わたしは夏までに法案を通すと米議会で約束したのである。
わがはいがサイコ責任者だから、わたしが決めればいいのである。
国民の理解なんてどうでもいいのである。国民より米国が大事なのである。
人はふつう秩序だったことを求めます。
そのためには論理的整合性というものを大事にします。
憲法や判例との整合性が破たんしているから、戦争法案は違憲、それが専門家の意見です。
それがわからないということは、たぶん、秩序というものを考えたことがないからでしょう。
無秩序に作られた法案は、国に無秩序をもたらします。
そういう危惧を考えたことはないのでしょうか。
賛成多数で法案が通ったニュースに、デタラメもいい加減にして、と思いました。
サイコロを投げたような法案だからです。
イチかバチか・・・さて、出る目はどうなるのでしょう?
ところで、サイコロというのは、人間の脳が代わりをすることができないものだそうです。
イカサマの賽でなければ、結果として出る目はランダムになります。すなわち秩序性が無い。
しかし、脳の中で架空のサイコロを振っても、結果は絶対にランダムにできない。
なぜかというと、もともと脳が秩序指向を内包しているからのようです。
どうしてそうなったかはわかりません。進化上、そうなる必要があったのでしょうか。
たとえば、無秩序な感覚を統合するためとか・・・。
サイコ責任者がサイコロを振ってきめた日本には、この先、どんな無秩序が待つのでしょう。
ともかく、サイは投げられました。
法案を通したい側が、みんなサイコロ脳でないことを祈りたいと思います。