「厚岸カキ 相次ぐ台風に 大量致死」 2016年09月17日 | 時事川柳 相次いだ台風の影響で北海道厚岸町では、「カキえもん」などのブランドで知られる養殖カキが大量に死んでいる可能性が強まっている。調査はこれからだが、今冬の生産量の減少を懸念する声もある。主要養殖場の厚岸湖には、上流から別寒辺牛川などが注ぐが、8~9月に連続した台風で濁流が絶え間なく注ぎ込み、汽水湖の塩分濃度が極端に低下。カキは短期間なら殻を閉じて身を守るが、それでも塩分濃度が回復せず、真水化した湖水を吸って死んようだ。「産卵を終えて弱っていたことも影響したのでは」との見方もある。