囚われつかじ ＃７

★囚われつかじ　＃７　松重　豊☆

　今回の会長殺しの容疑をかけられた豊海（松重）というボクサー。
結構な年配にも関わらず、現役だという。
彼は一風変わったパンチで、一時話題になった男でも会った。
だが、戦績はさんさんたるもので、会長から引退を迫られていたのだった。
背が高く、威圧的な感じのする豊海に圧倒されたつかじ。
果たして自白を引き出すことができるのか？

松重さんて、顔はよく見るけど、名前は？？という感じの役者さん。
わりと強面だけど、なかなかにコメディセンスもある方でした。
腹、見てみろ、と言って、割れた筋肉を思い浮かべたのに、
普通のおなかだったのには笑えました。

囚われつかじ ＃６

★囚われつかじ　＃６　坂井　真紀☆

　親友殺しの疑いで収監された山田麗子（坂井）。
東北出身で、洗濯機工場で働く彼女は、あるお笑いコンビの大ファン。
殺したとされる親友も大ファンだった。
二人は同じ工場で働き、昼食を共にする仲。
そんな二人なのに、麗子はなぜ、親友に刃を向けたのか？？
つかじがその謎を解く！

エチュードが大きらいだという真紀ちゃん。
でもなんのその、十分につかじを翻弄させてましたね。

囚われつかじ ＃５

★囚われつかじ　＃５　三宅　裕司☆

　今回、つかじのもとに送り込まれたのは、アイドル殺し容疑の大和田（三宅）。
彼は巨乳アイドルを抱える事務所の社長。
巨乳好きのあまり、自らも豊胸するという変わり者だ。
そんな大和田に戸惑うつかじ。
果たして自白を引き出せるのか？

さすが三宅さんですね・・・
あの胸、には、つかじも唖然、ですよね。
今回の軍配は三宅さんですね（笑）

囚われつかじ ＃４

★囚われつかじ　＃４　森山　未来☆

　人妻殺しの疑いがかけられている森田ミツル（森山）。
彼は閉所＆高所恐怖症だった。
死因は観覧車からの転落死。
ミツルが言うことには、家庭教師先のその母親。
夫婦仲はうまくいっておらず、
ミツルは言い寄られて困っていたというのだが・・・

エチュード初体験の森山さん。
なんのなんの、上手くできてました。
さすが役者さん。
つかじもいきなり肩車してくれって言われて、
ドキッとしたでしょうね・・・（笑）

囚われつかじ ＃３

★囚われつかじ　＃３　春風亭昇太☆

　今回の容疑者は、同僚殺しの疑いの手島馬彦（春風亭）。
彼はサファリパークに勤める飼育係。
担当はしまうま。しまうまに異様な愛着をしめす。
そして、疑いがかけられているのは、同僚のセトさん殺し。
セトさんは、ライオンの飼育係だが、イヤイヤやっている。
そんなセトにしまうまの悪口を言われた馬彦。
彼はどうやってセトを殺したのか・・・？

落語家さんだけあって、よくしゃべる。
そして、よくかむ（笑）。
２幕め、昇太さんは、結末に至ろうとするのに、
つかじが阻む。
いったいどう落ち着くのかな、とわくわく。
しつこい気もしたけど、面白かったです。

囚われつかじ ＃２

★囚われつかじ　＃２　辺見　えみり☆

　今回、つかじのもとに現れたのは女性の囚人。
容疑はホスト殺し。
昔、付き合っていたホストからの突然の電話。
しかし、無下にもできず、話を聞く。
そして、会うことに。
そこで彼から突きつけられた理不尽な要求とは・・・？

つかじがちゃら男的なホストになりきるわけですが・・・
いやいや、どう見てもホストっぽくないから、
おかしいのなんのって・・・
えみりさんも素で笑ってたよね。
まさかああいう展開になるとは・・・
面白かったです。

囚われつかじ ＃１

★囚われつかじ　＃１　近藤　芳正☆

　無実の罪で収監されているつかじ。
彼には不思議な能力が・・・
それはつかじが事件の被害者になりきる、というものだった。
その能力を知った看守（きたろう）は
容疑者の口を割らせたら、釈放するという条件をつける。
そして、今回現れた容疑者は・・・
むねやまかつお、と名乗る中年男性（近藤芳正）。
容疑は妻殺し。
でも話を聞いていると、かつおは妻を愛していたようだ。
そんな夫が妻を殺すだろうか？
そしてつかじに乗り移った妻。
現場の再現。
そして、妻から明かされる意外な事実・・・
かつおに湧き上がる殺意・・・そして・・・

「つかじの無我」のパワーアップバージョン。
前回は１２人の証言者から、一つの答えを得る、というものでしたが、
今回は一話完結、ですね。
一幕で容疑者から情報を得、ニ幕で現場の再現、という形。
それはそれでナカナカおもしろい。
前回同様、脚本なし、リハーサルなし、打ち合わせなし、のぶっつけ本番の舞台。
前回も思ったんですが、同じドランクドランゴンの鈴木さんは、
いなくてもいいんじゃない？

つかじの無我 １２人の証言者 ＃１３

★つかじの無我　＃１３　ＦＩＮＡＬ☆

　１２人の証言をすべて得たつかじ。
その中から怪しい人たちをピックアップ。
つかじが犯人の可能性があると睨んだのは、新聞勧誘員橋本（生瀬）と
訪問セールスマンの石塚（ホンジャマカ石塚）と、
泥棒の田中（中村獅童）、容疑者テツヒロの恋人（水野美紀）だった。
そこからさらに絞り込む。
犯人は○○です、と言った時、大家が奇妙なことを言い出す。
隣人（ドランクドラゴン鈴木拓）と話をしていたつかじに、「お前、誰と話してるんだ？」と。
どうやら大家には隣人が見えないらしい。
そこで隣人は必死にアピールをする。
そして、なんとか見えた大家が口にした言葉は、「げんさん・・・」だった。
なんと被害者だったのだ・・・
そして、被害者げんさんの語る真実とは、皆が予想もしないものだった・・・

いやいやいやー、とうとう最終回。
どうオチをつけるんだろう、と思っていたら、そうなりましたか・・・
ドランクドラゴンの鈴木さんも、たぶんああいう役回りになるとは思ってなかったんでしょうね。
かなりオロオロしてましたね。つかじの苦労がわかったかな？
私としては、容疑者テツヒロが恋人をかばって、服役してるんだろうと
思ってたんですがねー。
ま、あれはあれでいいか。
でもやっぱり最後は大家が怪しいじゃん。

つかじの無我 １２人の証言者 ＃１２

★つかじの無我　＃１２　ラサール石井☆

　つかじ宅に怪しげな風貌をした男イマバヤシ（ラサール）が現れる。
彼はつかじに自分のところに戻ってきてほしいと言う。
イマバヤシはストリップ劇場の支配人で、つかじはそこで働いていたと言うのだ。
さらに前の住人である被害者もそこで働いていたらしい。
そして、イマバヤシはビデオカメラを持ってくる。
それには事件に対する証言が収められていたらしいが、
イマバヤシは上書きダビングをして、証言は消えてしまった。
さらに彼の言動から、大家さんがますます怪しくなってしまう。

今回が最終回かと思っていたら、来週でした。
そこで真犯人が暴かれるらしいです。
今回のラサールさんもめちゃめっちゃ謎だらけにして、帰っていきました。
いったい誰が犯人なのか？
私の予想はあの人、なんですが、果たしてどうなることやら・・・

つかじの無我 １２人の証言者 ＃１１

★つかじの無我　＃１１　水野　美紀☆
　
　酒を片手に現れた女性（水野）。彼女は加害者テツヒロの彼女だった。
冤罪を信じるつかじからの連絡が途絶え、会いにきたのだった。
そして、つかじが記憶を失っていることを知ると、
ひどく暴力的な行為で記憶を取り戻させようとする。
そして話を聞くうちに、事件のあった日、テツヒロと一緒にいたという。
彼女によると、音がうるさく、抗議したテツヒロにより、騒音は収まったとのこと。
しかし、以前から被害者のことをのしたこともあるという彼女に、
つかじは犯人ではないかと疑うのだった。

やっぱり水野さんはうまいですね。
終始リードしていた感じですかね。
ま、つかじも負けてませんが・・・
いよいよ来週は最終回。どうオチがつくんでしょうね。

つかじの無我 １２人の証言者 ＃１０

★つかじの無我　＃１０　温水　洋一☆

　いきなり怒鳴り込みながら部屋に入ってきた男（温水）。
この部屋には悪霊がいるから、出て行けという。
彼は自称霊媒師。というわりには、水晶をもっていたり、
お札を貼ったり、と統一性がない。
そして、実は彼がインチキ霊媒師で、この部屋に住みたいがために、
悪霊がいる、と言い出したことがわかる。
しかし、インチキでも、被害者の霊を憑かせることができた。
そこでつかじはあと一歩のところで犯人を知り損ねてしまうのだった。

いやいや皆さん、いろんなキャラクター、考えてきますよね。
今回の霊媒師なんて極めつけ、ですよね。
あの温水さんが、強気できたのも面白かったしね。
今回、たまたま一緒に見ていた旦那が、
これ、どうやってまとまるの？って。
そんなこと、私に聞かれたって、わかんないよーー。

つかじの無我 １２人の証言者 ＃９

★つかじの無我　＃９　ＹＯＵ☆

　今回、つかじ宅を訪れたのは、同じアパートに住む山下（ＹＯＵ）という女性。
彼女は自分の誕生日をつかじと一緒に祝う約束をしていた。
しかし、つかじは約束のことはもちろん、名前さえも覚えていない。
大家から同じアパートの住人であることを知ると、
なんとか前の住人のことを聞きだそうとするが、それはもう話した！と言い、
機嫌を損ねてしまう。
どうにか聞き出したことは、被害者がよくネバー・エンディング・ストーリーの曲をかけ、
それを山下は快く思っていなかったことや、
事件当日、ドーンと音がしたことなどだった・・・

２週間ぶりの無我。
今回のＹＯＵさんは、キャラ的に地味な女性を演じたせいか、もの静かな回でしたね。
事件の真相に少しは近づいたのかな？
残るは３人。いったい誰が犯人でおさまるんですかねー？

鬼平犯科帳スペシャル 一本眉

★鬼平犯科帳スペシャル　一本眉☆　　中村　吉右衛門　　宇津井　健

　江戸で家人、奉公人を皆殺しにして金を奪う急ぎ働きが起こった。
その際、錠前がきれいに切断されているのを見、平蔵（中村）は不審に思う。
調べたところ、そんな芸当ができる職人は江戸にはいないという。
そんなある日、おまさは一人の男に呼び止められる。
そして、おまさの挙動から盗人と目星をつけ、手をかしてくれと言う。
その男は眉毛がつながっており、偶然食い物やで一緒になったことのある忠吾は、
一本眉と呼んでいた。
その一本眉＝清洲の甚五郎（宇津井）の話から、急ぎ働きの犯人は、
彼の子分だった男であることがわかる。
甚五郎は血を流すことが嫌いな盗人であり、子分佐喜蔵の行方を追っていた。
そして平蔵は、襲われた甚五郎を助けたことにより、彼から仕事を依頼されるのだった・・・

鬼平、大ファンです。
５，６年前に池波正太郎の原作本を一気に読み、すっかりはまってしまい・・・
もう当時は連ドラとしての鬼平は放送されておらず、
そこは我が家はＣＡＴＶ。時代劇専門チャンネルで視聴した次第です。
今回は久々のテレビ放送。とはいえ、放映されたのは４月ですが・・・
見逃す手はありません。

今回から江戸家猫八亡きあとの彦十役に長門裕之。
今までの柔和な彦ちゃんから、ちょっと悪人顔の彦ちゃん。
ちょっと慣れるまで違和感があるかな。
そして、設定が伊佐次が亡くなる前だったので、伊佐ちゃんファンの私としては◎。

ストーリーも盗人三か条を守る良い泥棒？の話。
残念なのは、平蔵の正装が見れなかったことかなぁ？
２時間が全然長く感じませんでした。

つかじの無我 １２人の証言者 ＃８

★つかじの無我　＃８　中村　獅童☆

　窓からつかじ宅を訪れた田中（獅童）。なんと彼の職業は泥棒。
そして今日は以前この部屋から盗んだものを返しに来たという。
そのモノはボーリングのボールと白いラジカセ。
よくよく話を聞くと、どうやら前の住人＝被害者の持ち物らしい。
そして、田中が盗みに入った夜、住人はベッドで女豹のポーズをしながら、
ピクリとも動かなかったという。
それはどうやら事件のあった夜のことらしい。
果たして田中が犯人なのか？？

歌舞伎役者の獅童さん。窓から入ってくるとはなかなかのもの。
さすがですね。
きっとつかじさんも内心オロオロだったでしょうね。

つかじの無我 １２人の証言者 ＃７

★つかじの無我　＃７　清水　ミチコ☆

　今回つかじを訪れたのは万引きＧメンのツノカワ。
彼女はＧメンとしての体験を出版したいとつかじに頼みにきたのだ。
話をしているうちに、彼女が前の住人を捕まえたことがあることがわかる。
何とか詳細を聞き出そうとするつかじだったが・・・

ミッチャンペースですねー。つかじは後手後手。
それにしてもここに出てくるゲストさんは、
俳優さんはもちろん芸人さんも多い。
でも、皆さん上手ですよね。
さすがプロ！