Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

ジャパンカップの展望-その1

2016-11-21 09:03:15 | G1
連対馬の傾向。
対象は日本馬のみ。(前走、海外は除く)。
15年のラストインパクトは例外。
ムーア効果が絶大という事で、傾向には当てはまられない。

来ない馬
(1)前走、ダート。
(2)前走、重賞以外。
(3)前走、G1以外で3着以下。
(4)前走、3番人気以下でかつ5着以下。
 ただし、前走が休み明けでの天皇賞・秋出走でかつ2400m以上のG1勝ち馬は除く。
(5)前走、3着以下でかつ前々走も3着以下。
 ただし、どちらかでG1で1番人気だった馬、または、前走が休み明けでの天皇賞・秋出走でかつ
 2400m以上のG1勝ち馬は除く。


残った馬
アルバート
キタサンブラック
ゴールドアクター
シュヴァルグラン
ディーマジェスティ
ビッシュ
リアルスティール
レインボーライン

8頭。


さらに絞ると・・・。

傾向的に弱い馬。
(1)前走が10月より前
→ゴールドアクター
(2)G1連対なし(過去10年だとスクリーンヒーローのみ)
→アルバート、シュヴァルグラン、ビッシュ、レインボーライン


さらに残った馬
キタサンブラック
ディーマジェスティ
リアルスティール

3頭。


このレースの王道はG1で実績を数多く上げているその時期の日本のエース格の馬が活躍する。

リアルスティールは日本のG1は未勝利で素質はともかくとして、まだ真のG1馬の資格と持つところまでは来ていない。
ディーマジェスティは皐月賞を勝った3歳馬。
まだ皐月賞1つだけではまだまだエース格としては実績不足。

一応、キタサンブラックイチオシ!!

G1・2勝3着3回
残った3頭ではこの馬が実績で一歩リードという事になる。

ただし、勝った菊花賞、天皇賞・春は展開に恵まれた部分が大きく、レースレベルは高くない。
前走の京都大賞典にしてもスローの前残りのレースで展開利が大きいレース。
これまでハイレベルなレースで勝ったことはない。

また、JCはスローな上り勝負が通例。
33秒台の脚は使えるが決して、他馬より決め手で上回るタイプではないのも微妙なところはある。
スローな展開は合うのだが...

あとは過去のエース格の馬たちはエースの王道、天皇賞・秋をステップにしてきた。
そして、そのあとの有馬記念まで使う秋のG1を全部使うようなエースの自覚を持った馬たち。
諸々の事情はあるのだろうが、エースという事で言えば、物足りないステップである。

今回の全出走馬を見ても、例年のエース格と馬との比較では断然に落ちるのは否めない。
いつもになく日本馬が手薄であるため、今年は例年の傾向は通用しない可能性は有りそうで、
そういう意味では外国馬の台頭は十分に注意しないといけないかもしれない。