星くず日記

お気に入りの音楽のことや日々チョットしたことをまったーりと綴っていきます

秋まつり

2010-10-27 16:01:17 | Weblog
馬場俊英さんの対談シリーズにあった文章で

「今、気づくことはないだろうけど・・・、いつか大人になった時、あるいはこの町を出る時、きっと気づくに違いない・・・。」

前後を割愛しちゃったけど、故郷を離れて気づくことってたくさんあるように思えます。


私の故郷は北海道・札幌だけど、札幌だけでなく、結婚して子育てにあけくれていた仙台、盛岡、大阪。そして旦那と二人で寂しく暮らした四日市。


それぞれに思い出があり、折々に懐かしく思っています。


今の自分だと、札幌の初雪

雪虫が飛んで、紅葉が美しくなった頃、粉砂糖を振るったように薄く白く紅葉の上に積もる初雪。

お日様を浴びて、雪がキラキラと溶けていく様。キレイですよ~


今年の初雪はドカッと積もってしまって、冬タイヤへの交換とか、雪かきとか大変だったらしいのですが。。。



強烈な甘い匂いにやられたのは、大阪で遭遇したキンモクセイ。


四日市では、秋になるとよく田んぼで藁を焼く匂いがしていました。


ここ東京では、そうだな~。そうそう、焼きイモ屋さんの匂いかな。寒くなると公園に出没するのですが、薪を焼く匂いとおイモの甘い匂いがたまりませ~ん。


匂いもそうだけど、音もありますよね。

ここは、夕方防災無線で♪「夕焼小焼け」が流れるんですよ。

sUnさんの実家では、ただのサイレンだったような



音といえば、お祭りの音もはずせませんよね。


16日に近所の神社さんでお祭りがあったのですが、ずっと太鼓の音が聞こえていました。

相撲のふれ太鼓のような軽い小太鼓の音。おはやしってかんじです。


夕方、神社さんへ行って見ると保存会の人が発見






元々小ちゃな神社さんなのですが、その狭い境内に夜店がギュウギュウ詰めになって出ていました。



お店に並んでいるのか、前に進もうとしているのか、ありゃりゃ向うからも人が来るし、もう身動きがとれません



これは、10月10日の所沢のお祭り↓「」














山車の上に人が立ってる

山車の中では景気のいい音がなり、お面をつけた滑稽な人が踊ってるよ。


アッチの山車には獅子舞が乗ってるし


こういう山車は初めてです



22日は京都で時代祭りがあったのよね。

10数年関西に住んでいたくせに、京都のお祭りは一つ見たことがありません。惜しいことをしました。


四日市では桑名寄りに住んでいたので、夏になると「日本一やかましい祭り」で名高い石取祭の四日市版がありました。

太鼓の音と激しい鉦の音。まさにやかましい音です。



あー、もうすぐ多度大社では流鏑馬ではないでしょうか。

上げ馬神事や流鏑馬は、とっても歴史に古いお祭りなのですが、最近では動物虐待ではないかって言われているのですよ



伝統を継承する人がいなくなって、途絶えていくお祭りもある中で、老若男女色々な人が嬉々として参加しているお祭りを見るのっていいものですね



「今は気づかない」けど「後になって気づくもの」

そのために尽力されている人には、ただただ頭が下がり感謝の気持ちでいっぱいになります。


みんながアクセクしててイライラしているように見えた東京の、ちょっとホッコリした気分になった秋の1日の風景です。


あなたを必要としている人がいます

2010-10-27 13:56:08 | Weblog
馬場俊英さんの新曲「私を必要としてくれる人がいます」発売記念企画


特別対談シリーズ「あなたを必要としている人がいます」


その第3弾は「北海道置戸町 移動図書館の運転手編」でした。



今日の朝日新聞の朝刊に掲載されたのですが、全国ではなかったようですし、掲載された短い文章だけではなく、是非対談内容にもふれていただきたいと思いました。


コチラをポチしてね http://www.babatoshihide.com/interview/vol3/vol3.php


補足としてコチラもどうぞ 置戸の図書館 http://www.nhk.or.jp/sapporo/hizakurige/s12/page2.html



対談相手となった「移動図書館 やまびこ号」の運転手さんは、鶴江さん。

鶴江さんは、置戸の隣の訓子府の生まれ。

19歳の時に置戸へ来て、役場に就職。一度図書館へは3年程勤務したけど、色々な部署を経験したそうです。

そして、平成16年に再び図書館に配属され、やまびこ号の運転手さんをされているそうです。


移動図書館のやまびこ号の運転手さんといいますが、ただバスを運転しているだけではありません。

訪問する所に合わせて本を選別し、移動先では本の貸し出し業務もされます。

鶴江さん=やまびこ号=図書館なのです。



鶴江さんは、「私が必要とされているとは思わない」、「必要とされているとしたら本そのものではないか」と言います。

本は感性を育て想像力を養う。心の中にイメージの世界が広がって、人間的な幅や深みが出る。


私も子どもの頃、たくさんの本を読みました。

本の中では、私は外国のお姫様になったり、冒険者になったり、偉人になったりしました。


憧れの風景もありましたが、これから自分が立ち向かわなければならない困難や悲惨な世界もありました。


人前でニコニコ笑顔を作れなかったネクラな私は、いつも「私は何で生まれて来たのだろう。生まれてきたくはなかった」って思っていました。

そんなネクラ少女を救ったのは、幼い頃に読んだ絵本「シンデレラ」

不遇な身の上から王子様に見染められるシンデレラは私の希望の光でした。


馬場さんは「路傍の石」の話をされているのに、私は「シンデレラ」か・・・。恥かしいー情けなーい


でも、ありませんか? 辛い時や苦しい時に、この本いやこの一節に助けられたってことが。


一節といえば、歌の歌詞にもありますよね。


今年の春、次男・ジローがなかなか就職が決まらなかった時。

鬱々メソメソしている私に、メロンパンさんが掛けてくれた言葉は
「苦しみの中で いま君の木が育っている」(明日の旅人/馬場俊英)でした。


大きな花を咲かせている木。青葉を輝かせている木。その中で裸の枝のままのジローの木。

大丈夫、時期がきたらちゃんと葉も茂り花も咲くとは思いながら、一人取り残されたようで、とっても不安で悲しい思いでいました。

でも「そうか、目には見えないけどこの地面の下でしっかりとした根をいま張っているんだ」と思うことで、止まってしまったようだった時間が動き出した。


誰かと同じじゃないことを怖れない、答がみつからないときも間違いじゃない


信じることがむずかしいと感じていたときに、目を覚ましてくれたフレーズです。


そうそう諺に「桃栗3年柿8年」って聞いた事があるでしょ

桃や栗は実がなるのに3年。でも柿は8年掛かるってことですよね。

実がなるのに3年でも長いのですが、実はこの諺には続きがあるそうです。

「柚子は遅くて18年、銀杏のバカヤロ30年」

竹などは開花まで100年だそうですよ。

毎年咲いて実がなるのもあれば、数年に一度しか咲かないものあるし。

自分の種はどんな種だかわからない、咲いてみなきゃわからないんですよね。



100人のお産があれば100通りのストーリーがある。それどころかその前、妊娠するまでのストーリーもある。

生まれたらハイハイしてアンヨして、オッパイを卒業してって個人差がとってもあったはずなのに、どうして学校へ行きだすと、みんな同じペースじゃないとダメになってしまったんでしょうね。

みんなと同じが最良と思っていた馬鹿親は、今年1発痛~いストレートパンチをくらった心境です。


最近の流行の歌にはついていけない私ですが、その歌詞の中にでも、若しくはマンガやゲームのセリフでもいいから、心に響く勇気のおまじない、希望の光に似た一節に巡り会えるといいですね。



話がアッチコッチへ脱線して長くなってしまいましたが、鶴江さんは「たまたまここへ配属された。自ら望んだ仕事ではなかった。」と話されています。


「この仕事がしたい」と望んでその仕事に就くことができた人って意外と少ないのでは。

ほとんどの人「たまたま」だったのでは。


でもその「たまたま」の仕事を全力でやってみる。必死でやってみた先に何かがあるのでは、なんちゃってね。



春から新入社員となるジローですが、最低3年間は地道な下積みだそうです。


理不尽なことに遭遇したり、自分には向いていないなんてへこたれるかもしれません。

でも「石の上にも3年」頑張るんだよー

  

10月26日(火)のつぶやき

2010-10-27 02:43:53 | Weblog
09:31 from web
菰野町の近くに住んでいたけど「マコモ」って聞いた事も見た事もなかった。私が気づかなかっただけかな~
15:00 from web
馬場さんのツアーグッズがグッドです。ニマーwww
18:44 from web
J-POPを海外市場へ!ということで国際商談会が東京で始まったらしい。
20:59 from web
イギリスの田舎も美瑛の風景に似ている。でも何かが違う!そうか建物が全然違うんだ。
by snow_mama on Twitter