ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

ドMな客

2016-08-25 | 料理・食べ物・外食
最初に謝っておきます。
いつもすぎてスミマセン

またまたスージョーホエ
どれだけ行ってるかは内緒(笑)


夫なんか男子会まで開催して、80代、60代連れで行ってきました。
(※どんな友だち

でもこの麺は老老男男にウケたそう。


この茹で汁のような、これ以上はない淡白なスープ

自宅では絶対真似できない引き算の極地。


最近は麺2つ+蔬菜包のワンパターンを脱しつつあります。

神すぎる蔬菜包
でも、こればかり頼んでいると他のものが食べられない


そこで厳しい「蔬菜包禁止令」を自らに課し

看板料理の生煎包だったり


小籠包だったり。

夫はただ今、小籠包がマイブーム
皮を破らず何個イケるかに命がけ


私はワンタンブーム中

この大きい野菜ワンタンと


小さいエビワンタンがあります。

どっちも選べないほど好き


かつてはこんな風情のあるボールでしたが

なくなってしまい、


それだけは、ちと残念

でも中身は変わらぬ美味しさ


今日は珍しく麺を泣く泣くパスして

菜飯
これもここの看板


とにかくヤバい美味しいさ

あまりご飯というものを食べない私ですら食が進む~
(※それってダメでしょ


この店を知った最初の頃は大興奮で、


老板娘(ラオパンニャン=おかみさん)に
「美味しくて1週間に3回来たんだけど。」
と言うと、
「うちが気に入ったの?」


「ありがとう」でもニッコリでもなく
シビれる無愛想
中華思想かくありなん。
高ビー上海人はこうでなくっちゃ
(※この時


とか言ってましたが、あれから1年以上。
足しげく通い、善も知り合いも何度も連れて行きましたが、
店に入るといつもぶっきらぼうに、
「幾位(何名様?)」
(※ほとんど夫の2人なのに~


でも前回やっとおかみさんに、
「グッドモーニング」
と言われ、今日は
「ハロー」
硬いながらもほのかな笑顔付き


夫がお会計をしに行ったら、
「サンキューベーリーマッチって言われたぁぁあ


ナゼかおかみさん、こちらが中国語で話しても答えは英語。
通じているから答えているんですが・・・・
上海語話さないなら、みなガイジン


1年以上通い続けて、一見さんからジワリと出世しつつあり
いつか話しかけられるようにならなくちゃ!



個人的に思う大人の食のたしなみとは
行きつけの店を持つこと
店に勧められたら従ってみること
言われた金額を淡々と払うこと
一生通い続けること
これこそが店と調理人への全幅の信頼の表われ
だと思うので、スージョーにはこれからも通います。



笑顔がなくても愛想がなくても
そんなこたぁどーでもよく

こういうものを提供してくれることに
最大限のリスペクト


美味しいものを求めると、客は自然とドMになるのでした



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