先週、道南で見られた昆虫を何枚か。
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トラフカミキリ[Xylotrechus chinensis]★★★
「トラフ・トラフ・トラフ・・・」の呪文が効いたのかまたまたGet!
何となく発生木の雰囲気は判りましたが、道南でも良い条件のヤマグワは少ないですね。
この個体は24㎜の立派な体格でした。
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オオアオイトトンボ♀[Lestes temporalis]★★★
北海道では主に西側半分に分布し、渡島半島以外では少ない。
特徴はアオイトトンボを一回り大きくし、雄は成熟しても粉は噴かず、雌は腹部末端が大きく膨らむ、など。
池周囲の木の枝が水面に浸かっている、やや深い池沼周辺で見られる。
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アケビコノハ幼虫[Adris tyrannus]★★★
アニメチックな眼状紋を体に2対持ち、何かに驚くと体を曲げ目玉を強調させる。
北海道では少ない種で、ミツバアケビ?を食べていた。
成虫は枯れ葉そっくりで翅を開くと黄色い後翅が鮮やかな大型種である。
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ベッコウハゴロモ[Orosanga japonicus]★★★
札幌付近ではまだ見たことが無い。
渡島半島沿岸部の草原、林縁部などでは局地的に発生している。
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シマアメンボ[Metrocoris histrio]★★★
これまた北海道では少ない種。
薄暗い林内を流れる小川で、一般的なアメンボ類より忙しく動いている。
体長は5㎜程度。丸っこくてシマ模様なので他のアメンボ類とは見分けは容易です。
最近の朝晩は涼しいというより寒さを感じてきた。
野山で見られる甲虫の顔ぶれが段々と少なくなっているのが寂しい・・・。