少し違和感 ～ 第二種電気工事士 筆記試験 合格発表 ～

　昨日は６月６日に受験した『第二種電気工事士』の１次試験（筆記試験）の合格発表の日でした。

　自己採点をして合格しているのは判っていたのですが、「名前を書き忘れたんじゃないだろうか？。」とか「マークシートを塗り間違えたんじゃないだろうか？。」と、先週末から急にそわそわして不安になっていました。まだまだ私も修行が足らないですね。いつ何時も平常心を保てるラオウやケンシロウのような漢（おとこ）にはいつなれるんですかね（一生無理な気が・・・）。

　さて、試験の合格発表ですが、正式な合格通知は郵送で後日送られてくるのですが、いまはやりの『ネットで合格確認』と言うシステムも主催者側は用意していて、そのシステムを受験者が利用できるのが昨日（７月５日）の午前９時30分からでした。

　そんなスケジュールだったので、９時25分くらいから、受験した同級生のほとんどが携帯電話と自分の受験番号の書かれた受験票を持って主催者側のサイトにアクセスし始めました。もちろん私もアクセス＆アクセスです。
　そして自分の受験番号をサイトに入力し、合格の確認を行なったところ、数秒してから携帯電話の小さな液晶画面に、

　「入力した受験番号○○○○は合格者一覧にあります。」

と言う文字が表示されました。よかった。私はちゃんと合格したようです。自己採点は正しかったようですね（点数までは表示されないので何点とったかは判りません）。

　と言った感じで、喜びと安堵感の混じった気持ちで液晶画面を眺め続けて余韻に浸っていたのですが、しばらくして何か変な違和感を覚えました。よくよく考えると、

　「入力した受験番号○○○○は合格者一覧にあります。」って文言は変ですよね。
　なぜ主催者側は「合格しています。」とか「合格です。」と断言せずに、「合格者一覧にあります。」と他人事のように傍観者目線で語っているのでしょうか？。ネットで合格を確認する仕組み（システム）はみんなこの言い方なんですかね？。不思議です。

　以上、合格した喜びよりも、サイトの文言の方が気になってしまった私の話でした。
　サイトの文言が気になるのは、私が長年コンピューター関係の営業をやってきたせいで発症した職業病なのでしょうか？。



（追記）
　
　今年の第二種電気工事士の１次試験（学科試験）の受験者数は98,600人で、60点以上を取って合格したのは58,935人だそうです。合格率は59.8％です（財団法人電気技術者試験センター発表）。昨年（平成21年）の合格率が約67％だったので、合格率は約７％下がったようです。