ようやく陽の光が拝めそうです。
とにかく日照時間が短くて、部屋干しの洗濯物もなかなか乾きません。
ここ数日は雨マークがありませんが、そうこうするうちに台風が来て、また雨になるかも。
驚いたのが新国立競技場建設のニュース。
2500億にも腰が抜けそうですが、迷走しただけで何も変わらない結果が驚きです。
何が何だかよくわからないままに決まってゆく、昨今の政治風潮と一緒です。
ほんと、この国はどうなっていくのでしょう。
愛国心があるとも思えないわたしですが、先行きを考えると絶望的な気持ちになります。
先の短いわたしでさえそう感じるのですから、若い人の絶望感が思いやられます。
読んでいる本に面白い見方が書いてありました。
空気が読めなくなった日本人、という話です。
空気を読むというのは、数値化できない微妙なものを感じ取るということです。
時代の空気を読んで変化を先取りする、たとえばそんなことですね。
ところが一方で、その場の空気を読んで、多数に流れる、付和雷同する、ということがある。
これは変化の先取りでもなんでもなく、ただ、起きてしまった変化にただ追随しているだけ。
つまり空気を読んでいるのではなく、多いか少ないか、ただ数字を読んでいるだけ。
こう考えてみると、今の政治風潮もよく理解できる気がします。
精妙なセンサーを持った人間が減ってきた、だから適切な政策判断ができない。
無理やりITにかこつければ、アナログとデジタルでしょうか。
もちろん空気を読めるのがアナログ、数字しか読めないのがデジタル。
乱暴な結論ですが、本来の意味での空気が読める人が増えて欲しいと思います。