米軍で戦略軍やサイバー軍などに続く11番目の統合軍となる「宇宙軍;次代の戦闘領域である宇宙で米国の死活的な国益を守る」が29日、発足した。中国やロシアは宇宙開発を加速させており、これに対抗する考えだ。
28日から始まった第7回アフリカ開発会議で、日本は民間ビジネスを主軸とした政策を打ち出した。今後3年で200億ドル超の民間投資や80億ドルの政府系融資をめざす。巨額融資で攻勢をかける中国に対し、日本は経済改革が進むごとに融資するなど透明性で対抗する。
秋雨前線の影響で記録的な大雨となった九州北部は28日、各地で住宅や道路が水につかり、身動きできなくなった車からの通報も相次いだ。佐賀市では1時間に100ミリを超す猛烈な雨が降り、市中心部の広範囲が浸水。JR佐賀駅も冠水するなど市民生活に大きな影響が出ている。
韓国の文在寅政権が9日に法相候補として発表した文氏側近のチョ国氏の娘に大学への不正入学や奨学金不正受給の疑いがあるとして、ソウル中央地検は27日、娘の母校の高麗大など関係先の強制捜査に乗り出した。聯合ニュースなどが伝えた。
米国務省のオータガス報道官は25日、韓国が日韓軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の破棄を決めたことについて、「我々は深い失望と懸念を抱いている。この判断によって韓国の防衛はより複雑になり、米軍へのリスクも高まる」と批判した。
米CNNは23日、トランプ米大統領がフランスで開幕する先進7か国(G7)による主要国首脳会議への出席について、「時間の無駄ではないか」と側近らに不満を漏らしていたと報じた。トランプ氏は、安倍首相やマクロン仏大統領らと会談した際も、サミットについて同様の不満を伝えたが、安倍氏らの説得を受けて出席を受け入れたとされる。
陸上自衛隊の中央音楽隊は23日、モスクワの中心部「赤の広場」で催された軍楽祭スパスカヤ・タワーに初めて参加した。竜笛や和太鼓を交えた演奏を披露し、詰めかけた聴衆から大きな声援を浴びた。
岩屋毅防衛相は24日午前、北朝鮮が弾道ミサイル2発を発射したと発表した。日本の領域や排他的経済水域(EEZ)には落下せず、ただちに日本の安全保障に影響を及ぼす事態ではないと説明した。「発射は明白に国連決議に違反し、距離や種類にかかわらず看過できない」と述べた。
韓国政府は23日、日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)を破棄すると日本政府に通知した。協定の有効期限は1年で、11月の満期の90日前にどちらかの国が終了の意思を伝えると、更新されない仕組み。破棄する場合の通知期限が今月24日に迫っていた。
横浜市は22日、カジノを含む統合型リゾート(IR)を誘致すると発表した。横浜港の山下ふ頭に整備し、2020年代後半の開業を目指す。だが、IR誘致には市民の間や議会内に根強い反対の声がある。林文子市長が「白紙」としてきた従来の姿勢を変えたことに対し、反発が起きるのは必至だ。
河野太郎外相と韓国の康京和外相は21日、日中韓外相会談のため訪問中の北京で会談した。袋小路の日韓関係に中国の王毅国務委員兼外相が融和を促す異例の場面もあった。
大韓航空は20日、日韓関係の悪化で韓国と日本を結ぶ便の利用者が減少しているとして、主力路線の釜山―関西の運航を休止するなど、大幅な見直しに踏みきると発表した。代わりに東南アジアや中国などとの路線を拡充するという。
オーストラリアで日本の車のナンバープレートに似た少し不思議な「和風」のプレートが静かな人気を集めている。白地に緑の文字で漢字が書かれており、日本車に付ける人が多いようで、国内で5千台分近くが売れたという。
米トランプ政権は台湾にF16戦闘機66機を売却する方針を固めた。16日、米議会関係筋などが明らかにした。米メディアによると、総額80億ドル相当とされ、「この数十年で最大」という。
北朝鮮の祖国平和統一委員会は16日、報道官談話を発表し、韓国の文在寅大統領が15日の「光復節」の式典で南北融和を呼びかけた演説を批判し、「われわれは、再び対座するつもりはない」と表明した。