ノリの東京の友人の生きる糧(福岡編)

日々のちょっとした楽しみや悲しみを徒然に語ります。

試験会場にいた困った人達 ~ 液化石油ガス設備士 二次試験(実技試験)の再試験 ~

2012年12月06日 | 勉強・試験・資格

 この間の日曜日(12/2)に、9月に受験して不合格だった『液化石油ガス設備士・二次試験(実技試験)』の再試験を受験してきました。

 今回は前回の大雨の中での最悪な受験とはうって変わった青空の下での快適な環境での受験でした。「雨よけ用のテントがないだけでこんなに作業場が広いのか。」と、のびのびと試験に臨む事ができました。天気だったので雨による漏電トラブル等も起きませんでしたしね。今回は定刻どおりに試験が始まりました。 

 ちなみに、少しピンボケしていますが、上の写真が1人に与えられている作業スペースと試験で使用する工具類です。右端の機械が鋼管を切ったり、切った鋼管にネジ山を作ったりするネジ切り機です。私の機械は古いので重さが20キロ以上あります。車から自分の作業スペースまでは台車で運ばないと腰がイカレてしまいます。それくらい重いです。

 さて、今回の実技試験ですが、受験者は60名くらいでした(主催者発表)。前回よりも人数が多かった気がします。
 液化石油ガス設備士の資格は、私のように協会が主催する3日間の座学の研修に出て学科試験と実技試験(再試験あり)に合格して資格を取得するパターンと、毎年11月に行なわれている学科試験と実技試験に合格して取得する2パターンがあります(ともに学科試験で落ちたら実技試験には進めません)。今回の受験者約60名の内訳は前者と後者が半々と言う感じでした。前回の試験の時に顔見知りになった人が何人もいたので、「落ちたのは俺だけじゃなかったんだ。」と少し気が楽になりましたね。

 肝心の試験ですが、忙しくてあまり事前練習はできなかったのですが、イメージトレーニングだけはたくさん行なっていたので、前回よりはうまくいった気がします。

 前回は最初の鋼管をネジ切り機で切る段階で失敗して材料の再請求をしてかなりの減点を食らっていたので、今回は心の中で、「気をつけろ。気をつけろ。」と唱えながら鋼管を切ってネジ山を作りました。そのせいか、失敗することなく寸法通りに4本の鋼管を切る事ができました。材料の再請求もなかったので、この段階での減点はナシです。

 切った鋼管と他の部材との組み立て作業も、前回の実技試験の不合格理由を電話で係の人に教えて頂いた時に何度も言われた「寸法を常に気にしながら作業をした方がいいですよ。」と言う言葉を思い出しながら行ないました。頻繁に寸法を測りながら作業を行なったせいで前回よりも時間がかかりましたが、ほとんど寸法に狂いがない状態で作業が終わりました。注意されたネジ山の余り数も気をつけて作業を行なったので、ここでもあまり減点はないと思います(自己評価ですが・・・)。

 最後の気密試験ですが、前回は自分で行なった気密試験では問題はなかったにもかかわらず、試験官の行なった水没試験では気密漏れになって一発失格になってしまったため、前回よりも圧力を高めに設定して試験を行ないました。6分間行なって圧力に変化はなかったので自分的にはOKです。これで今回も水没試験で失格になってしまったら、「俺はこれ以上なにをやればいいんだぁぁぁ~!!。教えてくれぇぇぇ~!!。」と叫ぶしかないですね。結果は神のみぞ知るです。

 そんな感じで無事に作業が終了したので、自分の番号札をつけて完成品を試験官に提出しました。残り時間が5分くらいだったので結構ギリギリでしたね。これで私の液化石油ガス設備士の資格試験へのチャレンジは終了しました(不合格なら来年もチャレンジが続きますが・・・)。

 尚、今回は前回と違って、試験官達が試験場の前方のテント内で行なう完成品のチェックや水没試験は受験者から見えないように幕が張られていました。よく考えると前回の検査丸見え状態で気密漏れに歓声をあげる試験官の行動は異常でしたね(9月24日の記事を参照して下さい)。そんな状態だったので、今回は私の水没試験の結果は判りませんでした。12月14日(金)以降に郵送されてくる合否通知を待つしかありません。

 また、今回は携帯電話と筆記用具(寸法線を書くペンは除く)を試験中に持つ事は許されませんでした。「車の中に置くように。」と試験前に指示が出ました。前回の試験で不正か何かあったんですかね?。腕時計等は持たずに携帯電話を時計として使っている私には時間経過が判らなくて少し困りましたね(試験終了30分前とか10分前等のアナウンスは試験官からあったので助かりました)。


 最後に表題の『試験会場にいた困った人達』の話ですが、ほとんどの受験者は1人で来ていたのですが、付き添い人が付いていた受験者が何人かいました。大人が受ける試験に付き添いが付いてくるのには若干の違和感を私は覚えました。

 ネジ切り機や万力は重いので、「力がない人なら運ぶのに付き添いがいても仕方がないなぁ。」と私は思いながら見ていたのですが、私が見ていたある若い受験者は器具のセッティング等の全ての作業を付き添い人にやらせて自分はボ~っと突っ立っているだけでした。「この人は社長の息子か何かで、付き添いの人は部下なのか?。嫌な関係だなぁ~。」等と言う事を妄想しながら呆れていました。試験なんだから全部自分でやるべきですね。

 その後、試験開始前40分になって試験に関する説明を試験官が始めたのですが、何人かいる付き添い軍団は受験者の後ろから離れません。「この人達はいつまでいるつもりなんだ。」と私が思っていたら、さすがに不審に思った試験官が説明するのを一旦やめて、「貴方達は何なんですか?。」と付き添い軍団に言葉を浴びせました。「付き添いです。」と答えた付き添い軍団の面々は試験官から「試験会場から出て行って下さい。これは試験ですよ。」と少し怒り気味に言われて試験会場から出て行きました。当たり前の話ですね。

 その後、何か言いながら渋々試験会場から出て行く付き添い者もいたので、「この人達は常識がないのか。」と試験前にもかかわらず私は少し怒りモードになってしまいました。こんな事で感情が昂るなんて私もまだまだ修行が足りませんね。試験まではまだ20分くらいあったので、何とか昂った感情を抑えて試験に臨む事ができましたけどね。


 以上、『液化石油ガス設備士 二次試験(実技試験)の再試験』の話でした。今年の私の受験はこれで終わりです。
 合格していれば良い気持ちで年を越せるので、良い結果が出る事を祈っています。合格しても年末のマヤの予言が当たって人類が滅亡したら意味がないですけどね・・・。予言が当たらない事も祈っている今日この頃です。

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