濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「中軍も 対米誇示へ 増強と」

2017年07月31日 | 時事川柳
中国の習近平(シージンピン)政権は30日、8月1日の中国軍創設90年に合わせ、内陸部・内モンゴル自治区の演習場「朱日和訓練基地」で約1万2000人参加の大規模な軍事パレードを開催した。軍の創設記念日に合わせた軍事パレードは初めてで、パレード自体は「抗日戦争勝利70年」を記念して北京で開催された2015年9月以来となる。 今回は、過去のパレードのような儀式色を排除し、軍隊の実戦能力を国内外に誇示する内容で、今年秋に共産党大会を控える軍トップの習中央軍事委員会主席(国家主席)が、軍の掌握を強調する狙いもある。

「最側近 トラを見限り 辞任へと」

2017年07月30日 | 時事川柳
トランプ米政権内で暗闘がおさまらない。トランプ大統領は28日、ホワイトハウスを束ねる、閣僚級のプリーバス首席補佐官を更迭した。期待された議会対策が不調だったことに加え、内部情報漏洩の責任を取らせた。21日に辞任したスパイサー前大統領報道官に続き、政権中枢の幹部が短期間に消えるのは異例。政権はロシアとの不透明な関係を巡る疑惑で揺れ、閉塞感を打破できないでいる。

「北奇襲 ミサイル深夜で 米に誇示」

2017年07月30日 | 時事川柳
北朝鮮は28日午後11時42分頃、慈江道・舞坪里から弾道ミサイル1発を発射した。約45分間で約1000キロ・メートル飛行し、北海道・奥尻島の北西約150キロの日本の排他的経済水域(EEZ)内の日本海に落下した。米国防総省のデービス報道部長は28日、「大陸間弾道ミサイル(ICBM)と判断している」との声明を発表した。朝鮮中央通信は29日、ICBM「火星14」の2回目の試射に成功したと報じた。北朝鮮の弾道ミサイルが日本のEEZ内に落下するのは6回目で今月4日以来。弾道ミサイルの発射は今年11回目。防衛省によると、内陸部の舞坪里から弾道ミサイルが発射されるのは初めて。深夜の発射も極めて異例で、いずれも奇襲攻撃能力の向上を誇示する狙いとみられる。

「トラ保護に トヨタ転落 三位落ち」

2017年07月29日 | 時事川柳
トヨタ自動車は28日、2017年上半期(1~6月)の世界販売(ダイハツ工業、日野自動車を含む)が前年同期比2.7%増の512万9000台だったと発表した。上半期で過去最高だが、三菱自動車を加えた日産自動車・仏ルノー連合(526万8079台)と、独フォルクスワーゲン(VW、515万5600台)を下回り、世界3位に転落した。トヨタ単体の地域別販売台数で、中国は高級ブランド「レクサス」が好調で5・4%増だった。しかし、主力の米国市場は3.6%減。ガソリン安で大型車に人気が集まり、中小型車の販売が落ち込んだ。

「国会は 女議不祥事の 話題増え」

2017年07月28日 | 時事川柳
民進党の蓮舫代表が27日、「民進党の代表を引く決断を致しました」として辞任する意向を表明した。国会内で開いた記者会見で語った。
稲田朋美防衛相は27日、南スーダン国連平和維持活動(PKO)の日報問題を巡る責任を取り、辞任する意向を固めた。
自民党の今井絵理子参院議員(33)(比例選)は27日、同日発売の週刊新潮が既婚の神戸市議(37)との交際を報じたことについて、党本部で記者団に「信頼を裏切ってしまったことを心から深く反省している」と謝罪した。

「先見えぬ 烏合集団 民進は」

2017年07月27日 | 時事川柳
民進党の前原誠司・元外相、慶応大教授の井手英策氏が25日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、東京都議選で惨敗し、野田幹事長が辞任を表明するなど混乱が続く民進党の再生への道筋について議論した。前原氏は、後任幹事長を打診された場合の対応について、「誰かがやらなければならない。我々ではなく、民主主義の瀬戸際だ」と述べるにとどめた。民進党の再生については、「立ち直った時には民進党という名前でなくてもいい。何をやる集団なのかをもう一度確認することが不可欠だ」と指摘した。

「さぁ来いと THAAD実験 本格化」

2017年07月26日 | 時事川柳
米国防総省のデービス報道部長は24日の記者会見で、ミサイル防衛システム「最終段階高高度地域防衛(THAAD)」による弾道ミサイルの迎撃実験を近く実施することを明らかにした。同省は11日にも実験を行い、中距離弾道ミサイルの迎撃に初めて成功しており、THAADの能力向上を図ることで、弾道ミサイル開発を進める北朝鮮をけん制する狙いとみられる。複数の米メディアによると、迎撃実験は29日夜から30日未明にアラスカ州コディアックに配備されたTHAADを用いて行われる予定。同省によると、THAADによる短距離弾道ミサイルなどの迎撃実験は過去14回行われ、すべて成功している。

「トラ横目 不法移民の 売買を」

2017年07月25日 | 時事川柳
米南部テキサス州サンアントニオのスーパーの駐車場で23日、大型トレーラーから8人の遺体が見つかった。ほかに衰弱していた30人ほどが病院に搬送され、うち1人が死亡した。熱中症や脱水症状とみられる。捜査当局は、フロリダ州出身の運転手の男(60)を逮捕し、不法移民の組織的な人身売買の可能性があるとみて捜査している。米メディアが伝えた。CNNなどによると、トレーラーから出てきた男性がスーパーの従業員に水を求め、公的な支援が必要と判断した従業員が通報して発覚。警察が確認すると、荷台に約40人が乗せられ、うち8人が既に死亡していた。搬送された中には2人の15歳の子どもも含まれていたという。

「安倍支持が 2割に下落 トラ以下と」

2017年07月24日 | 時事川柳
毎日新聞は22、23両日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は6月の前回調査から10ポイント減の26%、不支持率は同12ポイント増の56%。支持率が2割台になったのは2012年12月の第2次安倍内閣発足後初めてで、安倍晋三首相は当面、厳しい政権運営を迫られそうだ。

「トラの顔 報道官が 見切り辞任」

2017年07月23日 | 時事川柳
トランプ米政権は21日、ホワイトハウスのショーン・スパイサー報道官の辞任を発表した。後任にサラ・ハッカビー・サンダース副報道官が昇格する。スパイサー氏は、トランプ大統領がホワイトハウスの広報戦略を担う広報部長に、投資会社創業者のアンソニー・スカラムッチ氏を起用したことに反発したという。政権発足からわずか半年で「政権の顔」の報道官が交代する異例の事態となった。

「大相撲 勝ち星一位に 蒙白鳳」

2017年07月22日 | 時事川柳
大相撲の東横綱白鵬(32)=本名ムンフバト・ダバジャルガル、モンゴル出身、宮城野部屋=が21日、名古屋市中区の愛知県体育館で行われた名古屋場所13日目で大関高安を押し倒して12勝1敗とし、元大関魁皇(現浅香山親方)を抜いて単独史上1位となる通算1048勝目を挙げた。16歳で初土俵。2001年夏場所の序ノ口デビューからハイペースで白星を重ね、16年余りの所要97場所で新たな大記録を樹立。幕内954勝、横綱としての760勝、優勝38回、全勝優勝13回なども史上最多で、白鵬はこれで勝利にまつわる主要記録では、双葉山の69連勝を除く全てで単独トップに立った。

「“こんな人” 安倍発言に 支持急落」

2017年07月21日 | 時事川柳
安倍晋三内閣の支持率低下が止まらない。首相が東京都議選のさなか、秋葉原の街頭で口にした「こんな人たちに負けるわけにはいかない」が今なおじわじわと響いているのではないか。改めて考えた。「こんな人たち」発言が国民に与えたショックは何だったのだろう。「国民なめるな こんな人たち」。9日、東京・新宿。安倍政権退陣を求めるデモに首相の言葉をあしらったプラカードが多数登場した。政権を批判する人々の間ではもはや流行語だ。参加した女性は「国民に何言ってんねん、と腹が立ったので来ました」。14日、首相官邸前。脱原発デモに参加した神奈川県平塚市の無職男性(70)は言った。「首相は国民の中で批判的な勢力を『こんな人たち』と分断した。共謀罪の対象だと言い出しかねない」

「関東は 雷雨通過で 梅雨明けと」

2017年07月20日 | 時事川柳
気象庁は19日、関東甲信や東海、近畿、中国(山口県を除く)の各地方が梅雨明けしたとみられると発表した。いずれも平年より2日早く、昨年より関東甲信で10日、東海で9日早く、近畿、中国で1日遅い。関東甲信地方は19日は高気圧に覆われ、晴れ間が広がっている。最高気温は各地で30度を超える真夏日になる見込み。一方、湿った空気の影響で午後は山沿いを中心に雨や雷雨となる所がある。

「中WEB 習似たプーさん 閲覧不可」

2017年07月19日 | 時事川柳
中国内のSNS上で「くまのプーさん」が検索できなくなり、ネット上で騒ぎになっている。表情や体形が似ていると言われる習近平国家主席のイメージを守るためとみられるが、ネット上では「プーさん粛清運動だ」「あまりに度量が狭い」と批判する声が出ている。中国版ツイッターの「微博」などでは先週末から、中国語でプーさんを意味する「維尼熊」や「小熊維尼」を検索しても、プーさんの画像がほとんど出なくなり、「敏感な言葉」になった。その後、「こっちも似ている」とドラえもんのキャラクター「ジャイアン」(中国名・胖虎=太った虎の意味)が出回った。空き地に友人を集め、無理やり下手な歌を聴かせる画像が投稿されたが、18日にはジャイアンも検索できなくなっている。

「米史上 最低支持率 トラは無視」

2017年07月18日 | 時事川柳
米紙ワシントン・ポストとABCテレビは16日、共同実施した世論調査結果を公表し、トランプ大統領の支持率が4月時点の42%から6ポイント下落し36%になった。不支持率は58%。ABCは、就任後半年の支持率としては、第2次大戦後の歴代大統領の中で「最低」としている。調査結果では60%が「ロシアが大統領選に干渉しようとした」と回答し、うち44%は「トランプ氏が利益を得た」と答えた。トランプ氏の長男が大統領選中、民主党のクリントン元国務長官に不利な情報を求めてロシア人弁護士と面会していた問題については63%が「不適切」とした。