ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

空気が読めなくなった人たち

2015-07-10 | 日記

 

ようやく陽の光が拝めそうです。

とにかく日照時間が短くて、部屋干しの洗濯物もなかなか乾きません。

ここ数日は雨マークがありませんが、そうこうするうちに台風が来て、また雨になるかも。

 

驚いたのが新国立競技場建設のニュース。

2500億にも腰が抜けそうですが、迷走しただけで何も変わらない結果が驚きです。

何が何だかよくわからないままに決まってゆく、昨今の政治風潮と一緒です。

 

ほんと、この国はどうなっていくのでしょう。

愛国心があるとも思えないわたしですが、先行きを考えると絶望的な気持ちになります。

先の短いわたしでさえそう感じるのですから、若い人の絶望感が思いやられます。

 

読んでいる本に面白い見方が書いてありました。

空気が読めなくなった日本人、という話です。

空気を読むというのは、数値化できない微妙なものを感じ取るということです。

 

時代の空気を読んで変化を先取りする、たとえばそんなことですね。

ところが一方で、その場の空気を読んで、多数に流れる、付和雷同する、ということがある。

これは変化の先取りでもなんでもなく、ただ、起きてしまった変化にただ追随しているだけ。

 

つまり空気を読んでいるのではなく、多いか少ないか、ただ数字を読んでいるだけ。

こう考えてみると、今の政治風潮もよく理解できる気がします。

精妙なセンサーを持った人間が減ってきた、だから適切な政策判断ができない。

 

無理やりITにかこつければ、アナログとデジタルでしょうか。

もちろん空気を読めるのがアナログ、数字しか読めないのがデジタル。

乱暴な結論ですが、本来の意味での空気が読める人が増えて欲しいと思います。

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