建築家の黒川紀章氏が30日、党首を務める共生新党から今夏の参院選比例区で妻の女優・若尾文子の出馬を本人に代わって表明したという。東京選挙区からの立候補を決めている黒川氏と、夫婦で参院選を戦うそうである。
世界的建築家とはいえ一般庶民には馴染みのない黒川氏が、都知事選で一躍注目を浴びたのは、ただ変な人っていうイメージだけ。総額1000万円のガラス張り選挙カーをつくり、隅田川で自家用クルーザーを操縦し、ヘリコプターをチャーターして伊豆諸島にポスターを張りに行ったと、話題は振りまいたが、結果的には15万9126票しか獲得できずに惨敗した。都民は、どうも常軌を逸したかの黒川氏の行動に都政を任せる気にはならなかったのであろう。それが、今度は若尾文子の知名度を利用する戦略で参院選に名乗りをあげたという。しかし、いまどき若尾文子を知っている人は私たちの年代くらいである。私も彼の名前と妻が若尾文子であることくらいは知っていたが、もう彼女は過去の人で、都知事選の応援で久方ぶりに顔をみたくらいだ。70歳過ぎて何を今さら、政治に無縁の者が立候補するなど、いい加減にしてもらいたい。若尾が訴える政策については「役者を含めたアーティストの年金、医療保障などの問題」と黒川氏が代弁したというが、彼らを対象に特別な社会保障制度を作れとでもいうのだろうか。アーティストは自由業であり、我々一般人と違って自由という特権と、それなりの収入も得ている。いうなれば勝ち組の範疇にいる者たちだが、彼らのうちで国の社会保障制度にきちんと加入している人がどれだけいるだろうか。一般人と同じように国民年金、国民健康保険に加入して、あとは自己責任で老後対策をすればよかろう。アーティストも役者も個人の自営業者もみんな同じである。議員年金ですら廃止が叫ばれている昨今、特別扱いして政策に掲げるなど何をかいわんやである。道楽の延長としか思えないこんな人たちに、大事な国政をもてあそばれてはたまらない。まあ当選など万に一つもないだろうが、有権者の良識ある判断次第だ。
いつものことだが選挙になると、芸能人やスポーツ選手など知名度の高い人たちに出馬を要請する。今回も自民党は、テレ朝の人気アナウンサー丸川珠代に白羽の矢を立て、自民党公認として東京選挙区(改選5)から立候補が決定。彼女は東大卒の美人女子アナで、テレ朝では、ニュースや「朝まで生テレビ」など、主に報道番組を担当しており、まんざら政治に無縁の女性ではない。
また、プロサッカー選手の三浦和良は出馬要請を一蹴したとか、賢明な決断であろう。他にも、郷ひろみ、ジャガー横田夫妻、前小泉総理の息子の小泉孝太郎の名前が上がっているとか。丸川珠代はまだしも、全く政治に無縁のわけの分からない者に、一体何ができるのだろうか。要するに頭数を増やしたいだけであろう。
参議院が“良識の府”というのであれば、もっと質の高い、経験と見識を持ち合わせた立候補者を擁立すべきである。また、衆議院を通過した法案が、参議院でも与党の頭数の多さですんなり可決する、これでは参議院不要論も出てくるのは当然だろう。
世界的建築家とはいえ一般庶民には馴染みのない黒川氏が、都知事選で一躍注目を浴びたのは、ただ変な人っていうイメージだけ。総額1000万円のガラス張り選挙カーをつくり、隅田川で自家用クルーザーを操縦し、ヘリコプターをチャーターして伊豆諸島にポスターを張りに行ったと、話題は振りまいたが、結果的には15万9126票しか獲得できずに惨敗した。都民は、どうも常軌を逸したかの黒川氏の行動に都政を任せる気にはならなかったのであろう。それが、今度は若尾文子の知名度を利用する戦略で参院選に名乗りをあげたという。しかし、いまどき若尾文子を知っている人は私たちの年代くらいである。私も彼の名前と妻が若尾文子であることくらいは知っていたが、もう彼女は過去の人で、都知事選の応援で久方ぶりに顔をみたくらいだ。70歳過ぎて何を今さら、政治に無縁の者が立候補するなど、いい加減にしてもらいたい。若尾が訴える政策については「役者を含めたアーティストの年金、医療保障などの問題」と黒川氏が代弁したというが、彼らを対象に特別な社会保障制度を作れとでもいうのだろうか。アーティストは自由業であり、我々一般人と違って自由という特権と、それなりの収入も得ている。いうなれば勝ち組の範疇にいる者たちだが、彼らのうちで国の社会保障制度にきちんと加入している人がどれだけいるだろうか。一般人と同じように国民年金、国民健康保険に加入して、あとは自己責任で老後対策をすればよかろう。アーティストも役者も個人の自営業者もみんな同じである。議員年金ですら廃止が叫ばれている昨今、特別扱いして政策に掲げるなど何をかいわんやである。道楽の延長としか思えないこんな人たちに、大事な国政をもてあそばれてはたまらない。まあ当選など万に一つもないだろうが、有権者の良識ある判断次第だ。
いつものことだが選挙になると、芸能人やスポーツ選手など知名度の高い人たちに出馬を要請する。今回も自民党は、テレ朝の人気アナウンサー丸川珠代に白羽の矢を立て、自民党公認として東京選挙区(改選5)から立候補が決定。彼女は東大卒の美人女子アナで、テレ朝では、ニュースや「朝まで生テレビ」など、主に報道番組を担当しており、まんざら政治に無縁の女性ではない。
また、プロサッカー選手の三浦和良は出馬要請を一蹴したとか、賢明な決断であろう。他にも、郷ひろみ、ジャガー横田夫妻、前小泉総理の息子の小泉孝太郎の名前が上がっているとか。丸川珠代はまだしも、全く政治に無縁のわけの分からない者に、一体何ができるのだろうか。要するに頭数を増やしたいだけであろう。
参議院が“良識の府”というのであれば、もっと質の高い、経験と見識を持ち合わせた立候補者を擁立すべきである。また、衆議院を通過した法案が、参議院でも与党の頭数の多さですんなり可決する、これでは参議院不要論も出てくるのは当然だろう。
もうこのような人選でしか選挙が成り立たない我々国民のレベルなのでしょうか
本当に今の日本にはがっかりしています
買被っていたのでしょうか、日本人って賢い人種だと…
どっぷりと親方日の丸に浸かりすぎていたのは、公務員ばかりでなく私達が一番そうだったかもですね
また、的を得ないコメントでした。
全く国民を馬鹿にしている話です。でもこういう人でも投票する人がいるのもおかしい。
今度の参院選は誰を支持するか、どこの党を支持するか、全く白紙です。
小沢さんも最初の頃より影が薄くなりましたね。
応援BBSに書き込みして頂きまして、ありがとうございました
応援BBSに書き込みしてくれている人の中に、議員の友人達がいます。
彼らは地道な努力をして、議員に当選しました。
多少の知名度があるからと言って、地道な努力もせずに立候補するのはどうか?と思います。
税金のむだ使いだけはやめて欲しいですよね。
人寄せパンダで当選しても、そこから政治への情熱が湧き、勉強して一人前の政治家になってくれるならともかく、大体芸能人はみんな中途半端で終わっています。無責任に担ぎ出して当選したら知らん振りでは困りますね。
一票は誰の票であっても一票ですから、党の勢力を高めたいのは分かりますが、この種の出馬は不快を覚えます。若尾文子は本当に出るのですかね。
私なら黒川氏自身の立候補も止めます。どうみても政治家のタイプではありません。
東大出のアナウンサー、お笑いタレント、プロレスラー、サッカー選手、etc。
立候補するのも、投票するのも国民の権利、好きにやってもらいたい。
大映の看板女優でした。とんと消息が聞かれない中、とんだところで姿を見ることになりました。
立候補は自由です。あとは投票する国民の責任ですが、比例区となるとどうしようもありません。
また、歳費として多額の税金が支払われるのかと思うと少々腹立たしい。