濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「中、景気 不安再燃 泥沼へ」

2015年09月30日 | 時事川柳
29日の東京株式市場は、中国経済への不安が再燃し、日経平均株価(225種)が2日続けて大幅に下落した。終値は前日比714円27銭安の1万6930円84銭で、1月16日以来、約8か月半ぶりに1万7000円を下回った。東京証券取引所1部に上場する企業の時価総額も496兆円と、約8か月半ぶりに500兆円を割り込んだ。8月10日に過去最高の609兆円まで膨らんだが、100兆円以上が消えた形となった。前日の米国市場で株価が大幅下落したことも嫌気された。中国・上海市場でも株価が下落したのにつられ、日経平均は下げ幅を広げ、一時、740円以上、値下がりした。

「国連も 対日批判に 習・朴は」

2015年09月29日 | 時事川柳
中国の習近平国家主席は28日、国連総会で一般討論演説を行った。習氏は演説の冒頭、今月3日に抗日戦争・反ファシスト戦争勝利70年に合わせた軍事パレードなどの記念行事を北京で行ったことに触れ、「中国は日本の軍国主義との戦いで3500万人を超える犠牲者を出し、反ファシスト戦争勝利に歴史的な貢献を果たした」と述べた。また、韓国の朴槿恵大統領は、国連総会の一般討論で演説し、日本の安全保障関連法について「透明性をもって運用されるべきだ」と述べました。

「金取れる 東京五輪の 新種目」

2015年09月29日 | 時事川柳
2020年東京五輪で開催都市が国際オリンピック委員会(IOC)に提案する追加種目について、大会組織委員会は28日、都内で理事会を開き、「野球・ソフトボール」「空手」「ローラースポーツ」「スポーツ・クライミング」「サーフィン」の五つをIOCに提案することを決めた。最終候補に残っていた「スカッシュ」「ボウリング」「武術」は落選した。

「マイナンバー 夜の副業も ばれる等」

2015年09月28日 | 時事川柳
お年寄りから赤ちゃんまで、国民全員を12ケタの番号で管理する「マイナンバー」の通知が10月から始まり、来年1月から国や地方自治体が持つ個人情報が番号で結びつくようになる。企業向けの研修が連日大盛況になるなど、社員のナンバーを管理することになる経営者たちは準備に躍起だ。夜の繁華街などにも影響は広がっている。大阪・北新地では20年以上クラブを経営する女性は「職場に夜の副業がばれるなどの理由でまともに確定申告している人は珍しい」と打ち明ける。店側も実在しない女性の名前で源泉徴収するなどホステスの所得がわからないよう配慮することが少なくないという。

「米国は 習発言に 拒否感を」

2015年09月27日 | 時事川柳
オバマ米大統領と中国の習近平国家主席は25日夜、ホワイトハウスで首脳会談を行った。中国によるサイバー攻撃や、南シナ海での軍事的覇権拡大などで議論を戦わせたが、平行線が目立ち、安全保障問題をめぐる溝はさらに深まった。国賓として迎えられた習氏に対する米国内の反応も冷淡で、中国への拒否感が浮き彫りとなった。「言葉に行動が伴うかが問題だ」オバマ氏は首脳会談後の記者会見でこう語った。習氏を見据えた、その表情には不信感がにじみ出ていた。
また、米ワシントンで米中首脳会談が開かれた25日、習近平国家主席の車列が中国から「直訴」に訪れた複数の陳情者に遮られる騒ぎがあった。陳情者らは首脳会談終了後に移動する習氏の車列を遮り、「習近平、陳情者に会え」と叫んだ。警察が駆け付け、陳情者らを現場から引き離したため、車列は間もなく立ち去った。



「ワーゲン車 排ガス過少 ソフト積み」

2015年09月26日 | 時事川柳
ドイツ自動車大手フォルクスワーゲン(VW)が米国の排ガス規制を不正に逃れていた問題で、ドイツのドブリント運輸相は24日、VWが欧州でも同様に不正を行っていたことを認めたと明らかにした。ロイター通信が伝えた。米国とドイツ、フランスの当局はVW以外のメーカーのディーゼル車についても不正の有無を調査する方針。欧州は新車販売の半数をディーゼル車が占めるだけに、消費者の混乱は必至だ。日米両国でハイブリッド車(HV)や電気自動車(EV)の開発が進む中、欧州の自動車業界は環境対応の「クリーンディーゼル」普及を目指す戦略の見直しを迫られかねない。

「予想誌が ノーベル候補に 日本2氏」

2015年09月25日 | 時事川柳
米国の情報調査会社トムソン・ロイターは24日、ノーベル生理学・医学賞の有力候補者として、京都大の森和俊教授(57)と大阪大の坂口志文教授(64)を選んだと発表した。森氏は細胞内の器官「小胞体」が、たんぱく質の不良品を検出して修復する仕組み「小胞体ストレス応答」を解明、坂口氏は免疫反応にブレーキをかける「制御性T細胞」を発見した。同社は2002年から毎年、世界中の研究者の論文が他の研究者に引用された回数などを分析し、生理学・医学、物理学、化学、経済学の4分野でノーベル賞候補者を発表している。今回は森、坂口両氏と欧米の研究者ら計18人を選んだ。

「ひと爆増 人口地図で 印トップへと」

2015年09月24日 | 時事川柳
人口学者たちの間では、インドの人口がいずれ中国を追い越すであろうことは知られていた。しかし、その時期がこれほど早くくるだろうとは予測されていなかった。国連は2年前、インド人口が世界1位になる時期を2028年とする見方を明らかにしていたが、7月29日の最新発表では、もっと早まって22年になろうと修正した。

「誤送信 安倍メモ・ツイッターで 漂流と」

2015年09月23日 | 時事川柳
安倍首相が公式ツイッターで、インドのモディ首相宛ての書き込みを誤って無関係の人物に送信し、22日にネット上で話題になった。21日に61歳の誕生日を迎えた安倍首相は同日夜、ツイッター上でお祝いのメッセージを送ってきたモディ首相に向け、「ありがとう」「お会いできる日を楽しみにしています」などと英文で書き込んだ。しかし、モディ首相のアカウント(登録名)を入力する際、必要のない空白(スペース)を入れたことで、誤って米国の起業家宛てに送信された。やり取りはネット上で公開されており、話題になったが、22日午後にも同じミスが繰り返され、閲覧者から「また間違えてますよ」などと指摘された。安倍首相のツイッターは約53万人、モディ首相のツイッターは約1500万人がフォローしている。

「安倍、戦犯 平成A級と 掲示され」

2015年09月23日 | 時事川柳
21日午後2時30分頃、岐阜市藪田南の自民党岐阜県連が管理する駐車場フェンスの政党掲示板に貼られた安倍首相の政党ポスター横に、「こいつは平成のA級戦犯」と書き込まれているのを、巡回中の県警岐阜南署員が見つけた。同署が器物損壊容疑で調べている。発表によると、掲示板は縦86センチ、横91センチのプラスチック製。落書きは首相の顔が入ったポスター横の掲示板余白に、黒色の油性フェルトペンのようなもので縦18センチ、横25センチにわたり書かれていた。


「習、訪米 法王とかち合い 脇役か」

2015年09月22日 | 時事川柳
中国の習近平国家主席が22日から米国を訪問するにあたり、中国政府が同じ時期に訪米するローマ法王フランシスコの日程をずらすよう、米側に再三要請していたことがわかった。外交筋が明らかにした。法王の訪米に注目が集まり、習氏の訪米が色あせることを懸念した模様だ。米側は、双方の都合が合う時期を考慮した結果、同時期に受け入れることを決めたとし、中国側の要請を受け入れなかった。米側の対応は、中国に宗教の自由や人権問題の改善を求めるメッセージとの見方が出ている。法王は、習氏がワシントンに到着する24日に米議会で演説する予定。

「敬老も 80超えが 一割に」

2015年09月21日 | 時事川柳
総務省は21日の「敬老の日」に合わせ、日本の高齢者人口の推計(今月15日現在)を発表した。65歳以上の高齢者は前年比89万人増の3384万人で、総人口に占める割合は前年比0・8ポイント増の26・7%となり、最高を更新した。80歳以上は1002万人(前年比38万人増)で、初めて1000万人を超えた。高齢者を男女別にみると、男性は1462万人、女性は1921万人。女性高齢者は女性人口の29・5%を占めた。

「大金星 南ア・ラグビーに ワールド杯」

2015年09月20日 | 時事川柳
ラグビーの第8回ワールドカップ(W杯)イングランド大会は19日、ブライトンなどで1次リーグがあり、B組の日本(世界ランキング13位)が過去、W杯2度制覇の南アフリカ(同3位)を34―32で破る大金星を挙げた。日本がW杯で勝つのは1991年大会のジンバブエ戦以来、24年ぶり。

「ミニ政党 自民に釣られ 安保可に」

2015年09月20日 | 時事川柳
安全保障関連法をめぐる審議では、所属議員が10人にも満たない「ミニ政党」が存在感を示した。日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の野党3党は、土壇場で与党との修正協議に合意し、19日未明の参院本会議での法案採決で賛成に回った。同日午前には、自衛隊の海外派遣に対する国会関与の強化などを盛り込んだ合意文書が閣議決定された。与党だけの賛成で採決に踏み切れば、「強行採決」との批判が強まるおそれがあっただけに、自民党幹部は「協議を重ね、野党3党が現実的な選択をしてくれたことは大きかった」と胸をなで下ろした。

「クラマー逝く 日本サッカーを 五輪へと」

2015年09月19日 | 時事川柳
1960年代にサッカーの日本代表を指導し「日本サッカーの父」と称されるドイツ人のデットマール・クラマー氏が17日、死去した。90歳。同国サッカー連盟が18日に発表した。死因は明らかにされていないが、日本の関係者によるとがんを患っていたという。60年に来日し、64年東京五輪に向けた日本のコーチに就任。合宿中に選手と寝食をともにするなど情熱的な指導で同五輪での8強入りに導き、4年後のメキシコ五輪で銅メダル獲得の礎を築いた。