布屋忠次郎日記

布屋忠次郎こと坂井信生の日記

入学式と日の丸

2005-04-06 20:45:28 | 日本
長男の入学式。東京でも桜が満開になったそうだけど、内房でも朝にはちらほら咲いていたのが、帰る頃にはほぼ満開。
しかし落ち着きがないと思っていた長男が、いつのまにかイッチョマエの小学生顔になっている。

入学式で、久しぶりに君が代を斉唱。講壇上の国旗を仰ぎながら国家を斉唱すると、「自分は日本人だなぁ」という思いが新たになって、ますます日本のリバイバルのために祈ろうという気になる。
うろおぼえだけど、小学生か中学生の時の教科書に、韓国の民主化を求めて国旗をかかげてデモ更新する写真が載っていて、「愛国」と「反政府」は対立する概念ではないというような説明がついていたのを見た記憶がある。当時は理解していなかったと思うけれど、今はまったく同意。
旗日に日の丸を揚げたいなぁ。嫁さんと相談しよ。

君が代強制問題

2005-03-24 13:14:08 | 日本
東京都教育委員会は、今春の卒業式で君が代斉唱時に起立しなかった都立高校教員ら約50人を懲戒処分(去年から2年連続の者は減給、その他は戒告らしい)にする方針を決めたそうだ。

公立学校の職員が国歌を歌うのは当然だと、私は思う。
がしかし、強制はしないでいただきたい。
この前の園遊会でも教育委員が天皇陛下から、強制ということでないほうがよい旨を直々に言われたでしょ。

国民として、東京都教育委員会と都知事に言いたい。
「強制されなきゃならないような者に歌わせないでください。
そんな連中に歌わせるのはもったいないです。
そんな連中に歌われたら、国歌の方で迷惑だと思いませんか。
国歌は、国歌を心から歌いたい者だけに歌わせてくさい。
歌いたくない者には退出してもらってください。」


国旗国歌法なんてつくらなくても、日本の国旗は日章旗以外ありえなかったし、日本の国歌は君が代以外ありえなかったんだよなぁ。
なのに無理やりに国旗国歌法を成立させたことは、かえって日章旗と君が代にケチをつけるものだったと思う。

祝、島根県議会で「竹島の日」条例成立

2005-03-16 23:30:29 | 日本
島根県議会で「竹島の日」制定条例案が可決された。全文は以下の通り。

第1条 県民、市町村及び県が一体となって、竹島の領土権の早期確立を目指した運動を推進し、竹島問題についての国民世論の啓発を図るため、竹島の日を定める。

第2条 竹島の日は、2月22日とする。

第3条 県は、竹島の日の趣旨にふさわしい取り組みを推進するため、必要な施策を講ずるよう努めるものとする。


「平和的解決を」と訴える県民や国民もあるが、この条文のどこにも「平和的でない手段によって」とは書いていない。もとより平和的でない解決など県議連も含めて誰も望んでいないはずで、この条文は平和的解決のためのものともいえる。
条文上、この条例が「平和的解決を阻害する」というのはつまり「必要な施策を講ずるよう努める」こと自体に反対しているわけだ。もっとも、この条例を問題視する人の中には、条文も読んでいない人も少なくないだろうと思うけれど。

MSNによれば、韓国の潘基文外交通商相は「領土問題は韓日関係よりも上の概念」と言ったという。しかり。領土問題とはつまり両国それぞれの主権のおよぶ範囲の問題だから、これを脇においての両国関係などというものはありえないわけで、これは北方領土問題に関する日露関係も同様だろう。

拉致問題にしても北方領土問題にしても「平和的解決を」と言いつづけて何も解決していない。
「だから武力解決を」というのではない。しかし平和的解決というのは、なしくずしに相手の言いなりになったり、関係者の高齢化を待つことではないはずだし、その方が暴力的とさえ言えるだろう。

1952年に韓国軍が竹島に上陸してから半世紀以上。「36年(実際には34年半)のあいだ日本に主権を踏みつけられた」と訴えつづける韓国だが、自分たちが同じことをするのは平気だというのは不可思議だ。自分たちは徴兵制を敷いておいてベトナム戦争にも出兵しておきながら、日本の一地方自治体が「がんばろう」と宣言しただけの条例に「軍国主義的」と言ってくるお国柄だ。まさにお国柄としかいいようがないか。

千葉県知事選挙

2005-03-14 06:41:57 | 日本
現職の堂本候補が当選したそうだ。次点の森田候補とはたった6086票差だったとか。
とりあえず、有効投票の過半数は、現職に「No.」と言ったわけだ。
が、私も含めて棄権した有権者56.72%は現職に異議無しと言ったことになるわけで。

「どの候補にも当選させたくない」と思っていたけど、こうなってみると「だったら変化を」と考えるべきだったかも。
とはいえ、負けたのに悔しがるでもなく「むしろすっきりした気持ちだ」という、まるでスポーツの試合でもやってきたかのようなコメントの森田候補。彼に投票した954,039人の有権者は、今ごろどう思っているのだろう。

しかし、公明党本部の幹部の「うちが(堂本氏を)やっていなければ負けていたな。(国政への影響は)ないと思う」というコメントをMSNが伝えていたが、またキャスティングボートを握ったつもりかな。

千葉県知事選挙

2005-03-11 20:07:54 | 日本
千葉県知事選挙がこの週末にある。一票を持つ県民として、これからの県民生活と、我が子の時代のために、次の県政を誰にゆだねるべきか。

現職の堂本暁子は、初当選のときは無党派層やら草の根運動やらに人気があったが、これまでの「実績」を見ると「こいつにまかせたら、悪くなることはあっても良くなることはない。」としか思えない。さっさと退場してほしい。
「上の世代が作った借金を返さなきゃいけない次の世代が元気である県」みたいなことを自身のメールマガジンで書くようなやつ(いつ頃の号か忘れたが、借金を作った世代の責任の言及もなしにこんなことを書いてきたので、反論を返信したのを覚えている)には、絶対に落選してほしい。

山田安太郎については何も知らないが、私は共産主義と社会主義には絶対反対なので、「日本共産党推薦、新社会党県本部支持」の候補者には絶対に落選してほしい。
新社会党は、社会党(現・社民党)よりは主張はマシだが、それでも左翼政党であることに変わりはない。まして共産党も加わってはね。
(それにしても、昔は「まともなことを主張しているのは共産党くらいだ」と考えていたのだから、私も成長したものだ)

となると残るのは森田健作か。
この人はそういえば、国会でのなんかの票決で、議場を出るなり泣きながらカメラ(国民)に向かって謝ってたことがあった。要は永田町での保身のために国民の意に反する方へ投票したということだったのだろう。「だったら違う方に投票すればいいだけじゃないか。国民の方を向かずに権力の方を向いてるだけじゃないか。それを自己フォローするためのこのパフォーマンスは、さすが役者」と思ったのを覚えている。
それ以来、私の中では「もっとも信用できない政治家」だし、そんなやつに県政をゆだねるわけにはいかない。県をダメにするということでは他の二人と一緒だが、(事実がどうあれ)見せたい自分を見せるすべを知っている役者は最悪だ。

ちょっとまて、これじゃ誰にも投票できないじゃないか。それも「投票したい候補者がいない」のではなく「投票するわけにいかない候補者しかいない」のだ。
ホームページで「政党や政治家に不満があるなら、自分が議員になればいい」などとエラソーなことを書いておいてこれでは。