これでは日本野合の会!!（日本離心の会？） ～ 師走の選挙に思うこと ～

【野合：やごう】
　・正式の手続きによらず夫婦になること。
　・共通するものもないばらばらの集団が、まとまりなく集まること。
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　衆議院が解散されて、来月16日（日）の衆議院議員選挙まで残り１ヵ月を切りました。
　選挙になると交通ルールを平気で無視して無謀な低速運転や駐停車を繰り返す選挙カーが街に溢れて迷惑なので、今回解散を決めた首相に対しては、「ただでさえ忙しくて道が混む師走に選挙なんてするなよぉ～。今更、嘘つきだとか馬鹿正直だとかの貴方の個人的な話はどうでもいいよぉ～。消費税増税で嘘をついたのは事実じゃん。社会保障の件は置いてけぼりじゃん。税と社会保障の一体じゃない改革じゃん。」と思って呆れています。

　まぁ、そんな愚痴を今更言っても仕方がないので、「次の選挙ではどの政党に投票しようか？。」と自分なりに各党の政策を調べて検討しているのですが、考えれば考えるほど、「どの政党に投票すればいいんだ？。」と悩んでしまいます。投票でこんなに悩むのは選挙権を得てからは初めての事ですね。

　各党の政策の検討と書きましたが、結果的に烏合の衆（選挙に勝つためだけに組んだ野合の衆）で政権担当能力が不足していた事を証明した現政権の政党には投票する気にはなりませんし、過去の歴史や他の国の事を考えると、「政治と宗教は分離していないと危険。」と私は思うので宗教色の付いている政党には投票できませんし、その政党と連携する予定の政党にも投票できません。これらの政党は政策の検討をするまでもなく私の選択肢からははずれます。

　「それだったら新たな日本の流れを作りそうな新しい政党に投票しようか。」と思うはずなのですが、ここ数日の流れを見ると、「政策が全然違うのに組むんだったら日本野鳥の会ならぬ日本野合の会じゃん!!。」と思って完全にシラけてガッカリしてしまいました（党員の考えがバラバラならば心が離れているので日本離心の会とも言えますね。政党支持者の心も離れていきますし・・・）。
　この数年間、現政権のまとまりの無さに呆れ果てていたのに、また同じような事を繰り返しそうな心配のある集団に投票する訳にはいけません。新しい政党と言っても現政権から流れた野合の衆OBの方々や自分の仕事を途中で投げ出して転向した人が中心ですしね。さすがに私も学習機能があるので同じ過ちは繰り返せません。これまた、これらの政党は政策の検討をするまでもなく私の選択肢からははずれます。

　そうなると、『残った政党の政策を検討して投票する政党を決める』と言う選択肢になるのですが、どの政党に投票しても単独過半数を取るのは難しそうなので、結局、選挙の後に私が望まない他の政党と連立政権を組まれてしまって、支持した政策もなし崩しになって、今年の民自公の三党協議みたいな、「敵と組むなんて聞いてないよぉ～。それだったら投票しなかったよぉ～。」と嘆く事になる可能性が大きいです。


　と言う事で、現時点では『投票する政党がない』と言う状態になっています。有権者の投票を自分達への白紙委任状と勘違いする政党や政治家がいなくなってくれれば助かるんですけどね。

　果たして残り１ヶ月で私が『投票したい』と思える政党は出てくるのでしょうか？。他の有権者の人はどんな思いで今回の選挙を考えているんですかね？。考えれば考えるほど悲しくなってきますね。