プールトゥジュール,左前脚球節付近の靭帯に腫れ&違和感・・

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プールトゥジュール
■8/5 坂下角(ダク)⇒坂路(普通キャンター2本)
先週の金曜日にゲート試験に合格。本日は坂路でハロン18~19秒ペースの
キャンターを2本乗った。調教後の状態は特に問題なかったが、午後の馬体チェック
の際に左前の球節から繋ぎにかけて若干腫れが見られた。普段から調教前の朝の
段階では四肢が浮腫みがちな馬であるが、本日は調教が終わって時間が経過した
午後の段階でも左前だけ浮腫みが取れず、すぐに獣医師の診察を受けたところ、
球節付近の靭帯(繋側靭帯、種子骨靭帯)に敏感に反応するところがあるとの
見解が出された。歩様には異常はないが、現時点でこのまま進めていくのは得策
ではないとの調教師や獣医師の判断で、一旦放牧に出して休養することになった。
金曜日に水野馬事センターに移動する予定で、明日、念のためにエコー検査を行う。
■8/6 引き運動
本日午後にエコー検査を行った。左前の繋ぎを中心に繋側靭帯と種子骨靭帯の状態
を確認。種子骨靭帯は右前と変わりなく、繋側靭帯は若干右と比べると腱が太い
ものの、炎症は見られず、大きなダメージはなかった。ゲート試験等で今までより
やや強めの負荷が掛かって、その影響で若干腱が太くなったものと推測されている。
水曜の午後に比べて、木曜の方が腫れは引いてきており、完全に腫れが引くまで
それほど時間は掛からないかもしれない。まずは冷却と超音波治療(ウルトラソニ
ック)やショックウェーブ治療等の物理療法で患部の腫れを取るとこに専念する。
「現状で進めていけなくもない状態でしたが、ここで無理をして悪い方に転ぶと
大きな故障に繋がりかねないので、大事を取って治療に専念することにしました」(師)
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プールトゥジュールは無事入厩までこぎつけ、ゲート試験も一発合格した矢先
でしたが、ここにきて左前脚の繋側靭帯を痛めたのか、腫れ&違和感を発生
歩様には問題なかったものの、一旦調教をやめ放牧に出し、休養に入ることと
なりました。
ただ、木曜日の検査では左前の繋ぎ(腱)は若干太くなっているものの、炎症は
見られなかったとの事(上の記事を要約しているものの、本人はあまり怪我の
状態を理解できていません

)
なーんだか微妙な感じですよね。。
この仔は馬体重が一時550キロにもなり、とにかく大きくて脚元の故障が
常に心配されていました。
ここまでは私の心配をよそに順調に来ていましたが、ここにきてトラブル発生
となってしまいました
う~ん、一旦放牧して症状は治まるかもしれませんが、また次に強い調教に
入ったときが心配ですね。
また放牧でさらに馬体重が増えてしまうのでは・・・っていうのも問題です

去年の今頃もそうでしたが、我が厩舎は夏のこの時期から冬にかけて
怪我馬が多発します。
これからがまさに正念場ですね
しかし、ユニオンさんは入厩してからの情報出しは、早くて細かいですね。
シルクも見習って欲しいです