つれづれに 

老いてゆく日々、興味ある出来事に私見を添えた、オールドレディーの雑記帳です。

諦めない勇気・・・

2006-01-04 | Weblog
 箱根駅伝の復路では思いがけないアクシデント発生。順大の難波選手の脱水症状による失速、駒大のアンカー糟谷選手も不調で、監督から給水を受けるなど、順大の二の舞かと思うような場面もあった。どうなるかとはらはらしながら見ていたが、結局亜細亜大がトップに踊り出て、そのままゴールイン。駒大の総合5連覇はならず、5位に終わるとは誰も予想だにしなかっただろう。

 三が日の穏やかな気候を喜んでいたが、往路の冷え込みから一転して、復路では都内に近くなるにつれ気温が上がり、それに伴い体調にも狂いが生じ、思わぬ不運に泣いた選手たちの無念さには言葉もない。
 個人レースなら途中で脱落することもできるが、自分のために、チーム全体の1年間の血の滲む努力が無となることを思えば、フラフラによろめきながらでも最後まで諦めなかった順大の難波選手は立派だった。が、目前にぶら下がっていた優勝を自分のせいで掴むことが出来なかったことで、己れを責めているであろうことを思えば気の毒の一言ではすまされないものがある。
 1分1秒先がわからない勝負の厳しさ、非情さ、それでも諦めない男達の根性の強さ、爽やかな勇姿を見ると、改めてスポーツの素晴らしさというより、スポーツに己れを掛ける男たちのすばらしさを見た。

 スポーツの世界だけではなく、我々一般の生活でも、昔から「一寸先は闇」と言われるように、明日が分からないのは同じことだ。だから「今を大切に」と、時に思うことはあるが、所詮凡人には「明日は明日の風が吹く」と、時の大切さなど忘れている。

 またまた寒波で北陸地方は大雪だとか。ここでも今朝からちらほら雪が舞っている。ネコはコタツで丸くなるように、オバサンもコタツで丸くなって冬眠に入る。
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