ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

「一般投資家はこの先、日本の不動産には手を出してはいけない」を興味深く読みました

2018-10-03 | 経済・政治・社会
ちょっと前になりますが、
「一般投資家はこの先、日本の不動産には手を出してはいけない」
という記事を興味深く読みました。


どうしてこの記事にたどり着いたのかは思い出せないのですが、
「生産緑地2022年問題」で、少子化の中で土地の供給が増える
というのは、こんな問題があるのを知らなかったので驚きでした。


横浜の実家の近所にある、小高い丘がコレだったらしく、
「地主は行政からけっこう優遇を受けている」と聞いていました。
60~70年代以降の猛烈な横浜のベッドタウン化でも丘は生き残り、
周辺の丘が地形を留めないほど宅地化されたのと対照的でした。


最近では1人っ子が典型的な家族形態であるが
というのも、日本を出て30年以上の身には新鮮な事実
ピンと来ませんが、急激な少子化を考えればむべなるかな。


1人っ子同士が結婚すればまるまる1軒家があまる
というのもリアルな指摘。子どもが地元に留まる保証もなく、
2軒まるまる余る地方では、過疎化のスピードも早まる、と


首都圏で私が家賃の下落や空室の問題を特に強く感じるのは
神奈川県横浜市
というくだりで、思わず大笑い。
横浜、ビンゴ~


都心への一極集中はますます加速する
ともありますが、これと全く同じ話を数年前に友人としていました。


「日本の不動産投資はもう東京23区内だけ。横浜でもダメだ。」
横浜生まれで横浜育ち、今も横浜在住で長年全国で不動産投資を
してきた友人が、しみじみと言っていたのが思い出されます。


なので2016年に日本のマンションを売却すると決めたとき、
「日本は賃貸利回りがいいから貸し出したら?」
「円収入があるのは帰国したときに助かるよ」
という助言もあったものの、売却に迷いはありませんでした。


マンションの共同所有という仕組みがどこまで続くのか
という記事の指摘は、私もずっと気になっていました。
大改装だ再建だ、となったときに誰がどう取りまとめるのか?
管理組合は企業の経営者と違って素人集団
というのも、自分も管理組合の役員をした経験から納得まくり


ちょうど横浜で三井のパークなんちゃら傾きマンションの話が出て、
我が家も三井のパークなんちゃら(傾きとは違うシリーズ)で、
保有し続ける気力が1グラムもなかったのも事実
などなど、自身の経験と引き比べて、非常に興味深い内容でした。


少子高齢化は、日本経済全体にはむしろプラスに働くと考えている
というのは、同意しかねるものの(短期的にはそうであっても)


不動産小口化商品やREITはお勧めできない。運営手数料が高く、
その分、投資家の利益が食いつぶされるからである

というのは、そのとおりだと思います


なのでリスクをとって自分リートでNZ、ハワイ、オーストラリアと
ち~まちまコツコツやっているところ。




投資に正解はなく、あるのは結果だけ。

生き残れるようにがんばりましょう






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