のぐっちの日記帳

日常で感じていることなどを書いています。PCの更新が面倒なので、ブログの更新も随時になりますのでご了承ください。

北部九州の航空事情

2010-06-03 20:41:00 | 旅行、乗り物
今日も僕が来週、飛行機で大分へ旅行に行くことに関連した話をしますね。僕は以前、このブログで去年、福岡へ旅行に行ったときに自分の乗った飛行機がほぼ満席だったので、今回の大分空港行きはどうだろうという話をしましたが、どれだけ乗るだろうか知りたいので予約状況を確かめたかったのでANAのホームページを見て、セントレアから福岡線と大分線の状況を確かめました。また、ついでに熊本線と長崎線の状況も確かめました。というのも、大分・別府も熊本も長崎も福岡空港からそんなに遠くなくて、大分空港や熊本空港、長崎空港よりも福岡空港を利用して大分・別府や熊本、長崎へ行き来する人が多いらしいと噂に聞いたからです。あと、もうひとついでにJALのホームページを見て県営名古屋空港(小牧)~福岡線の予約状況も見ました。というのも、ANAのセントレア~福岡線の並行路線であることと、セントレアではなく県営名古屋空港をわざわざ利用する人がどれだけいるかということと、あと何といってもこの路線もこんどのJALの再建計画の中で廃止が決まっているので、このような路線にわざわざ乗る人がどれだけいるかも知りたかったからです。期間は僕が来週、大分へ旅行に行って自分も飛行機に乗る10日の木曜日から12日の土曜日で調べてみました。そうすると、こんど大分へ旅行に行く僕からすれば驚愕の検索結果が出ました。自分が旅行に行く期間だけを調べましたので一概にはいえませんが。

というのも、この期間のANAのセントレア~大分、熊本、長崎発着は10日木曜日の熊本行きの午前便を除いて、すべて空席が30以上ありました。もちろん、この空席たっぷりの便には僕が大分へ行き来する便が往復とも含まれています。もっとも、これから予約が入って満席近くなる便もあるかも知れませんが。でも何故、そのことが気になってしまうかといいますと、大分行きも熊本行きも長崎行きも1日2往復しかないのに、1日12往復もある福岡行きのほうが予約が困難だからです。特に11日金曜日午後の福岡発セントレア行きと、12日土曜日午前のセントレア発福岡行きは何本もあるのに、ほとんどすべての便が満席に近い状況になっていますし、特11日金曜日に夕方17時に福岡空港を出発する便は、まだ1週間以上も先なのにすでに完全に満席になっていて、もうキャンセル待ち受付中の状態です。一方、大分行きや熊本行き、長崎行きはセントレア発で最も利用が多いとされる金曜日や土曜日の午前便でも空席がたっぷりある始末です。さらに驚いたことに、11日金曜日と12日土曜日のJALの小牧~福岡線でもほぼ満席、さらには完全に満席という便もありました。特に今回、僕が旅行をする期間に空席状況を調べた中で、11日金曜日のJALの県営名古屋空港発19時40発の便は、これも1週間以上も先なのにすでに完全に満席になっていて、キャンセル待ちの状態です。これは、今回調べた名古屋発の便でどのANAの福岡行き、大分行き、熊本行き、長崎行きの便よりもまっ先に満席になって、どうしてもJALを利用したい人、県営名古屋空港を利用したい人もいるのだなという驚きを感じました。でも、これだけ利用される小牧~福岡線もこんどのJALの再建計画で廃止になってしまうのか不可解な気がします。

何故、僕がこのように北部九州の航空事情にこだわるかといいますと今回、僕が大分空港を利用するのが決して「無駄な地方空港を利用したことで、税金の無駄遣いに協力した」ことではないことを強調したいからです。でも今回、予約状況を調べたことで供給座席数が圧倒的に多くても福岡発着の便のほうや予約が困難で、かえって熊本行き、長崎行き、そして僕が利用する大分行きのほうがものすごく本数が少ないのに予約が取りやすいという結果が出たのには愕然としました。それに、これらの路線がすでに廃止が決まっているJALの小牧~福岡線よりも満席になる確立が低いというのにはさらに愕然としました。何故、僕がそこまで不安になるかといいますと大分線も熊本線も長崎線も利用が少ないことを理由に廃止される危険性があり、福岡線に集約されるのではないかという不安があるからです。もし、これらの路線が廃止になると大分・別府や熊本、長崎市内は福岡空港が利用できるからいいにしても、福岡空港から遠い山奥や海辺の観光地は来てくれる客が激減して、観光をはじめとして地域の経済が大打撃を受けると思うからです。僕の今回の旅でも、2日目に久住や九重といった福岡空港から行くのが困難な、大分空港を利用するからこそ行けるところをコースに組み込んでいます。前述の路線が廃止になれば今回、僕が行くような九州の山奥へ行く旅も南米やアフリカは行くぐらい困難な旅になってしまうかも知れません。僕が思うには、それこそ少しでも練習で気を抜いたら木刀で殴られる部活みたいに、壮絶なものになるのかも知れません。

こうなるのも、大分・別府や熊本、長崎は行くには大分空港や熊本空港、長崎空港へ直接行くよりも、福岡空港を利用したほうが本数も多いし、全体の費用も安いからでしょう。実際、福岡空港発着の割引航空券は割引率が高いですが、大分空港や熊本空港、長崎空港発着の割引航空券の割引率は低いです。それで、福岡空港から大分・別府や熊本、長崎への鉄道やバスの交通費を含めても福岡空港発着のほうが安く東京や名古屋と行き来できるそうです。よく飛行機や旅行のガイドブックに「大分・別府や熊本、長崎に行くのに必ずしも大分空港や熊本空港、長崎空港にこだわる必要はない。福岡空港発着も選択肢に入れるべきだ。」ということが書いてありますが、多くの人はそう言われなくても、大分・別府や熊本、長崎へ行き来するのに福岡空港のほうが便利で安いということを知っています。むしろ、僕としてはそうする人が多くなることで大分空港や熊本空港、長崎空港が利用されなくなることのほうが心配です。そして、「地方空港は税金の無駄遣いだ」という非難や罵声がますます大きくなるという悪循環に入ってしまわないか心配です。

あと、僕が思うには地方空港から国際線に乗るのが、それこそ木刀で殴られるような壮絶な練習をする部活みたいなものだと思うからです。普通、地方空港から国際線に乗るときまずは羽田空港に出て、それからリムジンバス(今秋から羽田空港と成田空港を京急~東京都営地下鉄~京成で直通する列車が走るという噂もありますが)で成田空港に移動するのが普通ですが、これだと自宅を出てから国際線の飛行機に乗るまでに何度も乗り継ぎをしなければならず、しかも時間も読めないということで出国するまでが一苦労です。さらに、帰りは重い荷物を抱えながら、疲れた体に鞭を打って、何度も乗り継ぎをしてやっと自宅にたどり着くといった具合にです。これでは、気軽に飛行機にのる気分になれません。僕が思うにはセントレア、羽田空港、関西空港を国際線と地方路線の乗り継ぎが簡単にできるスーパーハブ空港としての機能を強化するべきだと思います。そうすれば、地方から簡単に海外にいけるようになりますし、逆に日本に来た外国人旅行客も地方に誘致できると思います。そうすれば需要がふえて、地方空港発着の便が増便できて、「税金の無駄使い」と非難されることもなくなると思います。僕が思うにはJALが経営破たんしたのは、東京では羽田と成田、名古屋では小牧とセントレア、大阪では伊丹と関空という具合に国内線と国際線の空港がことごとく別々で乗り継ぎのことが考えられておらず、国際線と国内線を兼営する航空会社のメリットを発揮できなかったことも一因だと思います。

今日も話が長くなりましたが、北部九州には福岡、大分、熊本、長崎、佐賀、北九州と大きい空港が6つもあります。なのに、福岡空港だけが過密状態であとはみな、閑散としているということはどうにも解せません。今回、僕が大分空港へ行く旅行を選んだのは福岡空港から行くよりも直接、大分空港へ行ったほうが安いという大分へ行く旅行プランがあったからです。時期にもよりますが、地方空港へ行く安い旅行商品もいくつかあります。僕は、今回は大分空港へ行くのをうまく見つけたわけですが、皆さんもいろんな旅行プランをホームページやパンフレットで探してみてはいかかでしょうか。次回のこのブログでは、いよいよ僕が大分へ行く旅行プランを発表したいと思います。もちろん、前述の福岡空港から行くのが困難なくらい山奥な久住や九重へ行く魅力や期待もお伝えしたいと思います。このように、安く気軽に九州の山奥のようなところに行けるのも地方空港の魅力です。


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