観光需要の喚起策「Go To トラベル」について、赤羽一嘉国土交通相は30日の閣議後会見で、補助対象の線引きを見直し、観光をおもな目的としない旅行を対象外にすると明らかにした。出張での利用は原則対象外になり、英会話の講習やダイビング免許の取得が付いたプランも対象外とする。11月6日の販売分から適用される。
東京都で29日に新型コロナウイルスの感染者が221人確認され、大型クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客らも含めた国内の感染者が累計で10万人を超えた。1月中旬に国内で初めて感染者が確認されてから9カ月余り。今も全国で連日300~700人ほどが新たに確認されており、感染者の増加に歯止めがかからない状況だ。
昨年、日本列島に再三上陸して甚大な被害をもたらした台風。しかし、今年は打って変わって平成20年以来の「上陸ゼロ」となりそうだ。7月に台風が一つも発生せず、8月に高気圧が日本列島の上空に張り出して台風が近づけなかったことに加え、9、10月もさまざまな「幸運」が重なったことが原因とみられている。
ロシア議会下院のビャチェスラフ・ウォロジン議長は26日、新型コロナウイルスの集団感染が下院で発生し、定数450人の約2割にあたる91議員が感染したことを明らかにした。下院議員1人が死亡し、38人が入院しているという。
自転車で対向車線の車の前に飛び出すなどの「あおり運転」をしたとして、埼玉県警は26日、同県桶川市寿、パート従業員の男を道路交通法違反(あおり運転)容疑で再逮捕した。県警によると、6月施行の改正道交法で創設された「あおり運転(妨害運転)罪」を自転車の走行に適用し、逮捕するのは全国で初めてだという。
新型コロナウイルスの国内感染者は25日午後9時現在で、新たに495人が確認された。死者は6人増えた。東京都は124人で、6日連続で100人を上回った。都内の感染者は累計で3万33人になり、3万人を突破した。
米国で、新型コロナウイルスの感染者が再び急増している。ジョンズ・ホプキンス大によると、23日だけで約8万4千人の感染が新たに確認され、7月に記録した約7万7千人を上回って、過去最多となった。ウイルスが広まりやすい屋内活動が多くなる冬が近づき、さらなる拡大が懸念される。
自民党の石破茂・元幹事長は22日、自身が率いる石破派の会長を辞任する意向を固め、周辺に伝えた。複数の関係者が明らかにした。22日午後に臨時の派閥総会を開き、表明する見通しだ。石破氏は周辺に対し、9月の自民党総裁選で敗北したことについて、「誰も責任を取らないわけにはいかない」と述べた。
チェコとアイルランドが22日から2度目のロックダウン(都市封鎖)に踏み切る。欧州連合(EU)の加盟国で全土のロックダウンを再導入するのは初めて。欧州は新型コロナウイルスの流行の「第2波」で感染者が急増しており、他の国も追随する可能性がある。
JR東日本は21日、来春のダイヤ改定で、在来線の17線で終電時刻を30分程度繰り上げると発表した。首都圏の主な路線が対象となる。終電繰り上げの対象となるのは、山手線、京浜東北線、中央線、東海道線など、東京駅を中心としたおおむね100キロ圏内を走る路線。
日中両政府が、短期と中長期滞在のビジネス関係者らの往来を近く再開することがわかった。週内にも合意する。日本政府関係者が明らかにした。両国は経済的なつながりが強く、往来再開により新型コロナウイルスの流行で打撃を受けた景気の回復を後押しする狙いがある。
19日午前7時50分頃、石川県加賀市のショッピングセンター「アビオシティ加賀」にクマが侵入した、と従業員から110番があった。同市によると、クマは店舗の商品搬入口から入ったとみられ、午後0時半現在も出ていない。
菅首相は18日、就任後初の外遊としてベトナム、インドネシアへの訪問に出発する。19日にベトナムのグエン・スアン・フック首相、20日にインドネシアのジョコ大統領とそれぞれ会談し、21日に帰国する予定だ。真理子夫人も同行する。
米ジョンズ・ホプキンス大の集計によると、米国の新型コロナウイルスの累計感染者数が16日、800万人を超えた。死者数は22万人に迫り、いずれも世界最多だ。感染者の増加ペースが再び速まっており、米メディアは「第3波が近づいている」と警告している。
ロシア極東のハバロフスクで、7月に逮捕された地元知事の解放を求める市民の反発が続いている。一時は数万人に達した抗議デモ参加者は減ってきたが、人々は逮捕を、野党出身の知事に対するプーチン政権の圧力とみて、「私たちの知事を返せ」と訴えている。