皐月賞の展望－その１

連対馬の傾向。

来ない馬
・前走、ダート。
・前走、弥生賞５着以下。
・前走、スプリングＳ３着以下。ただし前々走、京成杯勝ち馬は除く。
・前走、初重賞を除き、前走５番人気以下。
・前走、５番人気以下かつ５着以下。
・前走、前々走とも４着以下。
・前走、２月最終週より前。
・前走、オープンクラス以外。

残った馬
アリゼオ
ヴィクトワールピサ
エイシンアポロン
ゲシュタルト
ダイワファルコン
ヒルノダムール
リルダヴァル
レッドスパーク

８頭。

ローズキングダムはスプリングＳ３着によりで消えた。
不安も残るが・・・


さらに絞ると。

有力なパターンは・・・

・年明け２戦以内
・年明け３戦の場合は、そのうち重賞およびトライアル(若葉Ｓ)は１つだけ。
・年明け４戦は多すぎ。
・デビュー以来、レース間隔はすべて中２週以上。
・芝勝利。
・前走は毎日杯(中２週)の場合は勝利
・前走は１，２番人気。

さらに残った馬
アリゼオ
エイシンアポロン

２頭。

一気に絞れて、ヴィクトワールピサまでも中１週を経験しているために脱落。


どっちも一長一短はあるが・・・

アリゼオをイチオシ!!とする。

エイシンアポロンはこれまでのレースからどちらかというと距離伸びて良い感じはしない。
(２０００ｍは守備範囲と思うが・・・)
特に昨秋シーズンに１４００ｍ(マイル未満)を使っているような馬がクラシック候補と
いう意味で相応しくない感じがする。
クラシックを狙う馬はそれらしいステップ(距離)を踏んで出てくるもの。
また、２強のヴィクトワールピサ、ローズキングダムに負けている点でもマイナス。
ただ、前走は仕上がり途上だったはずで、ヴィクトワールピサに完敗に見えるが、
実は中身は濃いと思うが・・・(２着になるべくして２着になった内容)

その点、アリゼオはクラシックを意識してレースを使ってきている馬。
４戦３勝。負けた１戦も大接戦の３着。
凡走をしていないのもクラシック候補に相応しいイメージがある。
ただ、勝ちっぷりにスケールの大きさを感じるほどの強いレースはしていないし、
持ちタイム的にも平凡なものしかない。
前走にしても展開がすべてのような逃げ切り勝ちと、本当の底力があるかどうか？
疑問もあるが・・・

ただ、負けたレースのような決め手勝負に分が悪く、逆に前走のような後続を封じ込めるような
レースができれば、勝機があることはハッキリしたので、陣営もある意味戦いやすいはず。
小回りの中山２０００ｍは力があれば、基本、前に行って不利という事はないわけだから。