濡れ落ち葉の時事川柳

過去13年・・・
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「中政府 キリスト弾圧に 狼煙上げ」

2015年07月31日 | 時事川柳
中国浙江省温州市などで、当局がキリスト教会の屋根から十字架撤去を進めていることに対して、教会側が相次ぎ公開書簡を出して中止を求めている。中国では、教会は当局の管理下に置かれており、表だった抗議は異例だ。香港紙・星島日報などによると、カトリック温州教区の神父らは28日、連名で「声を上げよう。もう沈黙はしない」とする書簡を発表し、撤去の中止を求めた。浙江省キリスト教協会も今月10日、同省民族宗教事務委員会に対する公開書簡で、「信教の自由を公然と踏みにじるものだ」と批判した。

「橋下に あてつけ洪水 梅田地下」

2015年07月30日 | 時事川柳
29日午前8時5分ごろ、大阪市北区梅田2の市営地下鉄四つ橋線西梅田駅南側の地下道で、大量の水が天井から漏れているとの通報が駅職員にあった。清掃用の給水管が破損しており、市交通局がバルブを閉めて応急措置をした。破損の原因を調べている。市交通局によると、現場は同駅南改札から南約40メートルの地下道。給水管は金属製で天井内部に敷設されており、バルブの接続付近に直径約1センチの丸い穴が開いていた。老朽化による破損の可能性もあるという。

「列島の 火山活性 雌阿寒も」

2015年07月29日 | 時事川柳
気象庁は28日、ごく小規模な噴火の可能性が高まったとして、北海道の雌阿寒岳の噴火警戒レベルを「1」から、「2)」に引き上げた。同庁は火口から約500メートルの範囲で、大きな噴石の飛散への警戒を呼びかけている。同庁によると、雌阿寒岳では26日から火山性地震が増加し、同日は183回、27日は185回。28日の現地調査などの結果、火口近くで地熱域が拡大し、噴煙の勢いも増していることが判明した。雌阿寒岳の噴火警戒レベルが「2」になるのは2009年4月以来。

「上海は 官製相場に 不信増し」

2015年07月28日 | 時事川柳
いったん落ち着きをみせていた上海株式相場が27日、再び急落した。中国経済の減速懸念が一段と強まるなか、6月半ばからの株価急落後に停止していた上場株式の売買が相次いで再開し、潜在的に強まっていた売り圧力が一気に噴き出した。投資家は中国政府が政策を総動員して株価を押し上げる「官製相場」への不信を募らせている。

「琵琶湖いや 認知低くも 滋賀認知」

2015年07月28日 | 時事川柳
滋賀県は27日、認知度向上のために県名を変更する必要があるかどうかを県民に尋ねた世論調査の結果、「変える必要はない」が82.8%だったと公表した。三日月大造知事は記者会見で「多くの県民が『滋賀』に強い愛着を持ち、重みがある県名と再認識した」と話した。同県では、2月県議会で県議から「県外では(旧国名の)『近江』の方が、知名度がある。近江県と変えるのも一つの方法ではないか」と提案があったのをきっかけに、「琵琶湖県」などに改名してはどうかという議論が起きた。


「火の車 猛暑日続く 列島は」

2015年07月27日 | 時事川柳
日本列島は26日も高気圧に覆われ、各地で気温が上昇した。最高気温が35度以上の猛暑日は、全国928の観測地点のうち120カ所を超えた。30度以上の真夏日も、猛暑日の地点を含め590カ所を超えた。気象庁によると、最も高かったのは群馬県館林市の38・8度。埼玉県熊谷市38・2度、兵庫県豊岡市37・6度、静岡県川根本町37・2度などを記録した。東京都心もことし初めての猛暑日になり、35・8度を観測した。

「小中校 短い夏に 脱ゆとり」

2015年07月26日 | 時事川柳
夏休みを短縮し、最終日を8月31日より前倒しする公立小中学校が増えている。背景には「脱ゆとり教育」を目指した学習指導要領改定による授業時間の増加がある。 「いよいよ夏休みに入りますが、今年からちょっと短くなります」 今年から夏休みが8月24日までとなる大阪府豊中市の市立桜塚小学校。1学期最後の授業日だった今月16日、児童が担任の説明に「えー」と声を上げた。

「銀座では 近大鯰を 丑の日に」

2015年07月25日 | 時事川柳
「土用の丑の日」の24日、東京・銀座では「ウナギ風味のナマズ」(2200円)が販売され、限定30食が約40分で完売した。開発したのは「近大マグロ」で知られる近畿大学。絶滅が心配されているニホンウナギの代替品にしようと考えた。この日は銀座の直営飲食店で、かば焼きをご飯の上に乗せて提供した。慶応大2年の古沢椋さん(20)は「若干脂身が少ないが、目をつぶればウナギと勘違いするぐらいおいしい」と話した。今冬から本格的に売り出したいという

「白紙後も 五輪群がる ゼネコンは」

2015年07月24日 | 時事川柳
白紙撤回となった新国立競技場の整備計画に関し、今秋にも実施される再入札に国内の主なゼネコンがこぞって参加しそうだ。このうち、大成建設と竹中工務店は再参加する方針を固めた。採算性、工期とも厳しい案件だが、2020年東京五輪・パラリンピックのメーン会場の建設は実績づくりやブランド力の向上につながるとして、両社を含めた受注合戦は激しくなることも予想される。大成建設は「新国立競技場は国家プロジェクトなので、引き続き関わっていきたい」としている。

「感情を AIワトソンは 理解でき」

2015年07月24日 | 時事川柳
米IBMの研究者は人工知能(AI)を搭載した高性能コンピューター「ワトソン」を活用し、メッセージを読んでそのトーンを判断できるアプリケーションソフト「IBMワトソン・トーン・アナライザー」を開発した。これは人間であれば自然にできる作業だが、コンピューターの場合には通常のタスクよりもはるかに高い知能が必要となる。

「東シナ 違法ガス田 公表へ」

2015年07月23日 | 時事川柳
政府は22日、中国が日中間の合意に反し、東シナ海の「日中中間線」付近で一方的に新たなガス田開発を進めていると指摘し、証拠として航空写真などを公表した。周辺海域で中国がガス田開発のために設けた構造物は計16基で、いずれも日中中間線の中国側で建設されている。政府は各施設が中国の軍事活動の拠点となる可能性も念頭に、警戒を強めている。


「三社長 ブランド毀損 東芝クビ」

2015年07月22日 | 時事川柳
東芝は21日、田中久雄社長と前社長の佐々木則夫副会長が同日付で辞任したと発表した。過去の決算で利益を1518億円水増ししていた問題の責任を取る。佐々木氏の前の社長だった西田厚聡氏は相談役を退く。後任の社長は、室町正志会長が兼任する。問題を調べていた第三者委員会が前日、佐々木氏と田中氏が利益の水増しなどに関与していたとする報告書を提出した。報告書によると二人は社長として事業部門に予算通りの利益を実現するよう強く求め、水増しをせざるを得ない状況に追い込んだ。また、水増しを認識した後も黙認していた。

「米・キューバ 54年ぶり 往来を」

2015年07月21日 | 時事川柳
米国とキューバは20日、1961年に断絶した国交を54年ぶりに回復し、相互の首都で大使館を再開した。オバマ米大統領とキューバのラウル・カストロ国家評議会議長が昨年12月、国交正常化方針で合意して以来最大の成果で、両国関係は東西冷戦を背景にした対立の解消に向け、歴史的転換点を迎えた。相互の首都に設置されている利益代表部は20日、国交回復に伴い、それぞれ大使館に格上げされた。キューバのロドリゲス外相は同日、ワシントンのキューバ大使館で大使館開設記念式典に出席する。

「なすり合い 白紙責任 森、文科」

2015年07月20日 | 時事川柳
「ああいうでかいものを、やったことがないんだ」。白紙撤回を伝えられた大会組織委員会の森喜朗会長は17日、担当官庁の文科省や日本スポーツ振興センター(JSC)に怒りの矛先を向けた。16日の自民党有志の勉強会でも「運営をこのまま任せていいのか」とJSCへの批判が相次いだ。競技場の解体工事では昨年9月、JSCの手続きに不備があったとして、入札がやり直しとなった。JSCの担当者が、参加業者の提出書類を入札期限前に開封していた。