RV

★ＲＶ（ロビン・ウィリアムズのＲＶ）☆　　ロビン・ウィリアムズ　　シェリル・ハインズ

　仕事一筋のボブ（ロビン）は、家族サービスのため、ハワイ旅行を計画。
だが、急遽コロラドでの仕事が入ってしまう。
家族をがっかりさせたくない彼は、ＲＶ車をレンタルし、
家族には仕事のことを秘密にしながら、コロラドへと向かう。
だが、ＲＶ車はトラブル続き。
さらに、旅先で奇妙な家族と遭遇し、なんとか逃げ切ろうとするのだが・・・

これも未公開だったんですね。
アメリカではなかなかの興行成績を収めたと記憶してますが・・・
まあ、批評家の評判は良くなかったらしいです。
私はＷＯＷＯＷのハリウッドエクスプレスという番組で知っていた映画でしたが、
その時観た感じではなかなか、かなと思っていたんですが、
ちょっと思ったほどではなかったです。
まあ、コメディなんですが、
それはちょっとあり得ないだろ！みたいなのが多々あり。
力を抜いて観るにはいいかもしれません。

CSIマイアミ５ ＃６

★ＣＳＩマイアミ５　＃６　危機一髪☆

　アリッサという女性が自宅で殴打され死亡する。
遺体のそばには小さな棺が置かれ、女の部屋にはサンテリア教の祭壇も見つかる。
カトリック教徒のデルコは、捜査をウルフに押し付ける。
そのウルフに奇怪な出来事が起きる。
死体安置所で死体が蘇ったり、突然、手が麻痺したり、などだ。
ウルフは呪われてしまったのか？
その原因は判明したものの、不気味さはつきまとう。
そんな中、蘇った死体の男と、アリッサの元夫の接点が見つかる。

今回は珍しく、ちょっとオカルトテイストでしたね。
ま、それを科学で立証するための布石ですが・・・
後半になるまで、今回のタイトル危機一髪、の意味がわかりませんでした。
確かに危機一髪、ですが、内容とはあまり合ってないような・・・
それに、もうすぐ爆発するっていうのに、
なんであんなにホレイショは冷静なんでしょうねー。
ラストもちょっと煮え切らない。
それにどうやってあの棺、持ち出したんだろ？
ちょっと消化不良の回でした。


　

ヒーローズ ＃６

★ヒーローズ　＃６　分身☆

　スレシュ（遺伝学者）は、父の研究に対する決め手がないことから、
インドへと帰郷する。
　アイザック（予知）のもとで、未完の絵を完成させたピーター（？？）は、
未来のヒロ（時空操作）の言葉通りに、現在のヒロに伝言を伝える。
　ヒロはやむを得ずラスベガスに足止め。そこで、凄惨な事件が起きる。
ヒロはそれを救えなかったことを悔やむ。
　クレア（不死身）は自身の身体のことを知りたいがために、
生物学上の両親と会うことに。
だが、求める結果は得られなかった。
　手配中の夫ＤＬが戻ってきたニキ（分身）宅。
彼女はとりあえず彼を受け入れる。
だが、ニキの分身は夫を陥れ、数々の殺人を行っているらしい。
ヒロの見た惨劇もニキの分身の仕業らしい。
それを知ったＤＬも自らの能力、物体を突き抜ける能力を発揮する。

今回はニキ中心の回でしたね。
そして、やっとＤＬの登場。
あの夫婦、分かり合えるといいんですが・・・
驚いたのはイーデン。スレシュの隣人です。
彼女、ミスター・ベネットの手の者だったのね・・・
これからの要注意人物ですね。
次回はクレアちゃんの危機。
弟クンが彼女の秘密を知っちゃったみたい。
これがチアリーダーを救え、につながるのかな？

伊東四朗生誕７０周年記念 社長放浪記

★社長放浪記☆　　伊東　四朗　　三宅　裕司

　会社の不祥事が続き、専務（三宅）から、辞任を迫られる社長（伊東）。
だが、社長は断固として首を縦に振らない。
場は変わり、社でピーナッツを販売する若い女性に、
自分の社長という素性を隠し、害虫駆除のおじさんとして接する社長。
そこに専務が現れ、そのおじさんを社長のそっくりさんと勘違いした専務は、
社長を辞任に追い込むため、害虫駆除のおじさんを社長にしたて、
甥でもある副社長に、社長になるよう説得しろ、という。
若い女性の手前、自分が本物の社長であると名乗れない社長は、
ジンバブエと名乗り、専務の企みに加担せざるを得なくなるが・・・

三谷幸喜脚本、演出三宅裕司、出演に伊東四朗、佐藤Ｂ作が名を連ねる喜劇。
いやいや、やっぱり面白い。
ずっと笑い通し。
伊東さんの息子の孝明さんも出演。なかなかいい味出してます。
社長の奥様役の中村メイコさんも最高です。
難を言えば、ピーナッツ売りの女性役の藤澤恵麻さん。
初舞台らしいですが、あんなものでしょうか？
それはともかく、十分に楽しめるお芝居でした。

マイアミ・バイス

★マイアミ・バイス☆　　コリン・ファレル　　ジェイミー・フォックス

　マイアミの特捜課の刑事ソニー（コリン）とリコ（ジェイミー）。
二人は彼らが使っていた情報屋から、ＦＢＩなどが絡んだ麻薬組織の潜入捜査官として
組織に運び屋として潜り込む。
二人の捜査のおかげで組織の実態が掴めつつあったが、
ソニーはボスの女でもあるイザベラと恋に落ちてしまう。

ＴＶ版は知りませんが、映画版はイマイチだなぁ・・・
最初はわりと良かったんだけど、
潜入してからがどうもね・・・
同じマイアミでもＣＳＩの方が断然面白いね。

予知夢

★予知夢☆　　東野　圭吾

　夢想る（ゆめみる）・ある女性の家に忍び込んだ男性。だが、家人に気づかれ、
　　　　　　　　　　　逃亡の最中にひき逃げを起こし、逮捕。
　　　　　　　　　　　だが、彼はその女性が産まれる前から、運命の人、として
　　　　　　　　　　　彼女の名前を知っていた・・・
　霊視る（みえる）・・恋人との逢瀬の後、友人宅へ向かった男性。
　　　　　　　　　　　その宅の窓から、今別れたばかりの恋人の姿。
　　　　　　　　　　　電話をかけるが、応答はない。
　　　　　　　　　　　その頃、その恋人は殺されていた・・・
　騒霊ぐ（さわぐ）・・夫が行方不明。だが、最後に行ったであろう場所はわかる。
　　　　　　　　　　　そこはある老婆の家。だが、家主の老婆は夫がいなくなった日に死んでいた。
　　　　　　　　　　　そこに住む甥夫婦。様子がおかしい。
　　　　　　　　　　　毎晩８時になるとどこかへ出かける。
　　　　　　　　　　　その時間帯に家に忍び込んだ刑事はその家だけが揺れることに驚愕する・・・
　絞殺る（しめる）・・貸した金を返してもらうといい、家をでた男。
　　　　　　　　　　　だが、なかなか戻らない。心配する家族。
　　　　　　　　　　　すると娘が、昨夜、父がいる所で、火の玉を見た、と言う。
　　　　　　　　　　　翌日、その男はホテルで絞殺されているのが発見される。
　予知る（しる）・・・真向かいのマンションに住む愛人。
　　　　　　　　　　　彼女は離婚に煮え切らない男に、自殺してやる、と言い、
　　　　　　　　　　　そのまま首を吊って死んでしまう。
　　　　　　　　　　　聞き込みに訪れた刑事は、その男の隣人の娘が、
　　　　　　　　　　　２日前にその女性が同じように首吊りをしているのを見た、と言うのを聞く。

今、ドラマで放映されている「ガリレオ」の原作本。
東野さんの「容疑者Ｘの献身」にも出てくる湯川教授の話。
それを読んだときに、「探偵ガリレオ」も借りようとしたのですが、
その時は在庫がなかったんですよね。
それで読まずじまいだったんですが、この「予知夢」もガリレオシリーズだったのですね。
原作では、柴咲コウさんの役の方はいませんが、ドラマも原作本も面白いです。
今のところ、騒霊ぐ、だけが放映されてます。
来週は絞殺る、みたいですね。
毎週月曜が楽しみになりました。

クリミナル・マインド ＦＢＩ行動分析課 ＃１５

★クリミナル・マインド　＃１５　蘇ったシリアル・キラー☆

　ギデオンの先輩であり、今は現役を引退したライアン。
彼が担当し、未解決に終わった連続女性殺人事件。
その事件は２年で７人の女性を殺し、その後犯行がストップ。
２０年経った今、ライアンに新たな手紙が送られ、一人の女性が殺される。
だが、犯行の手口が全く変わっていたことから、
同一犯の可能性を疑うチーム。
だが、視点を変え、変えざるを得なかった事情を突き詰める。
その結果、ある一つの可能性が浮かび上がる。

事件が未解決、というのは、担当捜査官にとっては
非常に悔しいことでしょうね。
そんな中、現役を引退してからではあっても
犯人が捕まる、というのは、感無量。
さらにライアンは、自分で手錠をかけさせてもらえた。
捜査官冥利に尽きるでしょうね。
ラスト、エルが淋しげな台詞を言ってましたが、
辞めたりしないよね？

１６ブロック

★１６ブロック☆　　ブルース・ウィリス　　モス・デフ

　夜勤明けのＮＹ市警ジャック（ブルース）は、上司から証人の移送を頼まれる。
今は酒浸りの彼は渋々引き受ける。
それはただ１６ブロック先の裁判所に証人を送り届けるだけの簡単な仕事だった。
だが、その移送の途中、証人エディ（モス）が何者かに襲われる。
なんとかその場はしのぎ、応援を要請。
そこに現れたのは同僚のフランク。
だが、エディを狙っていたのもフランクだった。
エディはフランクの汚職の現場を目撃していたのだ。
ジャックの機転でその場を脱出したジャックは、
孤立無援でエディを裁判所へ送り届けようとするが・・・

最初、ブルースがブルースに見えなかった・・・
あれはメイクなのか、素、なのか・・・
素、だとしたら、すごい老けぶり。
でもダイハード４の宣伝では、そんなことは感じなかったから、
きっとメイクなんでしょう。
そして、映画自体は・・・
なかなかに面白い。
途中、んん？と思うシーンもありましたが、
孤立無援、という設定は、ダイハードを思わせます。
スケールは小さいですけどね。

２番目のキス

★２番目のキス☆　　ドリュー・バリモア　　ジミー・ファロン

　１０月のボストン。リンジー（ドリュー）はビジネスコンサルタント。
そこに職場見学で出会った高校教師ベン（ジミー）。
二人は恋に落ち、交際を始める。
季節は過ぎ、４月。
そこでベンは豹変する。
彼は野球チーム、レッドソックスの熱狂的ファンだったのだ。
シーズンチケットを持つ彼は、必ず試合は見逃さない。
最初はそんなベンに付き合うリンジーだが、
何をおいてもレッドソックス中心の彼に、別れを告げるのだった・・・

松阪クン、ワールドシリーズ優勝おめでとう！！
というタイムリーな映画。
映画でもさんざん出てきたバンビーノの呪いを打ち破ったのね、今年は。
でも、ほんとこんな彼氏だったら大変かも・・・
ま、何かに夢中になるのは悪いことではないですがね。
ドリュー自体はあまり好きな女優さんではないのですが、
彼女の出る恋愛モノは、良質なものが多いですね。
５０回目のファーストキスもよかったし、これもなかなかですよ。

Ｍ：ｉ：Ⅲ

★Ｍ：ｉ：Ⅲ☆　　トム・クルーズ　　フィリップ・シーモア・ホフマン

　現場から離れ、スパイの教官となり、結婚を目前に控えたイーサン（トム）。
だが、彼の教え子リンジーが、敵に拘束されてしまった。
その救出のため、現場に復帰したイーサン。
だが、リンジーは救出の甲斐なく、死亡。
イーサンは、極秘でその組織のボス、デイヴィアン（フィリップ）を拉致する。
だが、ＩＭＦに内通者がおり、奪還されてしまう。
さらに、ディヴィアンにフィアンセのジュリアをさらわれたイーサンは、
彼女の救出のため、上海へと向かう。

ミッションインポッシブルシリーズの３作目。
シリーズもの、となると、段々質が落ちていってしまうんですが、
これはいいですね。
単純に面白かった。
お決まりの宙吊りシーンに、派手なアクション。
それにしても、スパイっていろんなグッズを持ってるんですね。
オドロキなのは、写真からその人の面（頭からかぶるやつね）を
あっという間に作っちゃうやつ。
あと、あの声の機械もすごいね。
実際にあるのかなぁ？あったらすごいね。

ＣＳＩマイアミ５ ＃５

★ＣＳＩマイアミ５　＃５　悪徳対決☆

　コバルト通りの空き家で市会議員の死体が発見される。
この通りは最近治安が悪化したせいもあり、市の公用徴収が決まっていた。
その裏にはマイアミ一の開発業者や、以前、容疑者にもなったことのある
判事の影が見え隠れしていた。
被害者のブリーフケースからでたＤＮＡで、隣人に疑いがかかる。
強盗は認めたが、殺人は否定する。
だが、裏庭に死体のあった痕跡があり、身元を突き止めると、
それは以前に行方不明になっていた少女だった。
そして、その少女の父親は、意外な人物だった・・・

結局あの開発業者は、何の罪も問われなかったんですかねー？
ちょっと不満・・・
でも、アイツが逮捕されたのは万々歳です。

ヒーローズ ＃５

★ヒーローズ　＃５　ヒロ☆

　未来から現れたヒロ（時空操作）にメッセージを託されたピーター。
一緒に地下鉄に乗っていたモヒンダー（遺伝学者）は相手にしない。
ピーターは、ヒロの進言どおりにアイザック（予知）に会いに行く。
そこでピーターは、アイザックの未完成の絵を完成させる。
　ラスベガスの郊外に放り出されたヒロとアンドウくん。
だが、喫茶店で喧嘩別れした二人。
そこに空から現れたネイサン（飛行能力）。
彼はミスター・ベネットから、飛行して逃げてきたのだ。
ヒロはネイサンと共に市内へと戻る。
再びアンドウくんと合流したヒロは、アイザックに電話をする。
ネイサンは、昨夜をベッドを共にしたニキ（分身）と偶然出会う。
　家に戻ったニキ。そこには警察官が大勢いた。
彼女の夫であるＤＬが、ラスベガスで目撃されたのだ。
　ブロディを乗せたまま壁に激突したクレア（不死身）。
二人とも命に別状はない。
クレアから話を聞いたミスター・ベネットは部下に命じ、
ブロディの記憶を消す。
　昨晩の記憶を思い出せぬまま家に戻ったマット（読心）。
そこには彼を本当に心から案じる妻がいた。
マットは彼女の心を読み、望みをすべて叶えるのだった。

ピーターはオールマイティらしいですね。
飛行能力を持つネイサンと一緒にいれば、飛べるし、
予知画家のアイザックといれば、自身もその絵が描けるしね。
もしかしたらいちばん強力な能力者かもしれないですね。
不気味なのは、ミスター・ベネット（クレアの養父でもある）の部下。
彼は、記憶を消す、みたいな能力があるんでしょうか？
謎、です。
まだ、ニキの夫のＤＬが前面に出てきませんが、
彼も能力者、みたいですね。
回を重ねるごとに段々面白くなってきますね。
次回が楽しみです。

ブラス！

★ブラス！☆　　ピート・ポスルスウェイト　　ユアン・マクレガー

　炭坑閉鎖の危機にゆれる街。
坑夫でつくるバンドチームも揺れていた。
だが、指揮者であるダニー（ピート）の意志は揺るがない。
だが、チームのメンバーは、金銭的な問題や、鉱山のことで
音楽に集中できない。
だが、大会で良い成績を残し、いざ決勝、という直前。
ダニーが倒れてしまう。
メンバーは、決勝出場の為には、大金が必要なこともあり、
断念しようとするが・・・

バンド自体は、実在したらしいですね。
１０年前の映画なので、ユアンが若いですね。
病院で仕事用のメットで譜面を照らしながら、
演奏するシーンはよかったですね。

イーオン・フラックス

★イーオン・フラックス☆　　シャーリーズ・セロン　　マートン・ソーカス

　西暦２０１１年。人類の９９％が新種のウイルスにより、死滅した。
残った５００万人は、科学者トレバー・グッドチャイルドによって生き延びた。
２４１５年、グッドチャイルドの末裔は、圧政を敷いていた。
その政府に反旗を翻すべく、反組織のモニカンは、最強女兵士イーオン（シャーリーズ）に
君主トレバーの暗殺を命じる。
だが、いざ暗殺、と言う段になったとき、
トレバー（マートン）はイーオンを見て、「キャサリン・・・」とつぶやく。
それを聞いたイーオンは、命令に従えず、
逆に捕らえられてしまう。

シャーリーズのスタイルが素晴らしいです。
ばりばりのアクション映画、ですね。
見ていて、ちょっとマトリックスを彷彿とさせられました。
レベルは違いますけどね。
わりと楽しめましたが、評判は悪かったようです。