今日のあしあと

Every cloud has a silver lining

ピザが食べたい!

2014年06月30日 | 食物アレルギー:お料理&お菓子
保育園で、毎年恒例のお店屋さんごっこの行事が先週ありました。
保護者見学会なるものもあるので、行ってきました~

あおいのクラスはピザショップ★


アキラのクラスはお弁当やさん★


かなり時間をかけて商品を製作しているだけあって、毎年完成度の高さにびっくりします。
お店屋さんごっこ当日は、2人ともたくさん買い物して帰宅。
家の中がピザ、お寿司、おにぎり・・・でいっぱいになりましたが、楽しめたみたいで何より。

お店屋さんの準備を始めた頃から、
あおいが「ピザ、食べたいなあ~~♪」と何度も何度も口にしていて。。
(そりゃあれだけ色んなピザ作ってたら、食べたくなります。笑)
ヒビキ出産でなかなか思うように時間が作れなかったのですが、
昨日、ようやく作ってあげられました~

照り焼き&トマトソースのMIXピザ(乳不使用)と、ビシソワーズ(乳はバターのみ使用)

乳製品を使わずとも、おいしいピザに仕上がったようで
家族みんなに好評でよかったよかった

デザートは・・・
バースデーケーキ

週末、3人の子供の相手しながらケーキ作りは・・・無理!と断念して、
アトリエママンさんに乳不使用ケーキをお願いしました
アキラがまだ1~2才の頃かな。
あおいの除去品目も多くて、バースデーケーキ=家で作るもの(作らざるを得ないもの)と、毎回作っていましたが
ギャーギャーアキラが泣き喚く中でケーキを作っていたら、お祝いする日なのにケーキ作りでイライラいっぱいになってしまったことがあって。
こうして予約すればアレルギー対応のケーキを作ってもらえるというのは本当にありがたいです。

あおいが、パパをびっくりさせるためにと、折り紙で色々作っていて
お誕生会っぽくリビングにたくさん飾り付け。


ケーキを一番喜んでいたのはこの子かも。。。↓


 

ヒビキは食事中もお誕生会中もスヤスヤねんね
私はピザ作りで力尽きたため(笑)、夕飯は旦那さん作のドライカレーをいただきました~
毎度のごとく、めちゃうま!!
またリクエストしよっと。

乳負荷:7ccまでクリア

2014年06月21日 | 食物アレルギー:病院・検査・負荷
あおいの乳負荷ですが、毎日コツコツ続けています。

間隔が空いてしまうと元に戻る可能性もあるので、
ヒビキ出産で私が入院していたときも、ばあばと旦那さんに頼んで卵焼きや冷凍食パンで毎朝負荷してもらっていました。

その甲斐あってか、年明けの0.5ccからスタートした負荷・・・
半年かけて、現在7ccまでクリアできています

しばらく症状も出ていなかったのですが、
昨日7.5ccに増量した食パンを食べている途中に異変が。。
見ると、唇が腫れ上がっていました。。。

症状が出ないのが日常的になると、
ついつい「もう少し増量しても大丈夫なのでは・・?」という思いがちらついてしまうのですが、
油断大敵!ですね
今回のように0.5cc増量しただけで反応してしまうあたり、
しっかり乳センサーが働いている模様です。

焦らず、もうしばらく7ccにて現状維持を続けたいと思います。





油断大敵と言っておきながら、最近ヒヤリハットがちらほらありまして。。

黒糖かりんとうが大好物なあおい。
「チョコみたい!」と言いながら、パクパク食べています。
ばあばも自宅に常備してくれてて、私が仕事から帰ると
夕食後のおやつに出してるときもしばしば。

が、最近、ばあばが購入していたかりんとうの原材料に生クリーム、脱脂粉乳と記載されていることが発覚
最初買うときは注意して乳なしのかりんとうを選んでいたらしいのですが、
いつしか「かりんとう=乳不使用」と思い込んでしまっていたらしく、
乳入りのかりんとうとは思わず、あおいに食べさせていたようです。

とは言え、全く症状が出ていなかったので結果オーライ。
メーカーに確認すると、生クリーム、脱脂粉乳ともにごく微量しか入っておらず
あおいの許容量範囲内であることが分かりました。


それから、保育園との献立表のやり取りの中で、
脱脂粉乳やチーズが入っているカレールーをあおいが食べていたことも判明
分かったときはヒヤリとしましたが、
これまで何度も食べていて症状が出たことは一度もなかったので一安心。
メーカーに確認すると、こちらも乳としては微量であおいの許容範囲内でした。


お店で原材料表示を確認して、脱脂粉乳、チーズ、生クリーム・・なんて記載があると絶対に手を出さない私。
でも、乳含有量としてあおいの許容範囲内であれば、食べても大丈夫な場合もあるんだなーと。
誤食の危険性として、今後気を引き締める必要はもちろんあるのですが
食べられるものは食べさせてあげたい。
このまま乳負荷を継続しながら、少しずつ許容量が増えていけば
加工品の幅も広げていけるかなあと希望を抱けたヒヤリハットでした

 



3人目の出産録@助産院(3)

2014年06月14日 | 出産体験記
分娩室に入り、GBSの点滴をする前に一度トイレ行っておこうかと言われ、
トイレに座るも、出る気配なく・・・・。
そうこうしてたら、また波が襲ってきた><

Nさんっ・・出ないですっっ・・・っつ、、あーーー!はあ!はあ!!

そのまま布団に倒れ込み、いきみ逃し。


分娩室と言っても、ここは助産院。

和室に布団が敷いてあるだけで、分娩台などはもちろんありません。
過去2回のお産は普通の総合病院だったので、分娩台で仰向けになってのお産でした。
ここでは、母親が楽な姿勢であればどんな体勢でもOKなフリースタイル分娩。
そして最後までいきまない!
母親がリラックスできていたら、赤ちゃんは自然に降りてくる。
とにかく自然に。いきまずに。
が基本だと妊婦健診でも何度も何度も聞いていた。

楽な姿勢??って??

もはやこの時点では、そんなこと考える余裕はなし!
でも、入院部屋でずっといきみ逃ししてた体勢→側臥位で丸くなる体勢になって自然と倒れこんでた。

ようやく波が過ぎ去り、GBSの点滴スタート。
・・・
・・・・
・・・・・そこへ、旦那さんが子供達を連れて分娩室へ入ってきた!!!

あおいもアキラも、こんな時間にも関わらず(深夜2時半!)しっかり起きていて、
2人とも緊張して顔が固まっている。
それを察して私が、
「みんな来てくれたんやあ。ありがとう。」
「お母さん、大丈夫やからね」「もうすぐ赤ちゃん出てくるからね」
と笑顔で声をかけると、2人の表情がふっとゆるむ。

・・・・・・が、陣痛の波が襲ってくると、そんな余裕全くなし
あーーーーきた!!><
ふ~ふ~ふ~はあ~はあ~は~!!
この段階では、こんなもんじゃ波は去ってくれず。。
居ても立っても居られず、傍に座ってくれた旦那さんの手やら足やらにしがみついてひたすら耐える。

「上手にいきみ逃せてるから、このままがんばろうね。
子宮の入り口、だいぶ柔らかくなってるんだけど、まだ完全に緩んでないから
キズ少しでも少なく済むように、いきまずね。がんばろう。」
と院長。

いいいい・・・・と返事するものの、波が来たら正気ではいられず
ぐ~~~っはあ!はあ!はー!はー!はー!!!と旦那さんにしがみ付くっ

「すぎはらさん、反り返っちゃだめ。丸くなって。その方が赤ちゃんが降りてきやすいから。」とNさん。

そう。。頭では分かってるんです・・っっっが、
とにかく痛くて・・・痛くて、痛いーーーー!!!
丸くなるって言われても、ただただ旦那さんにつかまって波をやり過ごすだけで精一杯。。
力が入って、自然に体が・・・反っちゃうんです><
ひいいいい~~~~っっっ

とは言え、波が過ぎ去ってくれたら嘘のように痛みはなくなるので、
「GBSの点滴って終わりました?」と確認したり、子供達に声をかけたり。
あおいが私に水を持ってきてくれたり、カメラやビデオを部屋に運んでくれたりと
よく動いてくれました。
でもそんな陣痛と陣痛の合間は徐々に少なくなってくる。

あっという間に次の波がやってきて、必死の形相に・・・
旦那さんの腕に爪痕が残らんばかりの力でつかまって、しがみ付いて、波をやり過ごす。
何かつかんでないと耐えられなかった

どうしても反り返ってしまうので、枕の位置を変えてもらったり、頭や肩を押さえてもらって
なんとか丸くなりながらいきみ逃しができ始めた。

するとそのうち、ぐぐ~~~~っと赤ちゃんが下に降りる感覚があった直後、
ぱーーーん!!と破水!

予想通り、次からの波はもうそれは半端ない痛み

「赤ちゃんの頭が見えてきましたよ!触れたら触ってみますか??」

えー!もう!?

破水してからそんなに時間がたってなかったので、頭が見えたと言われてびっくり。
そして、そうそう。妊婦健診でも聞かれてたんだった。
赤ちゃんの頭を触ってみることもできると!
健診では「へー!ぜひ触ってみたいです」と笑顔で答えていたが、
この土壇場では、もはや考える余裕など皆無。
でも、とりあえず触れるんなら触る!!

「はい・・・触ります。。。」となんとか回答。
じゃあ、これで手拭いてね。と消毒綿を渡されるも、まともに拭けたかどうだかくらいにまた次の波が

「今が一番大変なところやからね。痛いけど、がんばろうね」と院長。
両足の間にクッションを入れてくれ、
「赤ちゃんに酸素送ってあげて。はい!丸くなって!!はーはーだよ!はー!はー!」とNさんも一緒に応援してくれている。

「頭見えた!!すぎはらさん、手かして!!ほら、分かりますか??」

股の間から触れた赤ちゃんの頭はヌルヌルとしていて。
正直痛みと戦うので必死だったけれど、確かに赤ちゃんはすぐそこまで来てる!!あと少しなんだ!!と思えた。

そこからも何回波を乗り越えただろう・・


院長が、
「すぎはらさん、次の波で赤ちゃんの頭が出てきます。
頭が出てくるときは、ハッハッハッハッといきみ逃ししましょうね。
みんなも一緒に手伝ってあげようね。」
といつもの落ち着いた声で、私の手をぎゅっと握ってくれた。

ああ。。やっと。。。
やっとなんだ!!
次で。。次で出てきてくれるーーーーっ

波がきたっ
旦那さんも子供達もみんな一緒にハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ
と部屋中で大合唱。
痛いっ痛いっ・・・・ハッハッハッハッハッ
まだ??ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ・・・まだなん??
まだ出ないん??
ハッハッハッハッハア!!ハア!!!ハー!!!だあああああ!!!


「すぎはらさん、赤ちゃんの頭出たよーー!!
あと、次の波で赤ちゃんの肩が出るからね。もう一回みんなでハッハッハッて応援しようね」

え。。まだ肩出てないの!?
病院では最後は頭も肩も一気に出てたので、頭だけ出てとめるんだとびっくり。
たぶんこれも自然にゆっくり産むということなんだろう。
院長とNさんが、赤ちゃんが出てきやすいように手で旋回してくれている様子。(すごい技術!)

そんなこと思ってたら波がっっ
旦那さんにしがみ付く
あーーー!!はー!はー!はー!!
「すぎはらさん、もっと短く!!ハッハッハッハッハッ」
再びみんなで、ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ
ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッ・・・
まだ??
ハア!!ハア!!!ハア!!!ハア!!!
痛いっ・・・痛いっ・・・早く終わって!!!><
ハア!!ハア!!!ハア!!!ハア!!!ハア!ハア!ハア!ハア!!!
早くーー!!もう、、無理!!!早く出てきて!!
ハア!!ハア!!!ハア!!!ハア!!!
長いっ・・・まだなん?!・・早く!早くーーっ
ハア!!ハア!!!ハア!!!ハア!!!

にゅる・・・・

どばああーーーー!!

出たああああーーーっという感覚と同時に
「産まれましたよ!!すぎはらさん!!」という院長の声。


終わった・・・・・
やっと終わった・・・・・
産まれたああああ。。。

安堵感と感動と。色んな感情が押し寄せて涙があふれた。

まだへその緒がついたまま、カンガルーケアをさせてもらって、
産まれたての赤ちゃんの体温を感じて、また涙。


びっくりしたー!と声を出したのはアキラ。
赤ちゃんが最後に出るときに、勢いよく旦那さんのすぐ横に飛び出たようで、
旦那さんの隣にいたアキラがそれを見ていたらしい。
旦那さんも予想してなかった自分の方向に赤ちゃんが出てきてびっくりだった模様。

「赤ちゃん、かわいい!!!!」
「あきら、お兄ちゃんになった!!!」とアキラ。

あおいは緊張ぎみの顔で事の運びをじ~~~っと見つめている様子。
私が「2人ともえらかったなあ。もう終わったからな。あおい、またお姉ちゃんになったで。」というと、
にっこり頷いた。

「へその緒は誰が切るんでしたっけ?」とNさん。

そうです!!!
今回の一大イベント、へその緒カット!!
あおいが切りたいと言ってたので、バースプランにもしっかり入れてました^^

Nさんフォローのもと、
旦那さんがあおいを抱っこして、私のお腹の上で仰向けになった赤ちゃんのへその緒を
あおいがチョキ!チョキ!

あおい、全く臆することなく、落ち着いてカットできました♪

それから、赤ちゃんの後から出てきた胎盤、卵膜、へその緒をNさんがトレイに入れて見せてくれました。
(これも見てみたいとバースプランに入れてたのです。今までちゃんと見たことなかったので。)
お腹の中でどうやって赤ちゃんが育ってきたのか説明しながら、
一つ一つ丁寧に見せてくれたのですが、これまた興味津々で聞き入っていたあおい。
胎盤や卵膜、へその緒をじっくり見ていました。


そして最後は、家族みんなで笑顔の写真撮影





3度目にして初めての助産院でのお産は、こんな風に幕を下ろしました。

新しい命の誕生を、家族みんなで体験できたこと、これは一生の宝物。

家族みんなでお産という願いが叶って、
そして、無事に響を産み終えることができて、、
ほんとによかった。。。

やっぱりお産は痛くて、痛くて、痛いんだけど、
1人の命を、人生を、、産みだすお産は、何にも変えることのできない素晴らしい経験だと。
そんな風に思えたのは、助産院ならではの自然なお産ができたからかな。
私が産もうとする力と、赤ちゃんが産まれようとする力、それから家族みんなの産まれてほしいという願い、
全部が一緒になって、長い長い痛みを乗り越えて、産まれてきてくれた。
そんなお産でした。

あおいとアキラがこのお産で見たこと感じたことが、
どのくらい2人の記憶に残るのかは分からない。
でも、お母さんが必死でがんばって赤ちゃんを産むんだなってこと。
みんなが産まれてほしい、産まれておいで、出ておいでと願って、命が誕生するんだってこと。
あおいもアキラも、こうして産まれてきたということ。
・・・
少しでも感じてくれたらいいな。



日に日に大きくなる響。
抱っこするたびに、命の重みを感じつつ・・・


ようこそ我が家へ。
産まれてきてくれて、ありがとう。

3人目の出産録@助産院(2)

2014年06月14日 | 出産体験記
21時すぎに、助産院へ到着
院長と助産師のNさんが笑顔で出迎えてくれた。

「遅くなってしまってすみません」という私の言葉に
「そんなの気にしなくて全然いいのよ~説明会大丈夫だった?お腹の張りはどう?」
と優しい言葉をかけていただきながら、
そのまま診察室へ入り、NST(赤ちゃんの心拍数と陣痛の強さを測定する検査)スタート。

腰のあたりのズーンズーンという波は変わらずで。
NSTで調べても、波は大小あるけど、だいたい5分間隔で波が来ているとのこと。

「GBS陽性だったから、お産の1時間前には点滴必要だしね。。。
もしかしたら前駆陣痛かもしれないけど、念のため入院してもらってもいいかな?」
とNさんと院長。

そうなのです。
アキラのときと同様、今回もGBS陽性だった私。。
B群溶血性連鎖状球菌(GBS)は、膣内の常在菌で、妊婦の10~30%が保菌しているらしいのですが、
分娩時に赤ちゃんがGBSに感染すると重篤化する恐れがあるので
陣痛開始後に抗生剤の点滴を行って、膣内を殺菌して感染率を低下させなければならないのです。
(アキラ出産時は、救急搬送されたので点滴どころではなかったのですが、
病院到着後、もう頭が出かけていたけど(笑)なんとか点滴を終わらせて出産した覚えがあります。汗)

私も旦那さんも、もちろん助産師さんの仰るとおりに致しますっ
てことで、そのまま私は入院することに。
旦那さんは、お産になったら子供達を連れて来てほしいので
一旦帰宅してもらうことにしました。



入院部屋に案内してくれた院長。
夕飯をまだ食べてないことを話すと、お味噌汁とフルーツを準備してくれて。
これがまためちゃくちゃおいしくて!
「お産は体力勝負だからね。とにかくしっかり食べて、しっかり眠る。
食べたら、横になってゆっくり休んでね。」
院長はいつも優しい笑顔で、ゆったりした口調で話してくれるのですが、
この声聞くだけでいつも安心感に包まれる


明日お産になるかもしれんし、院長の言う通りとにかく寝よう!

そう思って、布団に横になったのですが・・・・・・・

・・・・・・
・・・・・・・・・・
陣痛の波が徐々にはっきりした感覚になってきているのが分かる。
まだ全然耐えれる痛みだけど、助産院に到着したときよりも明らかに痛くなってる。。
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・
眠れる余裕。。なし!!

横になって、陣痛の波を何度も感じながら、壁にかかっている時計とにらめっこ。
波はやっぱり5分間隔で襲ってきてる。

旦那さんには、前駆陣痛かもしれないし、ほんまのお産になりそうやったら電話するから
寝ておいていいよと伝えてあった。

時計の時間は、、ちょうど深夜0時。

旦那さんも子供達も爆睡してるだろうな・・・
できる限り眠らせてあげた方がいいやろうし、まだ痛みは我慢できるし、、
まだ連絡はやめておこう。。
と、1人で陣痛に耐える><

その間も、助産師Nさんが何度も様子を見に来てくれて、
腰をさすってくれたり、励ましてくれる。
Nさん、妊婦健診でも何度かお世話になっていたのですが、
助産師の卵達に大学で講義とかもされている超ベテラン助産師さん

「陣痛来たら今の感じでいきみ逃してね。
いきみ逃すときは、体を丸くして、ふ~ふ~って息を吐くことに集中してね。
そしたら吸うのは勝手に吸えるから。赤ちゃんにいっぱい酸素送ってあげようね。」

はいー・・っっと頷きながらも、波が来ると体がこわばってしまう。
痛たたたた・・・・
「今、波きてます」と私が言うと、
大丈夫よ~そうそう!上手にいきみ逃せてるよー!と言いながら、腰をさすってくれる。
この腰のさすり方といい強さといい、さすがプロ!!
めっちゃ痛みが和らぐのです。
陣痛の時間はそんなに長くなかったので、そうこうしてたらス~っと波が引いていき
「はあ。。終わりました。。Nさん、ありがとうございます~」と話す余裕も

Nさんが、「ご主人呼ばなくても大丈夫??」と何度か気遣ってくれたのですが
きっと寝てると思うしギリギリまで我慢しますと応えていました。。
もちろん傍にいてくれるに越したことはなかったけど、、、
日頃の彼の疲労を考えると・・・(部署異動後も結局ほとんど朝帰り~


で、引き続き1人で何度も陣痛の波をやり過ごし・・・
1時間、、、2時間、、、と経過。

5分間隔の波をひたすらいきみ逃しで耐える><
・・・・が、だんだん陣痛の波が過ぎ去ってくれなくなってきて、
痛みもぐんぐん本格化
Nさんが来てくれても、痛みで声をかけることもできず、
ふ~~ふ~~~といきみは逃しながら悶えてしまう

院長もその様子を見て、
そろそろ本格的になってきつつあるから、GBSの点滴がいつでもできるようにチューブを腕に刺しておくことに。
陣痛と陣痛の合間に、Nさんが手際よく準備してくれ、無事点滴準備も完了。

「そろそろ、ご家族にも連絡された方が・・・」と院長もNさんも勧めてくれて、
遂に旦那さんにtell

しばらく呼び鈴を鳴らし続けるも・・・
・・・・・・・(出ない。。)
・・・・・・・・・・・・・・(まだ出ない。。)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(おーーーい!!起きてくれ!!!)
・・・・・・・・・・(出て!!お願い!!!)

「・・はい。。」

明らかに寝ぼけ声の旦那さん。
とりあえず電話がつながった奇跡に感謝。笑
次の陣痛の波が来る前にと、早口で状況を伝える。
痛みが全く治まらず本陣痛になりそうなこと、子供達も一緒に連れてきてほしいこと、
もし子供達が眠ってしまったら部屋で布団も準備してもらえること・・・etc

電話切った直後、また陣痛到来・・・

・・・うう・・・ふ~ふ~ふ~ふ~っっっっ
なかなか波が去ってくれない。。。
はあ!はあ!はあ!><


そこからさらに30分ほど経過した頃・・・
(振り返ると結構ギリギリまで1人で踏ん張ってたんだな。私。笑)

急に痛みが強くなり始めた
波が来たら、う~~~ハア!ハア!ハア!!と声が出てしまう。。
陣痛時間もかなり長くなってきて、全然解放されない。
痛い・・痛い・・・・いったーーーいっっ

その様子を見て、内診してくれた院長。
子宮口6~7㎝まで開いているとのこと!
「よし!すぎはらさん、次の波が来るまでに分娩室行きましょう!」


そのとき、ちょうど旦那さんと子供達が助産院に到着



続く

3人目の出産録@助産院(1)

2014年06月11日 | 出産体験記
出産後、早2週間が経ちました。
赤ん坊は、と名づけました^^

 



新生児、めちゃんこ可愛い・・・・
小さくて、ほんとに全部が小さくって、まだふにゃふにゃ。
今のところ、おっぱい飲んでは寝てー・・・おしっこうんち出してー・・おっぱい飲んでまた寝て~・・・
と全く困らせないヒビキ。
この小さな存在が、2週間前はまだ私のお腹にいたと思うと、ほんとに不思議・・。



ほとんど寝てるだけなので、いつも上2人の賑やかさにまみれて、存在感がかき消されています。笑
退院してからは、あおいもアキラもヒビキが気になって仕方ないようで、
事あるごとに「抱っこする~」(←結構めんどくさい
特にアキラに関しては赤ちゃん返りが心配だったのですが、とにかくヒビキに対してめちゃくちゃ優しい!
「ヒビキ、泣かないよ~」(とびきり優しい声色で)
「おっぱい飲みたいの?ママ!ヒビキがおっぱい飲みたいって!!」
「またヒビキ泣いてる。どうしたんやろ?・・・ヒビキ~大丈夫?」とお腹トントン。。  etc
今のところ、大丈夫そうです^^
※ヒビキに対して以外は、めっちゃくちゃややこしい3歳児まっさかり
魔の2歳児なんて序の口だった~・・3歳児恐るべしです。
こ~ら~~!!と怒りまくってますが、「ややこしや~~」とかわされ、ついつい笑ってしまう。。




さて。前置き長くなってしまいました。
あおい、アキラに続き、ヒビキの出産録も忘れないうちに残しておこうと思います。

出産前日は、あおいのエピペン説明会の日。
クリニックで夕方6時半から開かれたこの説明会。
あおいのエピペンを保育園で保管いただくにあたり、保育士さん達の不安を少しでも軽減できるように
K先生のご厚意で早くに調整してもらって、保育園の園長・事務長・主任・副主任・担任の先生方が参加。
旦那さんも仕事を早めに終えて、大阪から駆け付けてくれることになってました。
(あおいとアキラのお世話はばあばに依頼し、説明会には連れていかず。)

これだけの方々の時間を使わせてもらう説明会。。
何としても、出席せねば!!
この日が近づくにつれ、「27が終わったらいつ出てきてもいいからね~」と赤ちゃんにも話しかけてマシタ。
38週の妊婦健診で教えてもらった陣痛体操(陣痛を呼び、安産に導くという歌付の体操)もこの日までは封印し、
ひたすら安静に過ごしていました

なので、この日クリニックに向かう電車の中で、
「あ~何とか大丈夫だった。。よかったあ。。」と大きなお腹をさすりながら一安心していたのでした。

電車を降りてからも、お腹に負担がかからないようにゆっくりゆっくり歩いて。。。
無事、クリニックに一番に着いた私。

とりあえず、トイレいっとこ・・(妊娠後期。トイレめちゃ近いです



なんとそこでおしるし。。。。

どんなにお腹が張っても、妊娠中一度も出血したことがなかったので、これは明らかにいつもと違う。
どうしよう・・・
とにかく助産院に電話電話。。

助産師さん、色々詳しく聞いてくださって、とりあえず診察したいから来てほしいとのこと。
ですよね。。。
でも、ど~~~しても無理なんですっ
カクカクしかじかありまして・・・
おしるしだけで、まだ全く陣痛のようなお腹の張りは感じていないことを説明すると、
では説明会後でいいので、一度見せに来てくださいと。

電話切ってからも、心臓がどきゅんどきゅん。
赤ちゃんよ・・・もうすぐ出てきちゃうの??
もうちょっと・・この説明会だけは我慢してな。。お願い><

そうこうしてたら、旦那さんが到着!
事の事情を説明すると「ひえ~~」ってなってましたが、このタイミングで旦那さんと一緒にいれることはかなり心強かった。
さすが、何かあるときには近くにいてくれる男。笑

その後、保育園の先生方も到着し、エピペン説明会スタート。
正直、私はお腹のことが気になって気になって、ずっと心臓バクバクでしたが、なんとか耐えました。
説明会の内容は、ほんとに分かりやすくて。
2時間にもわたって説明くださったK先生にただただ感謝。
保育園の先生方も積極的に参加してくださっていて、随分不安要素は少なくなったのではと感じました。
(説明会のことはまた別途書きます~)

・・で、説明会が終わったのが、20時半すぎ。
保育園の先生方、K先生にお礼を伝え、旦那さんの車に乗って、急いで助産院へ

私「今日産まれるんかなあ・・・緊張してきた~っ」
旦那「明日仕事行けるかな?」
私「・・・え・・このままお産になったら、もちろん休んでほしいんやけど・・・」
旦那「・・・・はい。。」
・・・・

てな会話をしながら向かっていると、何やら腰のあたりがキュイーーーンと閉まる感じ
しばらくズ~ンと重たい感じがあって、引いていく。
不定期だけど、まだ全然痛くないけど、これまでにはない感覚。

なんかほんとに産まれそうな気配・・・


続く
(長くなりそうなので、一旦たたみます~)