ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

日本のお金持ちの皆様、お待ちしています

2016-01-21 | 日記

 

5.5億円。ザッカーバーグ氏の寄付金額にびっくりしました。

ビル・ゲイツ氏の例もありますから、それほど驚くこともないのかもしれませんが。

IT企業とはいかにお金が儲かるものなのでしょうか。

 

なのに、ITに関わる活動をしているわたしたちには、なぜお金が回って来ないのでしょうか。

寄付するどころか、寄付されることを喉から手を出して待っている状況です。

そんな、棚からぼた餅、みたいな根性でいるからダメなんだよ・・・スミマセン。

 

こういうニュースがあると、寄付文化の彼我の差をつくづく感じてしまいます。

ひとことで、宗教の問題だけなんしょうか。それとも広く政治を含む社会の問題なのか。

日本には他人を慮らない金持ちしかいないのか。


一神教では、個人と神が対峙します。

その神様というのは、私の勝手な考えでは、万人の象徴でもあります。

また、その神はすべての人間の救済を願う存在でもあります。

だから、寄付の行為は神の御心にかなう、という意識が身につくのかもしれません。

 

あるいは贖罪の意識も関係しているのでしょうか。

世界の富は一定量しかありません。

金持ちになるということは、一方で貧乏人を生んでいることになります。

人が人を搾取する。そんなことでいいのだろうか。

 

金持ちになったつもりで考えてみましたが、たぶん、的外れなんでしょう。

他人のお金もオレのもの、他人の税金もオレのもの・・・イヤな世の中ですね~。

 

米国追従の日本の金持ちのみなさん、なぜ、寄付することには追従しないのでしょうか。

金儲けの才に恵まれたのは、個人の力ではなく、神の恩寵なのです。

自分でも努力したからだ? その努力の才能とて、神の恩寵なんだよ、莫迦。

 

仏教にも、本来、そうした精神があるはずです。

仏陀が説いたのは、非我。

これまた、私の勝手な解釈で、非我利の意も含んでいるのです。

 

我のみの利を追うにあらず。

そして、小乗から大乗へ、自利だけでなく利他をも含む世界へと広がったのです。

日本の金持ちの皆様、ぜひ利他の世界へお越しを!

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