今日は立春だけど寒い！・・・

　今日２月４日は「立春」、暦の上だけの春はやはり寒い。立春は春の始まりであると同時に、新しい年の始まりを意味しているそうだ。旧暦では立春のころに元日がめぐってくることが多かったためだとか。
　立春から新しい１年が始まる、そう考えるならば立春の前日の「節分」は大晦日のようなものかな。立春は、正月のように１月１日、大晦日は前日の31日と決まっているわけではない。今年は２月４日だが、2025年は２月３日、2026年は２月４日、と１日ずれたり早くなったりするらしい。
　ちなみに現代の日本では、国立天文台の観測によって、「太陽黄経が315度になった瞬間が属する日」を立春としているとか。天文学にあまり興味がないから、このような図を見るのは初めて。
　日本唱歌『早春賦』の３番は「春と聞かねば知らでありしを 聞けば急かるる胸の思いを いかにせよとのこの頃か いかにせよとのこの頃か」だ。暦の上での春だけど、春と聞けば待ちわびてそわそわする。この気持ちをどうしたらいいのか。きっと能登の人たちもこんな気持ちだろうね。「春よ来い 早く来い」、みんなで大合唱してもダメか！

　昨年末、腰痛と足のしびれで足元がおぼつかなくなって「ばあ散歩」を休止、はや40日が過ぎた。12月初旬に大きなフードが付いた防寒パーカーを買ったのに着る機会がない。毎朝、新聞を取りに下りるときに羽織っているだけ、買わなきゃあよかったかなあ。
　昨日新聞を取りに下りたら、自家菜園の野菜をくださる３階のＹさんに会った。５年ほど前に奥さんと死別、多分90歳は過ぎているだろう。自転車でどこへでも出かける元気の良さに感心する。「危ないからデマンドタクシーを利用したら…」と言っても、やはり自転車がいいらしい。
　耳が多いのでめったに長話はしない。「お元気そうですね」というと「１日２食、朝食はパンと果物をあれこれ、２時間かけてゆっくり食べます。そして数独、４字熟語、クロスワードパズルなどしたり、畑で野菜作りをしたり…」と。お見事！　私のようにテレビを見ながらウトウト昼寝というのとは大違い。頭も体も元気なはずだ！
　私はウオーキングを始めてかれこれ10年、正月三が日と雨が降る日以外はほとんど休んだことがなかった。しっかり着込んで外に出れば、真冬の寒さも平気だった。が、今年はどうにも外へ出る気にならない。「迷ったときは止めるに限る」と自分に言い訳しながらコタツにもぐり込む。クマと同じ、ババもただいま冬眠中！🦡