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リビアに再び内戦の危機、武装勢力の対立が激化

2014年07月16日 | 国際 アラブ

リビアに再び内戦の危機、武装勢力の対立が激化

2014年07月16日 16:44 発信地:トリポリ/リビア

【7月16日 AFP】リビアの首都トリポリ(Tripoli)の国際空港周辺で発生した武装勢力同士の衝突により、同国が再び内戦状態に陥る恐れが出ている。リビア政府は15日、治安回復に向け国際部隊の派遣要請について検討中であることを明らかにした。

 トリポリの国際空港は、空港を管理していたリベラル派の民兵組織「ジンタン(Zintan)旅団」をイスラム武装勢力が襲撃したことを受け、13日から閉鎖されている。空港は翌14日夜にも襲撃を受け、当局によると警備員1人が死亡、6人が負傷した。

 リビア政府はその直後、「治安回復と政府による統治の支援を目的とした、国際地上部隊の派遣要請の可能性について検討している」と表明した。

 アナリストらは、今回の衝突が先月25日に実施された議会選挙の暫定結果に関連しているとみている。イスラム勢力が大半を占めていた議会は、権力 の独占を図ろうとしているとの批判を受けてきており、今回の選挙によって議席の大半がリベラル派議員に置き換えられることが予想されている。だが、選挙で の不正を指摘する声が上がっており、その一部は選挙管理委員会にも認められている。

 リビアでは、2011年に北大西洋条約機構(NATO)軍による軍事介入でムアマル・カダフィ(Moamer Kadhafi)大佐の独裁政権が崩壊して以降、国内に大量の武器が流通し、新たに発足した暫定政権は強力な軍や警察の確立に奮闘してきた。その間に野放しとなった元反体制派グループが互いに対立し、現在も衝突を繰り返している。

 反カダフィ派政治勢力に所属していたオスマン・ベン・サシ(Othman Ben Sassi)氏は国内の現状について、政府が「迅速に対応し、衝突を封じ込めることができなければ、内戦に陥る可能性がある」と警告している。(c)AFP/Imed LAMLOUM


イスラエル、ガザ空爆を継続=シリア、レバノンからロケット弾

2014年07月14日 | 国際 アラブ

イスラエル、ガザ空爆を継続=シリア、レバノンからロケット弾

 
14日、イスラエル軍の空爆で破壊されたパレスチナ自治区ガザ市(AFP=時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍は14日未明(日本時間同日午前)、パレスチナ自治区ガザへの空爆と砲撃を継続、イスラム原理主義組織ハマスの訓練施設 などを攻撃した。イスラエルのメディアによると、同国政府は13日に開いた治安閣議で、ガザへの地上侵攻に備え、ガザ境界地帯への部隊の増強を続けること を決定。地上部隊の投入についてはまだ決めておらず、それまでは空爆を続ける意向だという。


〔写真特集〕イスラエル ガザ攻撃2014


 ハマスが実効支配するガザからイスラエルに向けたロケット弾攻撃の勢いは弱まっておらず、8日の戦闘開始以降、約940発のロ ケット弾が発射された。イスラエル軍は13日朝、発射拠点などの破壊のためガザ北部への大規模攻撃を警告。約1万7000人の住民が自宅からガザ市内へ避 難した。
 ガザの救急当局によると、パレスチナ側の死者は172人、負傷者は約1230人となった。
 停戦に向けた外交努力も続いている。ロイター通信によると、ケリー米国務長官は13日、イスラエルのネタニヤフ首相と電話会談し、ガザでの戦闘激化に対する懸念を示した上で、「停戦の仲介をする準備ができていることを強調した」という。
  また、ドイツのシュタインマイヤー外相が14~15日にイスラエルなどを訪問し、ネタニヤフ首相やアッバス・パレスチナ自治政府議長と会談する予定。ハマ スとイスラエルは2011年、ドイツなどの仲介で、ハマスが誘拐したイスラエル人兵士1人と引き換えにパレスチナ人囚人ら約1000人の釈放で合意した経 緯がある。
 一方、イスラエルの隣国からのロケット弾着弾も相次いでいる。イスラエル軍によると、13日夜、シリアから発射されたロケット弾1発 がイスラエルの占領地ゴラン高原に着弾。14日未明には、レバノン南部からイスラエルに向けてロケット弾数発が発射された。イスラエル軍は両国側に、報復 として砲撃を加えた。レバノンからのロケット弾は8日以降で3度目。(2014/07/14-12:48)


空港で激しい戦闘=イスラム過激派が襲撃-リビア

2014年07月13日 | 国際 アラブ

空港で激しい戦闘=イスラム過激派が襲撃-リビア

 

 【トリポリAFP=時事】リビアの首都トリポリの国際空港近くで13日、空港を掌握する武装勢力にイスラム過激派が攻撃を仕掛け、激しい戦闘が起きた。空港敷地内にもロケット弾が撃ち込まれ、離着陸に支障が出た。
  リビア議会のイスラム政党系の武装組織と考えられている過激派が、フェイスブックを通じて空港襲撃を認めた。空港を掌握しているのは、トリポリ南西のジン タンで結成された武装勢力で、イスラム過激派による権力掌握に抵抗する議会リベラル派を支持している。(2014/07/13-17:44)


ガザ空爆、死者数100人超に=ハマス、空港への攻撃警告-増える民間人被害

2014年07月12日 | 国際 アラブ

ガザ空爆、死者数100人超に=ハマス、空港への攻撃警告-増える民間人被害

 
イスラエル軍の空爆で破壊されたパレスチナ自治区ガザの住宅=11日(EPA=時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザへの攻撃で、ガザの保健省は11日、パレスチナ人の死者数が102人に達したと明らかにし た。イスラエルの軍事作戦開始から4日目を迎え、停戦を求める国際社会の声が大きくなっているが、双方にまだ攻撃をやめる気配は見られない。
 イ スラエル軍は作戦を開始した8日以降、武装勢力の拠点など1000カ所以上を攻撃。パレスチナ人の死者の中には女性や子供約40人も含まれ、負傷者は 670人以上に上る。イスラエル側は、ガザを実効支配するイスラム原理主義組織ハマス指導者の拠点などが標的だと説明しているが、民家や公共施設の被害も 増えている。(2014/07/11-22:57)


スンニ派囚人255人処刑=イラク政権が報復-国際人権団体

2014年07月12日 | 国際 アラブ

スンニ派囚人255人処刑=イラク政権が報復-国際人権団体

 

 【カイロ時事】国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウオッチ(HRW、本部ニューヨーク)は11日、声明を出し、イラクのイスラム教シーア派を支持基盤とするマリキ政権側の部隊が、スンニ派の囚人少なくとも255人を超法規的な形で処刑したと表明した。
 HRWは、イラク各地の住民証言などを基に、スンニ派の過激組織「イスラム国」が北部モスルへの攻撃を開始した6月9日以降、モスルを含む六つの都市や村で虐殺が行われたと指摘した。(2014/07/12-06:15)


イスラエル軍、ガザ本格攻撃=地上戦も視野-予備役最大4万人招集

2014年07月09日 | 国際 アラブ

イスラエル軍、ガザ本格攻撃=地上戦も視野-予備役最大4万人招集

 
8日、イスラエル南部アシュドッドで、発射された対空防衛システム「アイアンドーム」の短距離ミサイル(AFP=時事)

 【エルサレム時事】イスラエル軍は8日、イスラム原理主義組織ハマスが実効支配するパレスチナ自治区ガザからのロケット弾攻撃などを阻止するため、本格的攻撃を開始した。和平交渉が停滞したパレスチナ情勢は、再び重大局面を迎えた。
  イスラエル軍は今回の軍事行動を「境界防衛作戦」とし、8日未明以降、ガザにあるハマス戦闘員の自宅のほか、ロケット弾発射拠点や訓練基地など約150カ 所に対し空爆などを実施。ガザの医療当局者によると、ハマス戦闘員ら少なくとも13人が死亡、90人が負傷したもよう。犠牲者には少年2人も含まれている という。
 一方、軍によると、この日ガザから130発以上のロケット弾がイスラエルに向けて発射された。
 イスラエルのネタニヤフ首相は、軍トップらとの会議で「ハマスが(事態の)深刻化を選んだ」と述べ、本格的な戦闘態勢に入るよう指示していた。AFP通信によると、軍当局者は、地上軍による侵攻も含め、あらゆる選択肢を検討していると明らかにした。
 イスラエルのメディアによると、政府は8日、地上戦に備え、最大約4万人の予備役を招集することを決定。既に約1500人が招集されている。
 ハマス側は「すべてのイスラエル人が標的になる」と警告。パレスチナ自治政府のアッバス議長も8日、作戦を即座に中止するよう要請するとともに、国際社会に対してイスラエル政府に圧力をかけるよう訴えた。(2014/07/09-01:24)


焦点:イラク首都で進攻に備える過激派要員、政府は摘発に躍起

2014年07月06日 | 国際 アラブ

焦点:イラク首都で進攻に備える過激派要員、政府は摘発に躍起

2014年 07月 6日 16:34 JST
 
 

[バグダッド 3日 ロイター] - イラクで攻勢を強める過激派組織は、首都バグダッド進攻に備え、指令ひとつで一斉に攻撃を開始する「潜伏要員」を首都中心部に送り込んでいるほか、周辺部 からなだれ込む「支援部隊」を準備している。米国とイラクの安全保障当局者の話から明らかになった。

スンニ派過激派組織「イラクとレバントのイスラム国(ISIL)」は、わずか3週間でイラクの北部と西部にまたがる地域を掌握すると、人口700万人の首都バグダッドへの進撃を続けると宣言した。

イラク政府は首都を守るべく、スンニ派潜伏要員の摘発を進めており、これにはシーア派の民兵組織も加わっている。ただ、スンニ派住民の中には、こうした摘発はスンニ派を脅かす目的で行われていると主張する者もいる。

政府当局者は、過激派の総攻撃が実行に移される時を指して「ゼロ・アワー」と呼んでいる。

イラク政府の安全保障担当高官によると、潜伏要員のうち、およそ1500人がバグダッド西部、さらに1000人が郊外で息をひそめ、その時を待っているという。

こうした潜伏要員の主な目的は、米国が設置した安全地帯で、政府庁舎が集まる「グリーン・ゾーン」に侵入し、宣伝的な勝利をあげることに加え、バグダッド西部や周辺地域に拠点を築くことにあると、この高官は指摘する。

「彼らは一帯を占拠したら、手放そうとはしないだろう。バグダッド西部の潜伏要員たちは準備も入念で、いつでも動き出せる」と高官は語った。

自らをこうした潜伏要員だと語るアンバール県出身の男は、労働者として普段はバグダッドで働く傍ら、ひそかに自身が所属するスンニ派過激派組織のために情報収集を行っているという。そして男は、首都進攻の日は近いと語る。

「準備はできている。すぐにでも攻撃に移せる」。アブ・アフメドと名乗るこの男は、公の場でロイターの取材に応じ、周囲を警戒しながら、そう答えた。

30代半ばのアフメドは、かつて「1920革命旅団」という過激派に属していたという。2010年に一度現役から退いたものの、昨年、 再び武器を取るようになった。その理由についてアフメドは、シーア派中心の政府によるスンニ派への弾圧に激怒したからだと話した。そしてアフメドはスンニ 派武装勢力や部族の民兵らで構成される「軍事評議会」に加わった。

アフメドの話の全てを検証することは不可能だが、ロイター記者はアフメドの身元については特定している。

アフメドはISILのメンバーではない。そして大勢のスンニ派民兵同様、彼もまた、一方的にイスラム国家樹立を宣言したISILに対し て、相反する二つの感情を抱えている。多くのスンニ派武装勢力がすでにアルカイダとは袂を分かち、攻勢を強めるISILの下に再結集している。だが同時 に、民間人を虐殺し、シーア派を異端者扱いするISILの手法を嘆かわしくも感じている。

旧フセイン政権の残党も加わったというアフメドのグループは、ISILをある面では支持している。アフメドは「ISILには良い奴もいるし、悪い奴もいる」とし、その「良い奴ら」と目的を共有しているのだという。

<潜伏要員を監視>

イラク政府の報道官を務めるカシム・アッタ中将は、潜伏要員の行動を追跡するスパイを送り込んでいることを明かし、首都防衛に自信を示した。「われわれは彼らを毎日注意深く監視し、追跡している。またすでに何人かを逮捕した」と述べた。

過激派の抵抗が見られるのは、いまのところスンニ派住民が多い地域が中心で、シーア派が多数を占め厳重に武装したバグダッドを奪取しよ うとする試みは、過激派にとって難しい攻撃となるだろう。シーア派だけでなくスンニ派の住民も、過激派がバグダッドを攻撃したら対抗すると話す。

2006年から07年にかけて起こった同国最悪の宗派対立で、バグダッドは主戦場と化した。スンニ派、シーア派、米軍の間で繰り広げられた戦闘により数万人が死亡。

その結果、数百万人が首都から逃れたほか、大勢の人が住居を失った。それまで両宗派の住民が共存していた地域は、どちらか一方の宗派によって占められるようになった。

米情報当局の高官によると、米政府は、ISILがバグダッド進攻に向けて部隊の形成プロセスを進めており、組織化された自爆攻撃を行う可能性があるという情報を入手している。

また他の米政府当局者らは、ISILがバグダッド全域を攻略するには、組織が拡張し過ぎてしまう可能性があるとして、まずはスンニ派の地区を掌握し、爆弾攻撃で混乱を拡大していくシナリオの方が現実味が高いとみている。

一方、ISILはバグダッドを制圧し、現政権を追放する作戦をすでに練ってあると主張する。「われわれはやがてゼロ・アワーの指令を受 けるだろう」と語るのは、電話取材に応じたISILの構成員。この構成員によると、イラク政府による散発的なインターネット遮断にもかかわらず、バグダッ ドの潜伏要員とメールで交信を続けているという。

<新たな遺恨>

目下のところ、政府と潜伏要員の間では、追いつ追われつの状態が続いている。アフメドの証言では、組織のメンバーは治安部隊や政府官 庁、そしてグリーン・ゾーンの中にも潜んでいるという。アフメドたちは、政府の治安組織やシーア派民兵による「内通者狩り」をうまくかわそうとしている。

アフメドは「最近は、とりわけ元軍人や、米軍に拘留されたことがある人物を中心に、拘束される人が増えた。警察の特殊部隊や民兵によって自宅を急襲され、その後は消息不明になってしまう。留置施設を訪ねても、彼らはそこにいない」と語る。

アフメドたちはこれまでに、拘束された仲間のうち12人の救出に成功した。時には2万ドルの賄賂を渡したこともあったという。

バグダッドが攻撃を受ける可能性が浮上したことで、2008年以降おおむね地下に潜っていたシーア派の民兵組織が、ISILと戦う政府を支援しようと、再び表舞台に姿を見せている。イランの支援を受けていると米政府がみるシーア派組織の1つ「アサイブ・アフル・ハック」は、バグダッドにいる潜伏要員の摘発を手伝っていると明かす。

この組織は、摘発に参加する理由について、政府からの命令に応じるためであると同時に、シーア派指導者が市民に対し、治安部隊を支援せよとの勧告を出したからだという。組織の報道担当者は「潜伏要員を拘束し、政府の治安機関に引き渡している」と語った。

バグダッドで暮らすシーア派住民の多くは、こうした民兵の動きについて、宗派対立が激化した時の暗い記憶を呼び起こすものだと話す。当 時、シーア派、スンニ派双方の民兵組織が街を徘徊し、何の罪もない人たちを捕まえては「テロリストを根絶する」という名目で殺りくを繰り返していた。そし ていま、再び街から人の姿が消えつつある。

匿名を条件に取材に応じたスンニ派の女性は、兄弟が警察によって13日間拘束された後、ようやく解放されたかと思ったら、その8時間後には覆面をした「アサイブ・アフル・ハック」の構成員が家に押しかけ、彼をさらって行ったと話した。

「男たちは皆、覆面をしていた。彼らの乗ってきた車にはナンバープレートすらなかった」という。それを最後に兄弟の行方は分からないままだ。

(Ned Parker記者、Oliver Holmes記者 翻訳:新倉由久 編集:佐藤久仁子)


イスラム武装組織、シリア最大の油田を制圧

2014年07月05日 | 国際 アラブ

(CNN) イラクとシリアにまたがるイスラム国家の樹立を宣言しているスンニ派武装組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が3日、シリアの油田地帯を制圧した。シリア反体制派の「シリア人権監視団」(英国)が明らかにした。

人権監視団によれば、ユーフラテス川流域の町が相次いでISISに制圧され、同組織がイラク国内で制圧しているスンニ派地域とシリアのデリゾールがつながった。

同地はISISと対立する国際テロ組織アルカイダ系の「ヌスラ戦線」が拠点としていたが、ISISは戦闘員に対して武器を捨てるよう要求。住民に対しては、「平和が戻るまで」1週間~10日間、町を離れるよう呼びかけた。

ヌスラ戦線の要塞もISISに占拠され、抵抗していた勢力はトルコに逃れたり、ISISに加わったりしているという。

制圧されたオマル油田はシリア最大の油田で、日量約7万5000バレルの産出能力がある。

ISISは過激な主張が高じて今年に入り、アルカイダ指導部に断絶を宣言された。制圧地域はシリアのアレッポからイラクの首都バグダッドの60キロ西部の地域まで、約5万平方キロに広がっている。


イラク軍単独では挽回困難=北部に共同作戦拠点-米統参議長

2014年07月04日 | 国際 アラブ

イラク軍単独では挽回困難=北部に共同作戦拠点-米統参議長

 

 【ワシントン時事】米軍制服組トップのデンプシー統合参謀本部議長は3日の記者会見で、イスラム 教スンニ派過激組織「イスラム国」の勢力拡大で危機的状況に陥っているイラク情勢について、イラク政府軍だけではイスラム国の支配地域を取り戻すことは難 しいとの認識を示した。
 議長は、政府軍には首都バグダッドを防衛、維持する能力はあるが、「主に兵たん上の問題から、攻勢に出るのは難しい」と 指摘。イスラム国の占拠地域奪還の見通しを問われ、「恐らくイラク軍単独では無理だ」と語り、イスラム国に協力するスンニ派勢力をイラク政府の下にまず糾 合する必要があると強調した。
 一方、会見に同席したヘーゲル国防長官は、首都に続き北部クルド人自治区の中心都市アルビルに、米・イラク両軍の共同作戦センターを設置したと明らかにした。センターは、現地入りしている米軍の軍事顧問団の活動拠点になる。(2014/07/04-06:11)


イラクのクルド独立反対=トルコ副首相

2014年07月01日 | 国際 アラブ

イラクのクルド独立反対=トルコ副首相

 

 【アンカラ=AFP時事】トルコのアルンチ副首相は30日、イスラム教スンニ派の過激派「イスラム国」がイラクで国家樹立宣言をしたことに対抗し、クルド自治政府の独立を求める声が上がっていることについて、反対を表明した。閣議後、記者団に語った。
 副首相は「われわれの公式見解は、イラクを分裂させるなということだと世界中が知っている」と述べた。国内にクルド人を少数民族として抱えるトルコは「クルド人の独立」に強く異議を唱えてきた。(2014/07/01-07:04)


「クルド独立へ住民投票」自治政府外相が意向

2014年06月29日 | 国際 アラブ

「クルド独立へ住民投票」自治政府外相が意向

2014年06月29日 09時35分

 【アルビル(イラク北部クルド自治区)=上地洋実】イラク北部クルド自治政府のファラハ・ムスタファ外相は28日、読売新聞の単独インタビューに応じた。

 

 外相は「全ての民族に自決権がある。独立の是非を問う住民投票を実施し、民意に沿った選択をする」と述べ、イスラム教シーア派主導のマリキ政権に代わる挙国一致内閣が樹立されるかどうかなど、今後の政治状況を見極めた上で、独立を目指す考えを示した。

 外相は「更なる自治権の拡大と経済的独立が果たされない限り、 イラクにとどまる理由はない」と述べた。イラクは、イスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」が実効支配地域を拡大し、 国家分裂の危機に直面している。外相は「ISISの支配拡大以前と以後で状況は大きく変わった。それ以前に戻ることはない」と述べ、分断の固定化は避けら れないとの見方を示した。

2014年06月29日 09時35分 Copyright © The Yomiuri Shimbun

クルド独立「唯一の選択肢」=国家建設の動き加速-イラク

2014年06月24日 | 国際 アラブ

クルド独立「唯一の選択肢」=国家建設の動き加速-イラク

 

 【アルビル(イラク)時事】イラク北部クルド自治政府のハミド・アハメド大統領府広報担当次官は 23日、時事通信の単独取材に「イラクの現状を見る限り、クルド人の権利と安全を守るには独立以外の選択肢は残されていない」と述べ、独立国家建設に向け た動きが加速していると明らかにした。
 クルド人はイラク全人口の2割を占め、北部で自治権を獲得している。隣国トルコやシリアにもクルド住民は多く、イラクで独立が現実味を帯びてくれば、地域全体に影響が及ぶのは必至だ。
  アハメド氏は、マリキ政権が多数派のイスラム教シーア派を露骨に優遇したことがスンニ派住民の反発を招き、過激派勢力の浸透を許すことにつながったと分 析。その上で「イラクがシーア、スンニ両派とクルド人の三つの勢力に分裂したことは紛れもない事実で、既に後戻りのできない段階に達した」と述べた。
 対立解消には、マリキ首相が退陣し、宗派を超えた支持を受ける新首相が全勢力に平等な権限を与えることが必要だと指摘した。その一方で「3勢力の不信感は極限まで高まっており、和解は極めて難しい」との見方を示した。(2014/06/24-07:25)


イラク:宗派対立続く クルド人、漁夫の利 油田地帯進駐、独自に取引

2014年06月24日 | 国際 アラブ

毎日新聞 2014年06月24日 東京朝刊

油田地帯で警戒にあたるクルド人治安部隊「ペシュメルガ」の隊員ら=イラク北部のキルクーク近郊で2014年6月20日、AP
油田地帯で警戒にあたるクルド人治安部隊「ペシュメルガ」の隊員ら=イラク北部のキルクーク近郊で2014年6月20日、AP

 【カイロ秋山信一】イスラム教スンニ派過激派組織イラク・レバント・イスラム国(ISIL)の侵攻が続くイラクで、人口の約15%を占める少数民族クルド人が自立の動きを強めている。混乱に乗じて北部の油田地帯キルクークに進駐し、自治区産の原油をトルコ経由で独自に販売するルートも確保。シーア派とスンニ派の宗派対立が激化するのを尻目に漁夫の利を得た格好だ。

 「自治区外のクルド人地域を守る姿勢が求められている」。AFP通信によると、クルド自治政府のネチル バン・バルザニ首相は18日、自治政府の新内閣発足に合わせ、市民にこう呼びかけた。首相のおじである自治政府トップのバルザニ議長も治安部隊「ペシュメ ルガ」退役兵らに再入隊するよう要請、キルクークなどの防備を固める構えだ。

 ペシュメルガはニナワ県やディヤラ県など自治区に隣接するクルド人居住地域に幅広く部隊を派遣し、 ISILと戦っている。「対ISIL」ではシーア派主導のマリキ政権と一致するが、「クルド人が住む地域からは今後も撤退しない」(ペシュメルガの報道 官)との姿勢で、支配継続も視野に入れる。

 石油利権を巡っても重要な進展があった。自治政府は今年5月、トルコに自治区産の石油を運ぶパイプライ ンを開通させ、中央政府を介さずに大量の石油輸出が技術的に可能になった。利権を奪われる形になるマリキ政権は「中央政府を介さない取引は違法だ」と国内 外に警告。米国もクルド独自の取引に反対し、ISILの侵攻までは買い手がつかなかった。

 ところが、ロイター通信によると、20日になって自治区産の石油を載せたタンカーがイスラエルのアシュケロン港に入港し、荷揚げが始まった。マリキ政権はISILへの対応に追われており、クルドからの輸出が既成事実化されていく可能性も出てきた。

 米経済誌フォーブスによると自治区には日量40万バレルの石油産出能力がある。2003年のイラク戦争以前の最盛期に日量65万バレル以上産出したキルクークを含めれば、世界有数の石油輸出地域となり、財政基盤も充実する。

 ただ民族の悲願である独立は容易ではない。クルド人は、トルコやイラン、シリアにまたがって2500万人以上が居住し、各国とも独立の動きに神経をとがらせてきた。交渉による自治の拡大を目指す勢力と、武装独立闘争に固執する勢力との内部対立もある。

 ヨルダンのシンクタンク「中東研究所」のジャワド・ハメド所長は「イラク政府は事態収拾のためにクルド人の協力を必要としており、キルクークの利権争いで譲歩を迫られるだろう。ただクルド自治政府はイラク国内での基盤強化に集中しており、民族の独立について話すのは時期尚早だ」と分析している。


シリア兵士10人死亡=イスラエルの報復空爆で

2014年06月24日 | 国際 アラブ

シリア兵士10人死亡=イスラエルの報復空爆で

 

 【エルサレム時事】在英のシリア人権監視団は23日、イスラエル軍が同日未明行ったシリア軍拠点への空爆などで、少なくともシリア軍兵士10人が死亡したと発表した。AFP通信が伝えた。
 イスラエル軍などによると、占領地ゴラン高原で22日、軍所有の車両がシリア側から攻撃を受け、13歳の少年1人が死亡、軍の契約労働者だった少年の父親ら2人が負傷。イスラエル軍は直後と23日未明に、シリア領内のゴラン高原への空爆や迫撃砲攻撃で報復した。
  イスラエルのヤアロン国防相は23日、車両への攻撃について、声明で「アサド政権とシリア軍の責任だ」と非難した。一方、イスラエルからの報復攻撃を受 け、シリア外務省は同日、声明を出し、「(攻撃は)国際法の重大な違反だ」と反論した。(2014/06/24-02:11)


シリア ゴラン高原のシリアの施設を空爆

2014年06月23日 | 国際 アラブ
10:35
シリア ゴラン高原のシリアの施設を空爆

  イスラエルはゴラン高原にある同国国境近くのシリアの軍事施設を空爆した。ハアレツ紙が報じた。

  空爆は、22日にゴラン高原で自動車が爆破されたことへの報復攻撃。現在伝えられている情報によると、国境の防御施設を修復すために雇われた民間の請負業者の自動車が爆破され、イスラエル人の少年1人が死亡、2人が負傷したという。

   伝えられたところによると、イスラエル空軍は9つの対象を攻撃した。

   これより先、イスラエルは自動車が爆破されたことに対する報復として、シリアを戦車で砲撃している。

   イタル・タス
続きを読む: http://japanese.ruvr.ru/news/2014_06_23/isuraeru-siria/