安全保障関連法をめぐる審議では、所属議員が10人にも満たない「ミニ政党」が存在感を示した。日本を元気にする会、次世代の党、新党改革の野党3党は、土壇場で与党との修正協議に合意し、19日未明の参院本会議での法案採決で賛成に回った。同日午前には、自衛隊の海外派遣に対する国会関与の強化などを盛り込んだ合意文書が閣議決定された。与党だけの賛成で採決に踏み切れば、「強行採決」との批判が強まるおそれがあっただけに、自民党幹部は「協議を重ね、野党3党が現実的な選択をしてくれたことは大きかった」と胸をなで下ろした。
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