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本と雑貨と手作りのブログ。

「ももこタイムス」

2007-06-20 | エッセイ
こちらは、新聞形式のエッセイ。絵や文などが自由にレイアウトされていて、学級新聞のような懐かしさが感じられます。

ももこタイムス
さくら ももこ著集英社 (2005.9)通常2-3日以内に発送します。

スポーツ新聞のような派手な見出しから、4コママンガや広告、悩み相談のスペースなど遊び心がいっぱいで、見た目から楽しい作品。旅のエッセイがが多く、バリやバンコク、オーストラリア、中国などの海外から京都や東京まで、あちこちへ行っています。

他には、健康オタクであるさくらさんらしく、体に良いお茶やジュースの話やアトピーの話(息子さんがアトピーであるため)など。またまた出版社の人の話もありますが、今回は写真付きでいろいろ説明してあるので面白かったです。(その人がガイコツに似ているというところから話が始まり、なぜかガイコツパーティーまで開かれています)。

藤田一咲さんの写真展。

2007-06-10 | エッセイ
今日は、大阪農林会館B1階にある「NADAR」という写真画廊へ行ってきました!というのも、藤田一咲さんの写真展(「お茶と写真の時間」)を見るため。10日までの開催だったのですが、ぎりぎり見に行くことができて良かったです(さっき藤田さんのブログを見たら、大阪での写真展はあと20年はやらないと書いてありましたっ)。

農林会館は少し古い建物で、独特の雰囲気。静かな中、階段を降りていくと、写真展の看板が付いた扉があり、入るのにちょっと緊張しました~。でも、藤田さんの写真集『PARIS GRAFFITI』(画像左)のプレゼントがあったり、お茶を出して頂いたりして、いろいろ楽しませてもらいました☆

ちなみに、『PARIS GRAFFITI』のサブタイトルは「パリの落書き」。その名の通り、パリの街に描かれた落書きを写真に撮っておられます。今はいろんな国で落書きが問題になったりしていますが、そこにはいろんな意味が込められているんですよね。落書きの歴史も実は長く、アートとしての価値を再発見させられます。この落書きたちは景色を壊さず、周りと溶け込んでいるので、お洒落に感じられました。

プレゼントの写真集は、サイン付きだったのですが、他にもサイン付きの著作が置いてあって、私は『ポラロイドの時間』を購入。写真展の本『お茶と写真の時間』が欲しかったのですが、売れてしまったようで・・・。『ローライフレックスの時間』という本にはサインとイラストが付いていて、こちらも気になりました。

一番右の画像は、「CAFE PHOTO magazine」という雑誌の2号。この雑誌は、藤田さんが撮影から取材、レイアウト、構成まで全て担当した本です。2号は「花の写真を楽しもう!」という特集があって、綺麗な写真ばかりでした!近々、読みたいと思います。

      

「さいでっか見聞録」

2007-06-07 | エッセイ
児童文学作家・富安陽子さんのエッセイ。エッセイが出るというのは、有名だったり、人気があるということなので、嬉しい☆雑誌「月刊クーヨン」に連載した原稿に、書き下ろしを加えています。

富安 陽子 / 偕成社(2007/04)
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関西出身の作家ならではの文章で、笑わせてくれる作品。富安さんを知らない人でも楽しめる内容になっています。児童文学を書いていると言うと「心のきれいな人」と思われたりするそうですが、この本を読むとそういうイメージが変わると思いますよ。

作家のお仕事のことから、家事や育児のこと、子どもの頃のことなど様々な話がありますが、一番面白いのは2人の息子さんの話!上の息子さんはもの忘れの達人だそうで、低学年の頃には担任の先生の名前をなかなか覚えず、自分の誕生日はつい最近(中学か高校生?)まで覚えていなかったり(富安さん自身ももの忘れが激しく、自分の講演会の日時を忘れたりしているのですが・・・)。

下の息子さんは「宿題、いまむかし」という話に出てくるのですが、仕事中や家事の途中にいつも教科書(宮沢賢治の「やまなし」など)を読むので、「うるさい! クラムボン! 笑うな!」とどなりたくなったそう(笑)。また、中学での国語のテストではありえないような間違いをして、国語が得意な富安さんはイライラしていたり。普通のお母さんの一面が表れていて、親近感が沸きました~。


「のほほん絵日記」

2007-05-28 | エッセイ
日常のちょっとした出来事を、絵日記風に書かれた本。1ページごとに短い文と絵が載っていて、さくさく読むことができました。

さくら ももこ / 集英社(2000/09)
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この本には、息子さん(4才)のことも載っていて、それがすごく面白かった!例えば、なかなか寝ない息子に「ねないと、のっぺらぼうとこわい女と人さらいが来るけどいいの?」と言ったら、「いいわけねぇだろーっ」と怒鳴られた話とか。床屋のお兄さんが茶髪にしているのを見て、「オレも染めてくれ」と言ったら、「そんなことをすると、イジメられるよ」とお兄さんに止められた話とか。

元々はサントリーの「続のほほん茶」のキャンペーンで書いた作品だそうで、それに新作を追加してできたのが、この本だそうです。日記ということで、さくらさんの母や父ヒロシも出てきますが、やっぱり息子さんが一番とんでもないことをやらかすようで、出番も多かったです。

↓の本も最近、読んだのですが、こちらはつまらなかったな・・・。

さくら ももこ / 新潮社(2003/06)
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取材と称していろんな所へ旅行しているのですが、役に立つ情報はほとんどなし(買い物とかマッサージとか自分の好きなことをやってるだけで・・・)。どの旅も短いので、いつもエッセイで書かれているような面白いエピソードもありませんでした。下手な作文のように、○○さんとどこどこへ行ったとか、何をしたとかが淡々と書かれている感じ。読者が知らないような編集者のことばかりで、今までのエッセイの中で一番退屈でした~。

「えほんとさんぽ」

2007-05-15 | エッセイ
絵本と絵本的なものを探して歩いた散歩のレポート。お店の情報も載っていて、役立ちます!

杉浦 さやか / 白泉社(2006/03)
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  <目次>
雑貨とカフェと/絵本ができるまで/絵本タウンを歩く/ギャラリー探検/旅に出よう/映画と絵本/手作りは楽しい!/フリーペーパーを作ろう

あとがきに書かれているのですが、杉浦さんの本棚に並んでいる絵本は「ジャンク絵本」ばかりとのこと。外国の古本市やチャリティーショップなどで買った、ぼろぼろの絵本がほとんどだそうです。それは、杉浦さんが絵本を読み物としてではなく、「雑貨」として買い求めてきたタイプだから。線や色合い、紙の質感など、目を楽しませてくれる要素が絵本選びの最優先ポイントなんですって。

まさに、ここで紹介されている絵本も、そういうものが中心。手作りっぽい味やなつかしい感じのする絵本など、お部屋に飾っておきたくなるようなものが多かったです。そして、絵本的なものというのは、絵本好きな人が気に入りそうなもの。確かに、絵本好きな人って、雑貨屋さんやカフェなどが好きですよね~☆可愛い雑貨が好きな方にオススメ。

紹介されているお店は東京が多かったですが、ホームページを持っているお店もあるので、ちょっとだけ行った気分になれました。ネットショッピングをやっているところもありましたよ~。

フリーペーパーや豆本作り、絵本を使って手作りしているページもあり、クラフト好きには嬉しかったです。

「うちの3姉妹」 ③・④

2007-05-12 | エッセイ
1・2巻に引き続き、購入~☆続けて読んでると、3姉妹の成長ぶりがわかって、ますます楽しいです。

3巻の書き下ろしは、「父と母の出会い」「新米ママ奮闘記」「うちの3姉妹げきじょう シンデレラ」。ぷりっつさんと旦那さんは高校の同級生だったようで、驚きました。4巻の書き下ろしは、「小さいときの話」と「新米ママ奮闘記2」。「新米ママ奮闘記2」は、他の話と違ってちょっとシリアスなお話でした。でも、そういう話を聞くと、ぷりっつさんも普通のお母さんなんだと親しみが持てました。

また、3巻には「3姉妹診断」というページも。質問にイエス・ノーで答えていくと、自分がどのタイプ(長女・次女・三女・3姉妹の父&母の4つ)かがわかります。ちなみに、私は次女のスーちゃんで、「自由だけど照れやで繊細」という結果が出ました。結構、当たってるような気がする・・・。

ぷりっつさんが育児を楽しむために心がけていることは、子どもの言動を「ボケ」としてとらえることだそう。例えば、ハミガキ粉の出しすぎで口の周りをまっ白にしてしまったときでも、「ダメでしょ」と怒るのではなく、「じいさんかよ!」とツッコむ。そうすると、ネタになって、笑いになる。こういう考え方って、素敵だなと思いました!


松本 ぷりっつ / 主婦の友社(2007/04/24)
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「うちの3姉妹」 ①・②

2007-05-03 | エッセイ
こちらで読んでみたいと言っていた本。最近、1巻と2巻を買いました☆ブログで読んだ内容ですが、やっぱり面白くて笑える!ブログを知らない妹に勧めたら、見事にハマってました。電車など、外で読むのは危険ですよ~。

いつも気になるのは、3姉妹の言い間違い。子どもってってうまく発音できなかったり、覚えられなかったりしますよね。だから、新しい単語が生まれる(笑)例えば、三女語では「あかない」が「てんない」だったり、「かんぱい(乾杯)」が「あんぱり」だったり。

次女語は、「~でそ(~でしょ)」や「ぱれる(食べる)」、「おじり(おじぎ)」など、ちょっと惜しい間違いが可愛かったりします。1巻では「きかもんち」という謎の言葉に悩む、ぷりっつさん夫婦の話が載っているのですが、この単語は何だと思います?正解は「ちからもち」なんですけど、似てるようで似ていない微妙なズレが笑えます。

長女のフーちゃんはよくしゃべれるので、発音ができないということはないのですが、おっぺけぺと言われてるとおり、記憶力が弱い!なので、スルメのことをセサリと言ったり、ソーセージをピーナッツと言ったりするんです。一文字も合ってないときなど、かなりの衝撃を受けますっ。

書き下ろしも少しだけあって、3姉妹ファンには嬉しい。1巻では「3姉妹の生まれた日」、2巻には「海の思い出」「次女のこと」という話が読めます。「次女のこと」は、いつも自由で生意気なスーちゃんがとても頼もしく見えました♪3巻と4巻も買ってしまったのですが、もうすぐ読み終わりそうで寂しい・・・。

      

花の写真と海の写真。

2007-04-15 | エッセイ
長い間、ご無沙汰しておりました~。というのも、最近よく出掛けておりまして・・・。昨日は、淡路島へイチゴ狩りに行ってきました!その他にも、いろいろと廻ってきたのですが、どこも景色が綺麗☆花や海の写真を撮っていたら、ふとこちらの本(『花と写真の時間』と『海と写真の時間』)を思い出しました。

作者は以前にも紹介したことのある、脱力写真家の藤田一咲さん。いつも細かいことは気にせず、ただ楽しんで撮っておられるので、読んでいるとこちらも楽しい気分になります。

『花と写真の時間』は、「花を撮る」「テーブルの花」「花と写真」「旅と花の写真」「枯れゆく花」の5章。桜といった季節の花やテーブルの飾ってある一輪の花など、身近な花の写真が多く、自分も真似して撮りたくなったり。撮り方のことよりも花にまつわる話が書かれていて、博学な方だな~と思いました。

『海と写真の時間』は、「春の海」「夏の海」「秋の海」「冬の海」の4章。同じ海でも季節によって違う印象を与えるから不思議。海は大きいこともあり、本格的なカメラを使っての撮影が多かったです(広角レンズや望遠レンズのことなども書かれ、他の作品に比べると本格的)。でも、トイカメラやポラロイドカメラも使われていて、遊び心も忘れてはいません。

もちろん普通のカメラの撮影も勧めていて、撮りたいという気持ちが大切なことを伝えています。撮影場所は作者が気に入っている石垣島が多く、海の色がとても綺麗。一度だけ行った沖縄の海を思い出しました。

本は少し前に読み終えていたのですが、ようやく記事にすることができました~。このシリーズは他にも、「お茶と写真の時間」や「パリ散歩の時間」など、読んでみたいものがいっぱいあります。

↓は私が撮った写真。デジカメの写真はサイズが大きいので、手直しするのに手間取りました。

  

  

「旅のおみやげ図鑑」

2007-01-26 | エッセイ
表紙に惹かれて、思わず手に取った本!平積みされていたので新刊かと思ったのですが、2年前に出た文庫でした~。

杉浦 さやか / 幻冬舎
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杉浦さんが自分で買ったお土産やもらったお土産を、イラストで紹介した作品。全ページカラーで、キュートなイラストがいっぱいです(約200ページもあります!)。杉浦さんの絵だけでなく、実物のおみやげもきっと可愛いのだろうな~と思いました。雑貨好きな人にオススメです!

このお土産たちは、世界各地の旅先で買われたもので、9種類に分類(オシャレ・神様グッズ・文房具・日用品・本・人形・パッケージ・インテリア・こけしの9つ)。購入した場所の情報(国名やお店の名前、写真など)も載っていて、見ていると旅行に行きたくなりますよ☆

日本のものは少ないのですが、その中ではお守りに惹かれました。杉浦さんが言っていたのですが、お守りって和物で刺繍がされていて可愛らしいし、大きさもいいんですよね。いろんなデザインがあって、面白いですし。集めるのはおかしいけれど、私も神社を訪れたときのついでに見てみたくなりましたっ。

「うちの3姉妹」

2007-01-24 | エッセイ
皆さんは、「うちの3姉妹」というブログをご存知でしょうか?3姉妹のお子さんが巻き起こす日々の事件について、漫画家の松本ぷりっつさんがイラスト付きで紹介した、大人気のブログ。このブログは書籍化されているのですが、今日、3巻目が発売。ブログには載ってない話も収録されるようで、気になっています。

長女のフーちゃん(6歳・おっぺけぺ)、次女のスーちゃん(4歳・自由人)、3女のチーちゃん(2歳・社長)の3姉妹は、どの子もすごく個性的☆3姉妹の言動だけでもすごく面白いのですが、そこにぷりっつさんの鋭いつっこみが入ってさらに面白い!イラストも可愛くて、すっかりファンになってます~。

ぷりっつさんの激しいつっこみに、真面目な方は心配になるかもしれませんが(子どもに直接、つっこんではいません)、最近の若いお母さんってこんな感じなのかな~と少し思いました。たまに出てくるだんなさんも面白い人ですよ。ブログの最初の方も読んでいるのですが、1巻から読んでみたいです。

松本 ぷりっつ / 主婦の友社
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「うちの3姉妹~マンガで見る今日の出来事~」