ニュージーランド移住記録:日記「さいらん日和」

2004年に香港からニュージーランドに移住した西蘭(さいらん)一家。子育て終了、仕事もリタイア。好きに生きる記録です。

モンゴヌイ・ワイタンギ行:モンゴヌイ・ヘリテージトレイル後半

2016-08-12 | 旅行
ヘリテージトレイルも後半に。



夫に「ポケモンが取れると言われたこの地図

案外ホントに取れるかもよ~
テムズのカフェでもこんな状態らしいから(笑)


後半は10から



10:初期のコロニアル・ビラ(1902年)

モンゴヌイにいくつもホテルを持っていたジョン・ブレイの家
その後は代々の医者がここで開業し、今は民家に


11:最初のモンゴヌイ小学校と郡役所(1870年)
小学校がセントアンドリュース教会から今の場所に引っ越すまで
14年間日中は校舎として使われ、放課後は郡議会に使われたそう。


(※今のモンゴヌイ小学校の正門)




12:ウィンダミア(1870年頃)

初期入植者の屋敷で今も民家


この辺は素晴らしい眺望
 


坂を下りて海岸線に戻ったところで

13:オールドオーク・ホテル(1861年)


宿泊していたホテルも19世紀の建物で立派なヘリテージ

最初はモンゴヌイ・ホテルという名前だったそうで、
肉屋やレストラン、おみやげ屋だった時代もあるそう。


14:ファイスト・ベーカリー(1920年)

今はおみやげ屋になっていました。
もう町にパン屋はありません。


ホテルも含めこの一帯は古い建物ばかりで

みんな現役なのがスゴい


15:フラックス工場跡地の見晴らし台

フラックスは強靭なロープの高級素材として長らく珍重され
1860年代にマオリが工場を持ち、1873年に最盛期を迎えたそう。


16:レッサー・ビルディング(1900-1909年)

昨晩食事をしたウォーターフロント・カフェバーのある
一連の建物は20世紀初頭にドイツ人グスタフ・レッサーが建て
レッサーはここで雑貨屋を営んでいたそう。


彼が独身時代に住んでいたトイストアーというあだ名の小さな家

今は宿泊施設で
泊まってみた~い
(↑ミーハー歴女)


ここからは再び上り坂

眺めがいいところに豪邸や教会が多いのはいつの時代も一緒。


17:クリック・コテージ(1864年)

現在は民家


18:モンゴヌイ・メソジスト教会跡(1909年)

築100年となった2009年に安全上の理由から解体されました。


19:オーストラリア銀行ビル(1911年)

このなんともインパクト大なオンボロビルも立派な歴史的建造物


とうとう当局から立ち退き宣言が出てしまい今は無人。

でも理由は安全上の理由ではなく不衛生ってことになってます


多くの歴史的建造物も誰かが改装する前は廃屋同然だったよう。



ここも売りに出ていたので誰かが買い取って改装し

新たな息吹を吹き込んでくれたらなぁ


20:モンゴヌイ・ホテル(1905年)

NZ歴史名勝トラストが国内で最も美しいビンテージホテルとし


目の前はこんな景色

ここも徹底的に改装したら、エラいこっちゃなんでしょうが
このままの鄙びた感じが町に合っているのかな?


21:モンゴヌイ郵便局(1904年)

グルっと回って朝食をとったリトルキッチンに戻ってきました。


局長の自宅が併設され、1989年まで郵便局として使われていたそう。



22:モンゴヌイ・ゼネラルストア&オフィス(1907年)

リトルキッチンの向かいで、昔も今も雑貨屋(笑)


後の海に面した方は宿泊施設になっています。

いわば水上コテージ


23:捕鯨博物館(1840年)
モンゴヌイ湾対岸のバトラーポイントにある博物館で完全予約制
今回は見送りました。


〆て3kmほどのコースで適度に坂もあり



高台からの眺めは息を飲む美しさ



実は3回ぐらいに分けて全行程を回りましたが

朝昼夕方と太陽の位置が変わるに連れて建物や海の印象も変わり
それはそれでよかったです。


何よりもずっとお天気に恵まれて

冬のNZでは超ラッキー


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