Whatever will be, will be.

気まぐれ日記。

日本ダービーの回顧(まとめ)

2016-05-29 17:03:35 | G1

マカヒキが鼻差の大接戦を制して近年最強世代の頂点に立った!!
大一番。
内枠を引いたこともあったのだろうが、今までよりは前に出していった。
ダービーはコース(芝状態)も含めて、よほどではないと追い込みで勝ちは難しいレースでもあるし、
極端なことを言えば、大敗があっても勝ちに行ったレースをしたという事だろう。
直線でサトノダイヤモンドの内がなかなか開かないようなシーンもあって、進路がなくなるかと思ったが、
見事に開き、そこからは鞍上の川田も目一杯を追って、サトノダイヤモンドのゴール前の追撃を凌いだ。
見解でも書いたように、なによりも今年の有力馬の中ではダービー馬の資質ではこの馬だと思ったし、
資質には幸運も持ち合わせているわけで、最後のハナ差勝利に繋がった。

サトノダイヤモンドはあまりにも惜しい2着。
あの鼻差は、自分としては、見解で書いたように、馬名がダービー馬にならせてくれなかったのだと思う。
でも能力は改めて示した
勝負付けは済んでいないわけで、これからの将来性は有望である。

ディーマジェスティは今回は落ち着いた展開。
1,2着馬とは位置取りが後ろだったことが致命的
直線追い出してからの反応も微妙だったかもしれないが、逆に今度は展開に泣いた形
でも良く頑張っている

エアスピネルは流れに乗って早目に先頭。
それでも後続のライバルの末脚に屈してしまった。
距離もこなしていて、大善戦ではあるが、あまりにもライバルが強すぎで、
違う世代にいれば、この馬もダービー馬になれていたかもしれない。

リオンディーズは今回は溜めて末脚勝負も、展開が緩かったこともあり、最速の上りも5着止まり。
ハイペースを逃げて、緩い流れで後方から...
クラシック2冠はチグハグに終わってしまった。
でも実力はある。

スマートオーディンは強敵相手の今回はこの程度(6着)で仕方がないだろう。
末脚自慢で直線勝負もリオンディーズに切れ負け。
ライバルたちは強すぎる

結局、ハイレベルの皐月賞の上位5頭が順番が変わりつつ、ダービーもそのまま独占
この5頭はみんな大物である。

秋以降の対決が楽しみである。

ただ、凱旋門賞に行く馬もいるのかもしれないが...
だったら...
近年最強世代
上位5頭が揃って凱旋門賞に行っても良いのではないか!!
今年の3歳馬たちならば、日本馬が凱旋門賞を勝つ最大のチャンスだろう。


連対馬の傾向
イチオシのマカヒキが勝利!!
次点扱いのサトノダイヤモンドが2着。
2頭はさらに残った馬5頭のうちの2頭だった。

3着馬の傾向
3着のディーマジェスティはさらに残った馬6頭のうちの1頭だった。

オッズバランス編
ディーマジェスティは皐月賞を完勝した馬であっても、諸々の条件を考えると
1番人気は不当で、オッズバランスは悪かった。


馬券は・・・
本線で馬連、3連複、3連単が的中!!
馬連  ¥  700!!
3連複 ¥  850!!
3連単 ¥ 4600!!

日本ダービーの見解...

2016-05-29 10:40:55 | G1
本命はマカヒキ。
皐月賞は展開は差し有利だから、先行した有力馬とは勝負付けは済んでいないし、
同じ差しに転じたディーマジェスティには最後は詰め寄ったものの、突き放されたのも事実で、
このレースだけで言えば、決定的なものだったのは否定できない。
ただ、どの有力馬もそうだが、ダービーが最大目標。
極端なことを言えば、皐月賞は通過点で、皐月賞を勝つために全力は使っていない部分はある。
マカヒキもその1頭。
今回の方が上昇度はあって当然。
皐月賞はあくまでダービーの前哨戦。
末脚の破壊力は証明したし、東京に変わればさらに伸びる可能性も考えられる。

そして何より、今年の有力馬では実績、素質(レースぶり)、馬名、厩舎、馬主、生産者...
総合的に考えてマカヒキがダービーを勝つという意味で1番相応しいと思うことが決定的な本命理由。
ダービーの勝ち馬というのはそういうものだと思う!!
それがダービーの歴史でもある。
もちろん、そうでないこともあるのだが、基本的なセオリーはそうであるという事。
正直、脚質を考えると内枠は微妙だが、逆に巧く経済コースを取れることになるかもしれないし、
勝つ馬ならば、そういう幸運も持っている。

対抗はサトノダイヤモンド。
こちらは皐月賞は結果的に前を捕まえに行きすぎで、さらに直線で不利もあった。
不利がなくても、あの展開では勝ちはなかったが、正攻法のレースで見せ場十分。
ダービーに一番繋がるレースをしたのはこの馬だったのではないか?
そして、何より、有力馬の中では一番、余裕残しであったのはこの馬だろう。
上積みやある程度ポジションも取れる脚質などを考えると、マカヒキと互角以上。
唯一の弱点は馬名のサトノの冠名
実績も上げてきている馬主ではあるが、冠名の馬名は個人的な好みも含めてダービー勝ち馬としてはイチオシできない

単穴はリオンディーズ。
皐月賞の敗因は暴走に尽きる。
ただ、ああいうレースをした後で、スムーズなレースができるのか?
ただ、皐月賞惨敗で評価は少し落ちたが、スムーズにレースをすれば、押し切りの可能性は有るかもしれない。
そういう意味で勝つか凡走化のイメージも含めての単穴。

秘密兵器というわけではない(☆)扱いにディーマジェスティ。
皐月賞は、まぐれでは済まされない完勝。
展開が向いたにしても、出遅れがあった中、好タイムでの勝利。
しかも相手は強敵。
近年最強世代のライバルを相手にしてのモノだから、文句ないだろう。
ただ、それでも嵌ったという部分はなかったとは言えないのも事実。
実力は証明しても、また勝つというのは相手が相手だけに容易ではない。
しかも、皐月賞馬とは言え、感覚的には3番人気が妥当な馬と思うが、
それが1番人気。
オッズバランス的に微妙である。
評価としては4番手。

以下、印の通り。


◎03:マカヒキ
○08:サトノダイヤモンド
▲12:リオンディーズ
☆01:ディーマジェスティ
△14:ヴァンキッシュラン
×10:スマートオーディン
×05:エアスピネル
×09:マウントロブソン

馬連流し(7)
03-08,12,01,14,10,05,09
3連複2頭軸流し(6)
03,08-12,01,14,10.05.09
3連単F(48)
03,08→03,08,12,01,14→03,08,12,01,14,10,05,09

03→08,12,01ラインを本線に勝負!!