日産自動車の西川社長が16日に辞任するそうだ。事実上の解任処分だという。何でも「ストック・アプリシエーション権(SAR)」と呼ぶ仕組みを使い、本来よりもかさ上げされた報酬を受け取っていたというのである。かつてゴーン氏も、SARで支払われた報酬40億円が有価証券報告書の虚偽記載にあたると逮捕され、今も係争中である。(くわしくはこちらのサイトを)
そのゴーン被告の腹心と称されていたという西川氏、関係者の間では自説を曲げようとしない西川氏を、ゴーン被告の姿と重ね「ミニ ゴーン」とやゆする声もあったとか。やはりゴーン被告と同じ轍を踏んだか。なんともはや、「西川、お前もか!」っていいたいよ。
西川社長はSARで不正にかさ上げされた分の報酬を返納する意思を表明しているとか。また、SARによる報酬制度は2020年度に廃止する方針だというが、当然だよね。上の者だけが上手い汁を吸ってんじゃあねーよ! ってチコちゃんに叱られるよ。
私は、カルロス・ゴーン前会長が逮捕された2018年11月23日、ブログに次のように書いている。
『今回の騒動で、私は「本能寺の変」を思い起こした。この頃の信長は各地の戦闘を軍団長たちに任せきりにしており、自ら戦場に赴く機会が乏しくなっていた。そして安土城で安楽な生活を送り、秘書たちに実務を任せ、家臣たちがもたらす果実を受け取るだけの存在になっていたという。
身近にいる重臣への扱いの悪化、慢心、油断、これらの要素が合わさった結果、信長は招かずともよい破滅を、自ら招き寄せることになった。これが信長が光秀に討たれた直接の原因だ、という。ゴーン氏も世界中を飛び回り、最近は日本にほとんどいなかったという。その合間に謀反を起こした西川日産社長、さしずめ現代版「明智光秀」ということになろうか。三日天下で終わらず、クリーンな日産にするために粉骨砕身働いてもらいたい』と。あれから約10ヶ月、三日天下よりは多少長かったが、西川社長はやっぱり「明智光秀」だったか?
もう一つあきれた話。9月9日、ついに韓国の文在寅大統領は、「玉ねぎ男」と綽名される曺国(チョ・グク)氏を、法相(法務長官)に任命したという。常識ある人間ならこれだけ大ごとになれば自ら辞退するだろうに、いい度胸してるよネ。
身内のことだとしても、父親が何も知らないなんてのは通らない。このような疑惑まみれの政治家を、よりによって法相に抜擢するというのだから呆れる。「法治国家」である日本では考えられないことで、韓国大統領の強力な権限、圧倒的な権力には驚くばかりである。
日本では今日、改造内閣の新閣僚名が発表される。何でも入閣候補へは厳しい“身体検査”があるとかで、スキャンダルの“ス”の字でも見えたら一発でアウトだ。また、不適切な発言で辞任する大臣も少なくない。何から何まで大違いだネ。
韓国ではいよいよ検察と法相の全面対決か? 何だか韓流ドラマをみているようでおもしろいわ。
検察によって何故かスキャンダルが暴かれて法廷へ?
常々不思議に思う1つに長~い歴史に培われた儒教の根本理念
「仁義礼智信の五常」とは全く逆の韓国の政治家の腐敗ぶり!
まあ古今東西権力を握ったら誰でも理想は忘却の彼方へ!
美味しい汁は全部我が手に」となるのが
哀しいかな人間なんだと納豆。
日本はまだ救われているようですね。
納豆では納得できない!小咄にもなりません
「納得」に訂正お願いします。
これから国民の目を又日本に誘導するかもね
韓流ドラマにも検察の強大な権力、財閥や政治家との癒着の話がたくさんあります。「ほんとうにこんなのあり?」と思うようなストーリーですが、だいぶ誇張してあるとはいえ半分は本当だろう、あれが韓国の本当の姿だろう、と今回のことで納得しました。
儒教を尊ぶ国といっても昔の話で、いずこの国も権力と財力のあるものが勝ち、それが現実でしょうね。
日本人に生まれてよかった!
文大統領も自分が任期を終えたら、歴代大統領のように逮捕されるかも、そういう恐れを抱いているのでしょうが、清く正しく生きていればそんな恐れもないはず。彼も脛に傷持つ身なのでしょうね。
ほんと、昨日の組閣を見て不満もなければ期待もなし。なんと穏やかな平和な国だろうか、とは安心と不安まじりですけど…。
韓国大統領もトランプ大統領と同様、閣僚人事も外交もすべてが自分の気持ち一つで決められるという絶大な権力を持っているようです。安倍首相からみれば羨ましい限りでしょう。が、バカボンたちと同等にはならないように願いたいですね。