ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

ヒトこそが大絶滅を引き起こす

2016-01-11 | 日記

 

日曜日の新聞には読書欄があり、これを読むのも楽しみの一つです。

書評を読んだだけで、うん、わかった、これは読まなくていい本だ、ということがわかります。

もっとも、タイトルだけでうんざりしたり、こんなもの読むものか、となる本もありますけどね。

 

昨日は、何冊か読みたい本があったので、その中の2つほどについて。

1冊目は「植物は<知性をもっている」。副題に、20の感覚で思考する生命システム。

知性を持っているのは人間だけじゃないぞ、そのタイトルが挑戦的です。

 

子どもの頃、大地に根を生やして生きる樹々の姿に憧れました。

エライなあ、植物は・・・動かずにいて何百年も生きられるなんて。

無精な子どもで、単に、動かないで生きていけることが羨ましかっただけなのですけど。

 

その植物がなければ人は生きていられない、と知ったのは小学生?、中学生?

そう、光合成というやつです。

大気中の二酸化炭素から炭水化物を合成し、その過程で酸素を作り出します。

 

その酸素を吸って人は生きています。

すなわち、植物はヒトがいなくても生きていけますが、ヒトは植物がないと生きていけない。

いわばイノチの恩人ですが、その植物には、五感どころか20もの感覚があるのだそうです。

 

植物に声をかけたり音楽を聞かせたりすると、よく育つという話は聞いたことがあります。

書評は、感覚の中身には言及していませんが、なかなか興味があるところです。

人間の言う意味での知性とは違っているのだと思いますが、それにしても感覚が20とはね。

 

ヒトは生態系の頂点なんて威張っていますが、ほんとにそうなのでしょうか。

生物としての本来の機能を失い、生態系の末端でかろうじて生きているのかもしれません。

ぜひいつか読んでみたいと思います。

 

もう1冊は「ヒトとイヌがネアンデルタール人を絶滅させた」。

こちらはもっとズバリ、人類こそ生態系への最大侵入者である。

生物の大絶滅は過去に5回あった。6度目を引き起こそうとしているのがわれら人間。

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