今日のあしあと

Every cloud has a silver lining

別れの先に

2023年03月26日 | 育児日記
終業式の日、昼過ぎに帰宅した末っ子の様子が明らかにおかしい。
不機嫌。むすっとして何も話さない。

どうした?
下校中に何かあったん?
お腹空いた?
何聞いても無視。

昼ご飯出しても機嫌戻らず、ご飯も進まない様子。。
何を聞いても答えてくれず、私も昼休みが終わるので仕事に戻らなあかんし、バタバタと昼食の片付けをしながらイラっとしてもーて、「何か嫌なことがあるなら、口で言うてくれな分からんよ!」って捨て台詞はいて仕事に戻るという、、、😅

その後、長男がうまく機嫌取ってくれたようで、気づいたらいつものテンションで2人で遊んでたのですが、やっぱり気になって仕事終わってからもう一回聞いてみたんです。
そしたら、

「さみしかった」
とぽつり。

ん?どういうことだ?
頭の中ぐるっとしてみて、あ!!と思い出したのです。
今日は終業式のあとに、離任式があったということを。
よくよく聞くと、離任された先生の中に、末っ子のクラスを見てくれていたおばあちゃん先生がいて、末っ子はその先生が大好きだったということをこの日初めて知りました。
担任ではなかったので私は全然知らなくて。

話し始めた末っ子、目がうるうるしてきて、その場から逃げ出して部屋の隅っこでダンゴムシみたいに丸くなって、涙涙涙、、、

うわー、、、
そういうことやったんや。
全然分かってなかった。
だから不機嫌な理由言えなかったんやなぁ。
ハハ反省。大反省です。

「ごめんな。お母さん、そんな気持ちやったなんて、全然分かってなくて。お昼のとき、キツく言うてもて嫌やったよな。お母さんが悪かった」
と末っ子と向き合って謝りました。
そしたら、また別れを思い出してまたもや目がウルウルの末っ子😂

帰宅した長女がそんな末っ子をぎゅーーって抱きしめて、
「別れはつらいなぁ!けど大丈夫。また三年生で素敵な先生にいっぱい会えるから!!」
と慰めてくれてました。

***

小学2年生を修了した末っ子。
人一倍感受性が豊かで、去年も離任式のときにスピーチで泣いてる先生を見て、もらい泣きしてしまったと言ってたっけ。
大好きな先生との別れの日だったなら、それはそれは悲しかった寂しかったに違いない。
けれど、私が知らないところで、そうやって素敵な先生に出会えてたんだなってことや、別れの寂しさをしっかり受け止めている末っ子に、心の成長を感じた終業式の日。

別れがあれば、出会いがある。
これからのたくさんの出会いに期待して、末っ子の春に乾杯★




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