安倍政権の閣僚や自民党幹部から問題発言や失言が止まらず、謝罪・撤回が相次いでいる。萩生田光一文部科学相は29日、英語民間試験をめぐる「身の丈」発言を撤回。河野太郎防衛相も「私は雨男。就任後台風が三つ」との発言を謝罪した。野党側は追及の好機ととらえ、勢いづいている
英議会下院は28日、欧州連合(EU)からの離脱を目指すジョンソン首相が提出した「12月12日投票の総選挙」の動議を否決した。EUは離脱期限の2020年1月末までの延長に同意したが、英議会は離脱協定案を承認できていない。
参議院議員会館に設置したテレビの受信料を支払っていないとして、NHKは28日、NHKから国民を守る党(N国)の党首で前参議院議員の立花孝志氏に対し、受信料の支払いを求める訴訟を東京地裁に起こし、発表した。
米紙ワシントン・ポストは、トランプ大統領一族が所有する首都ワシントン中心部の高級ホテル「トランプ・インターナショナル・ホテル」について、一族がホテルの賃借権売却を検討していると伝えた。同ホテルは外国の要人らも多数利用しており、トランプ氏が大統領の地位を利用して利益を得ているなどの批判が出ていた。
東京都渋谷区で昨年秋、ハロウィーンが騒乱状態になった問題を受け、区は24日、週末の26日とハロウィーン当日の31日に警備員を各日100人以上動員すると発表した。警備員は防犯カメラの付いた監視台からマナー向上などを呼びかけ、トラブル防止に努める。警視庁も26日から機動隊員らを配置し、警戒を行う。
低気圧の影響で25日、千葉県内は激しい降雨に見舞われた。銚子地方気象台によると、3時間雨量は鴨川市鴨川が160ミリ、市原市牛久が139・5ミリで、いずれも観測史上最大を記録した。
台湾と9月に断交した南太平洋の国・ソロモン諸島が、国交を結んだ中国との関係強化を進めている。オーストラリアの複数のメディアは、地方政府が最長75年で中国企業に島をまるごと貸し出す覚書を交わしたと報じた。港湾などが中国に将来、軍事利用される恐れがあるとして、豪州で懸念が深まっており、中国と太平洋で覇権を争う。
中国政府は28日から、国内の主要な新聞社やテレビ局で編集業務に携わる記者らを対象に、習近平国家主席の思想の理解度をはかる試験を実施する。国営新華社通信が報じた。合格しなければ記者証が発行されず取材ができなくなるため、「締め付け強化」との懸念が出ている。
中国政府主催の国際会議「第6回世界インターネット大会」が20日、浙江省烏鎮で開幕した。習近平国家主席は大会に寄せた祝辞で「各国はサイバー空間における運命共同体の構築に努めていくべきだ」と述べ、国内で統制を強める中国が国際秩序を主導する意欲を改めて見せた。
天皇陛下が即位を国内外に宣明される「即位礼正殿の儀」が22日、皇居・宮殿「松の間」で行われる。世界約180カ国と国際機関の代表らを含む国内外の賓客約2千人が出席する見通し。同日夜には、賓客らを招いて祝宴「饗宴の儀」が開かれる。
英政府は19日夜、今月末の欧州連合(EU)からの離脱期日を3カ月延期するよう求める書簡をトゥスクEU大統領に届けた。書簡にはジョンソン首相の署名がなく、延期要請が本意ではないことをにじませた。
台風20号は、20日(日)から21日(月)にかけて沖縄地方に接近する恐れ。22日(火)は、本州の南岸に延びる前線の活動が活発になり、東海や関東で大雨の恐れ。
中東ホルムズ海峡などでの船舶の安全確保のため、米国が参加を呼びかけている「有志連合」構想・海洋安全保障イニシアチブをめぐり、政府は米主導の構想には参加せず、自衛隊をホルムズ海峡周辺に独自派遣する方針を固めた。政府関係者が明らかにした。
2020年東京五輪の準備状況を監督する国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会のジョン・コーツ委員長が16日、ドーハで共同通信の取材に応じ、猛暑対策でマラソンと競歩を札幌開催に変更する案について「選手を最優先に考えている。国際陸上競技連盟が早急にコース計画を練って実行する」と実現に自信を示した。
第9管区海上保安本部によると、16日午前10時10分ごろ、能登半島の北西約320キロの「大和堆」と呼ばれる海域付近で「北朝鮮の漁船が転覆し、乗組員が転落した」との情報が水産庁から入った。