ユニコムかつしかつれづれ日記

NPO法人ユニコムかつしかのパソコン教室活動などのよしなしごとを、そこはかとなくゆるりと書きしるしてまいります

風樹の嘆き、風樹の悲しみ

2013-05-12 | 日記


昨日はひさしぶりの雨。
いざ鎌倉、でしたが自転車はやめて電車で行きました。
駅で財布からカードを・・・・ところが財布がない!

家に電話して調べてもらったら、別の上着のポケットに。
小銭でもあれば、と思ったのですが、あいにくとそれも無し。
しかたなく戻って出直しました。
ほんとに忘れ物が多くなったわね、いよいよホンモノ?・・・・そうかも。

さて、今日は母の日。
生きていたら何歳になるのかな・・・・数えてみたら108歳!
煩悩の塊じゃ、いえね、母でなくわたしのことです。

母が39歳の時の子ども・・・・いまでいう高齢出産でしょうか。
ほんにアタマの大きな子で苦しかった・・・・とは云っていませんでしたが。
その頃の子どもにしてはデカイほうだったようです。

東京へ出てきてからは一緒に暮らしたことがありません。
しかも、何年も帰省しなかったこともしばしば。
それでも、便りがないのがよい便り・・・・今思うとほんと親不孝者でした。

カーネーションの一本すら贈った記憶がありません。
庭にナデシコやらセキチクやら植えていたので、きっと好きな花だったのでしょう。
今なら百万本くらい贈りたいところです。

そんなわけで今は後悔混じりで思います、もう少し親孝行しておけばよかった、と。
孝行のしたい時分に親はなし・・・・まったくそのとおりです。

こうした嘆きを、風樹の嘆き、風樹の悲しみ、と云うのだそうです。
  樹静かならんと欲すれども風止まず
  子養わんと欲すれども親待たず
  往きて見るを得べからざる者は親なり

いまさら悔やんでもどうしようもありません。
でも、思い出しました、初月給でLPレコードをプレゼントしたこと。
たったそれだけのことですから何の慰めにもなりませんけれど・・・・。

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