ここのところ寒暖の差が激しいせいか、持病のひとつの不整脈が出ます。
「でも、それほどひどくないから」と医者に言われて、15年ほどそのままになっています。
それが時おり、お久しぶり、と顔を出すのですが、会いたいヤツでもありません。
症状はそれほどひどくはなく、しばらく横になっていると治ります。
横になりながら、心臓はなぜ一つしかないのか・・・などと考えたりします。
スペアの心臓があれば、何の心配もないのに・・・いや、病気も倍になるだけか・・・。
もう一つの持病の肺気腫には薬はないそうですが、不整脈に関してはどうなのでしょう。
自然治癒力には期待できそうもないので、薬があったらたぶん飲むでしょうね。
でも、薬を飲むときにいつも考えるのは、飲まなかったらどうなるか、ということ。
そんな時は分身がいてくれると便利です。
分身1は飲む、分身2は飲まないで様子を見る。
もしかして、飲まない分身のほうが早く治ったりして・・・。
発生の段階で、単細胞が分裂します。
これもいってみれば細胞の分身で、2つになり、4つになり、8つになる・・・。
しかも、環境条件さえ整っていれば、増え続けて死ぬこともない。
ヒトの受精卵も単細胞ですから、2つになり、4つになり、8つになります。
ただ、バラバラにならずまとまって個体となります。
分裂回数にも限界があって、このあたりが単細胞生物とは違うようです。
分身が増えて不死の単細胞になるか、多細胞の個体となって寿命を持つのか。
そのあたりに、進化の分岐点があったのでしょう。
てなことを考えてるうちに、不整脈も治って来て、やはり自然治癒力にまかすのがいい?