乗らなかったが(高所恐怖症である僕には絶対無 理)、ジェットコースターには乗った。もっともほとんど目をつぶっていたけれど。

食事は美味しかった。ほぼ毎日、夜はビールと焼酎を飲ん で、最後は冷麺のコース。やはり最近開園したばかりらしいムンス・ムルノリジャンにも行った。温水プールやウオータースライダーのある巨大アミューズメン ト・パークだ。正面の扉が開くと、いきなり等身大の金正日の蝋人形が目の前で笑っている。人民服を着たカーネル・サンダースかと本気で思った。写真を撮ろ うとカメラをかまえたら、横に立っていた衛兵から強い調子で叱責された。どうやらお辞儀をすることが作法らしい。うーむ。でも仕方がない。古い格言ではあ るけれど、郷に入っては郷に従えだ。

これは帰国してからの話だけど、一般国民と話はできたのかと、多くの人から何度も訊かれた。答えはイエ ス。ガイド(兼通訳)は確かに一緒に行動するけれど、「じゃあここからは好きに行動してください」と言われたことは一度や二度ではない。ガイドのキャラク ターにもよると思うけれど、撮影も比較的自由にできた。ガイドとのこんな会話を覚えている。

「一般市民を撮ってもいいですか」

「その人が了解したならOKです。でも嫌がったらやめてください」

「わ かりました」と頷きながら、それってどこの国においても当然のルールというかマナーじゃないかと気がついた。ただし話しかけたときの一般国民の表情は一様 に固い。午前八時くらいにカメラを手にして住宅街をうろついたときは、道を行く多くの人にじっと睨まれて困った。外国人がひとりで街を歩いてはいけないと の規則は確かにあるらしいので、もしも当局に通報されても文句は言えないのだ。実際に拘束された外国人は少なくない。多くの人の視線を背中に感じながら速 足でホテルに戻れば、ガイドと若林さんがにこにこしながら待っていた。

今の朝鮮(北朝鮮はあくまでも日本の呼称)をどう思うかと訊ねれば、 ほとんどの平壌市民は「素晴らしい指導者がいるから安心だ」的なことを言う。日本にいるときは建て前で言わざるを得ないのだろうと思っていたけれど、何人 もの人に話しかけて実感したことは、彼らは本音でそう思っているということだ(ただし地方についてはわからない)。レストランのカラオケで歌声を披露して くれた給仕の若くて綺麗な女性は、マイクを手に金正恩を称える『我々はあなたしか知らない』を唄いながら、感極まったようにぼろぼろ涙を流していた(この ときは歌のタイトルを僕は「我々はあなたなんか知らない」と言い間違えて、よど号メンバーのみんなに大笑いされた)。

洗脳やマインドコントロールという言葉は安易に使いたくない。海外からの情報はほとんど入らないこともあるだろう。何よりも冒頭に書いたように、先の大戦が終わるまでの日本もそうだった。

■でも何か腑に落ちない。何とかしたい。何とか変えたい

北 朝鮮に来る直前、僕は鹿児島の知覧特攻平和会館に足を運んでいた。大君(天皇)と日本のためなら自分の命などいくらでも捨てられると書かれた多くの遺書を 見た。そもそも検閲があったし遺書には雛形があって本音とは違うとの説もあるけれど、でも実際に国のために死ぬことは当たり前と思っていた若者が少なから ずいたことは確かだろう。ところが体制が瓦解すれば、憑きものが落ちたように意識も一気に変わる。人はそういう生きものなのだと考えたほうが腑に落ちる。 そしてこんなときに燃料になるのが、外から自分や同胞や国を脅かそうとする外敵だ。

戦勝記念館(要するに戦争博物館)にも行った。北朝鮮にとっての今の仮想敵国はアメリカ。何しろ朝鮮戦争はまだ終わっていない。だからこそ敵の脅威を強く掲げる。これでもかとばかりに仮想敵の残虐さや異常さを強調する。

侵 略に対しては断固戦う。自衛のため。国を守るため。家族を守るため。愛する人を守るため。敵は凶暴なのだ。敵は容赦ない。大義はこちらにある。だからこそ 戦う。・・・そんなメッセージに溢れた多くの展示を眺めながら考える。現状分析が正しいかどうかはともかくとして、自衛のためには戦わざるを得ないとの理 屈は、日本の現政権の主張とほぼ変わらない。

結局のところは自衛の意識なのだ。こうして人は戦争を起こす。互いに相手が悪いと言い合いなが ら。互いに侵略されたと主張し合いながら。視聴率や部数を上げようとするメディアのそんな報道に国民は眦を吊り上げ、支持率を上げようとする為政者は強気 であることを誇示しようとする。911以降のアメリカを例に挙げるまでもない。人類はそんな歴史をくりかえしている。

旅の終わりに僕が抱い た北朝鮮の印象は、一言にすれば北京との往復の機内食のハンバーガーだ。食べてみると意外においしい。でも何か腑に落ちない。何かが決定的に違う。政治的 指導者の蝋人形にお辞儀などしたくない。あまりに軍人が多い。兵器や銅像に使うお金があったら他に使い道があるはずだ。職場や学校などの集団レベルで行動 することがとても多い。男だけど髪を長く伸ばしたい。本音では髪くらいはどうでもいいけれど、でもそのどうでもいいことを強制されたくない。ネットで世界 の情報を知りたい。YOUTUBEでいろいろ見たい。自国を愛するがゆえに批判もしたい。やっぱり腑に落ちない。少なくとも暮らしたい国ではない。変わっ てほしい。何とかしたい。何とか変えたい。

そんなことを思いながら、再び北京経由で帰国した。戻ればまさしく中国と北朝鮮の危機を煽りながら、集団的自衛権の必要性を首相がテレビで力説していた。

(『経Kei』(ダイヤモンド社)2014年6月号より一部修正して転載)


中国逃亡画策し10億円提示=沈没客船のオーナー-韓国

2014年06月11日 | 国際 南北朝鮮

中国逃亡画策し10億円提示=沈没客船のオーナー-韓国

 

 【ソウル時事】韓国の聯合ニュースは10日、客船「セウォル号」沈没事故に関し、横領などの疑いで指名手配されている運航会社の事実上のオーナー、兪炳彦容疑者が、中国への逃亡を画策し、密航ブローカーに成功報酬100億ウォン(約10億円)を提示したと伝えた。


〔写真特集〕韓国旅客船沈没事故


 仁川地検は5月22日に兪容疑者の逮捕状を取ったが、容疑者は自ら率いる新興宗教団体の信者らの助けを借りて逃亡を続けている。
  聯合によると、兪容疑者は現在、韓国南西部の全羅南道に潜伏し、密航ブローカーに次々と接触しているもよう。6月初めには、容疑者側の人物がブローカーに 中国などへの密航を打診し、成功報酬100億ウォンを持ちかけたという。通常、中国への密航費用は1000万~2000万ウォンが相場で、破格の提示だ。 (2014/06/10-18:19)


金第1書記が涙=幹部養成校生徒の歓迎受け-北朝鮮

2014年06月07日 | 国際 南北朝鮮

金第1書記が涙=幹部養成校生徒の歓迎受け-北朝鮮

 

 【ソウル時事】7日の朝鮮中央通信によると、北朝鮮の金正恩第1書記は6日、抗日パルチザン活動に参加した革命家の家庭の子息らが学ぶ平壌の万景台革命学院を訪問した。金第1書記は生徒たちの熱烈歓迎を受け、涙を見せた。金第1書記が公の場で涙を流すのは珍しい。
 記念撮影が終わり金第1書記が立ち去ろうとすると、生徒たちが感激の涙を流しながら「お父さん元帥様!」「お父さん!」と呼び、近寄ってきた。金第1書記も涙がこみ上げてきて、目頭をハンカチで拭ったという。
 万景台革命学院はエリート養成校で、幼稚園から高校までの課程がある。金第1書記は「党と革命を守る最前線には、いつも万景台の息子たちが立っていなくてはならない」と呼び掛けた。(2014/06/07-10:53)


北朝鮮:招請があれば訪日に前向き

2014年06月02日 | 国際 南北朝鮮

毎日新聞 2014年06月02日 12時47分(最終更新 06月02日 13時43分)

スウェーデンでの日朝協議後、経由地の北京で報道陣の質問に答える北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使=2日(共同)
スウェーデンでの日朝協議後、経由地の北京で報道陣の質問に答える北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使=2日(共同)

 北朝鮮の宋日昊・朝日国交正常化交渉担当大使は2日、「われわれは今まで日本側の要請を断ったことはない」と述べ、日本政府の招請があれば訪日を前向きに検討する意向を示した。平壌への出発前に中国・北京の空港で記者団に語った。

 日朝合意を受け、日本側も拉致問題再調査の検証要員を訪朝させる方針で、拉致被害者などに関する北朝鮮の特別調査委員会設置など合意内容が順調に履行されれば、日朝の関係者往来が活発化する可能性が出てきた。

 宋氏は前向きな姿勢を見せた上で、「双方が今後、誠実に努力することが重要だ」と述べ、日本側にも制裁緩和など合意内容の履行を促した。(共同)


手抜き工事防止で部署新設?=高層住宅崩壊受け-北朝鮮

2014年05月19日 | 国際 南北朝鮮

手抜き工事防止で部署新設?=高層住宅崩壊受け-北朝鮮

 

 【ソウル時事】北朝鮮の朝鮮中央通信は19日、金正恩第1書記の病院視察を伝える記事で、馬園春 労働党財政経理部副部長を、国防委員会設計局長と紹介した。国防委設計局は初めて登場する部署。平壌で23階建ての高層住宅が崩壊し、多数の死者が出た事 故を受け、手抜き工事を防止するために新設したとの見方が出ている。
 朝鮮中央通信は18日、事故について「住宅の施工をいいかげんに行い、その 監督、統制を正しく行わなかった」と指摘していた。韓国の鄭成長・世宗研究所首席研究委員は設計局について「崩壊事故後、手抜き工事を防ぎ、安全な設計を 徹底するため新設した組織とみられる」と指摘した。(2014/05/19-16:45)