え・いが ほん え・ほん

本や映画や海外ドラマの好きな私。その感想などを中心に書いてゆくつもりです。
子供に読んであげた絵本も紹介してゆきます。

予知夢

2007-11-07 21:52:53 | 
★予知夢☆  東野 圭吾

 夢想る(ゆめみる)・ある女性の家に忍び込んだ男性。だが、家人に気づかれ、
           逃亡の最中にひき逃げを起こし、逮捕。
           だが、彼はその女性が産まれる前から、運命の人、として
           彼女の名前を知っていた・・・
 霊視る(みえる)・・恋人との逢瀬の後、友人宅へ向かった男性。
           その宅の窓から、今別れたばかりの恋人の姿。
           電話をかけるが、応答はない。
           その頃、その恋人は殺されていた・・・
 騒霊ぐ(さわぐ)・・夫が行方不明。だが、最後に行ったであろう場所はわかる。
           そこはある老婆の家。だが、家主の老婆は夫がいなくなった日に死んでいた。
           そこに住む甥夫婦。様子がおかしい。
           毎晩8時になるとどこかへ出かける。
           その時間帯に家に忍び込んだ刑事はその家だけが揺れることに驚愕する・・・
 絞殺る(しめる)・・貸した金を返してもらうといい、家をでた男。
           だが、なかなか戻らない。心配する家族。
           すると娘が、昨夜、父がいる所で、火の玉を見た、と言う。
           翌日、その男はホテルで絞殺されているのが発見される。
 予知る(しる)・・・真向かいのマンションに住む愛人。
           彼女は離婚に煮え切らない男に、自殺してやる、と言い、
           そのまま首を吊って死んでしまう。
           聞き込みに訪れた刑事は、その男の隣人の娘が、
           2日前にその女性が同じように首吊りをしているのを見た、と言うのを聞く。

今、ドラマで放映されている「ガリレオ」の原作本。
東野さんの「容疑者Xの献身」にも出てくる湯川教授の話。
それを読んだときに、「探偵ガリレオ」も借りようとしたのですが、
その時は在庫がなかったんですよね。
それで読まずじまいだったんですが、この「予知夢」もガリレオシリーズだったのですね。
原作では、柴咲コウさんの役の方はいませんが、ドラマも原作本も面白いです。
今のところ、騒霊ぐ、だけが放映されてます。
来週は絞殺る、みたいですね。
毎週月曜が楽しみになりました。

クリミナル・マインド FBI行動分析課 #15

2007-11-07 21:29:38 | クリミナル・マインド
★クリミナル・マインド #15 蘇ったシリアル・キラー☆

 ギデオンの先輩であり、今は現役を引退したライアン。
彼が担当し、未解決に終わった連続女性殺人事件。
その事件は2年で7人の女性を殺し、その後犯行がストップ。
20年経った今、ライアンに新たな手紙が送られ、一人の女性が殺される。
だが、犯行の手口が全く変わっていたことから、
同一犯の可能性を疑うチーム。
だが、視点を変え、変えざるを得なかった事情を突き詰める。
その結果、ある一つの可能性が浮かび上がる。

事件が未解決、というのは、担当捜査官にとっては
非常に悔しいことでしょうね。
そんな中、現役を引退してからではあっても
犯人が捕まる、というのは、感無量。
さらにライアンは、自分で手錠をかけさせてもらえた。
捜査官冥利に尽きるでしょうね。
ラスト、エルが淋しげな台詞を言ってましたが、
辞めたりしないよね?


16ブロック

2007-11-07 21:17:34 | 洋画
★16ブロック☆  ブルース・ウィリス  モス・デフ

 夜勤明けのNY市警ジャック(ブルース)は、上司から証人の移送を頼まれる。
今は酒浸りの彼は渋々引き受ける。
それはただ16ブロック先の裁判所に証人を送り届けるだけの簡単な仕事だった。
だが、その移送の途中、証人エディ(モス)が何者かに襲われる。
なんとかその場はしのぎ、応援を要請。
そこに現れたのは同僚のフランク。
だが、エディを狙っていたのもフランクだった。
エディはフランクの汚職の現場を目撃していたのだ。
ジャックの機転でその場を脱出したジャックは、
孤立無援でエディを裁判所へ送り届けようとするが・・・

最初、ブルースがブルースに見えなかった・・・
あれはメイクなのか、素、なのか・・・
素、だとしたら、すごい老けぶり。
でもダイハード4の宣伝では、そんなことは感じなかったから、
きっとメイクなんでしょう。
そして、映画自体は・・・
なかなかに面白い。
途中、んん?と思うシーンもありましたが、
孤立無援、という設定は、ダイハードを思わせます。
スケールは小さいですけどね。

2番目のキス

2007-11-07 21:00:34 | 洋画
★2番目のキス☆  ドリュー・バリモア  ジミー・ファロン

 10月のボストン。リンジー(ドリュー)はビジネスコンサルタント。
そこに職場見学で出会った高校教師ベン(ジミー)。
二人は恋に落ち、交際を始める。
季節は過ぎ、4月。
そこでベンは豹変する。
彼は野球チーム、レッドソックスの熱狂的ファンだったのだ。
シーズンチケットを持つ彼は、必ず試合は見逃さない。
最初はそんなベンに付き合うリンジーだが、
何をおいてもレッドソックス中心の彼に、別れを告げるのだった・・・

松阪クン、ワールドシリーズ優勝おめでとう!!
というタイムリーな映画。
映画でもさんざん出てきたバンビーノの呪いを打ち破ったのね、今年は。
でも、ほんとこんな彼氏だったら大変かも・・・
ま、何かに夢中になるのは悪いことではないですがね。
ドリュー自体はあまり好きな女優さんではないのですが、
彼女の出る恋愛モノは、良質なものが多いですね。
50回目のファーストキスもよかったし、これもなかなかですよ。