連日、テレビのニュースに登場するのが、例によってゴタゴタしている「朝青龍問題」。この暑い最中、聞きたくもない話だが、それでも野次馬根性丸出し、ついつい見ては不愉快になっている。「TVタックル」の番組内で大竹まことが「安部さんが辞めるのが先か、朝青龍が引退するのが先か」と言っていたが、どちらも踏ん張っているところがよく似ている。
お昼のテレ朝「スクランブル」で、朝青龍のモンゴルの兄が「朝青龍は病気ではない。元気だ」と語ったという。私もそう思う。こじれにこじれ、出るに出られぬ状態でふてくされているだけだと…。うつ病だ、ストレスだって? 笑わせないでもらいたい。本当にそういう病気で苦しんでいる人たちに対しても、軽々しくこの病名を使ってなんかほしくない。
大体こうなった原因は何であるかよく考えてもらいたい。病気を理由に地方巡業を休み、親方に無断でモンゴルへ帰りサッカーをしていた。そのサッカーをしている様子からは、とても腰痛や腕を上げるのも苦痛な人間のできる技ではない。体をひねって見事なヘッドキック、元気よく走り回る姿、あの場面をみて誰もがそう思ったはずだ。それがニュースで日本中に知れてしまい、親方から帰国命令が出たのに、実際に帰国したのは5日後だったという。まだこの時点では、朝青龍は高をくくっていたのであろう。
この朝青龍、一筋縄ではゆかぬ男のようだ。さもあらん、15歳でモンゴルから日本に来て、ただひたすら横綱目指して頑張ったという根性の持ち主である。自分が相撲界を背負っている、高砂部屋の看板を背負っているという自信が、いつしかうぬぼれになり、天狗になってしまったのであろう。だが、だれも諌める人がいなかったというのは朝青龍にとっては不幸なことでもある。
5日後の帰国ではあったが、まだその時点で己の非を謝ってすぐ地方巡業に参加すれば、ほんのお小言ですんだはずであるが、それもやらなかった。だったら仕方ない、協会も世間や他の力士の手前処分せざるを得なくなったのであろう。だが、これが朝青龍にとっては大きな計算違いであった。
しかし、まだここで朝青龍が素直に協会の処分に従い、黙々と稽古に励んで殊勝な姿を見せていれば、あるいは処分の変更もあったのではなかろうか。それほど今の相撲協会にとっては稼ぎ頭の朝青龍である。世間から同情の声があがれば、表面的にはしぶしぶでも処分撤回ということになったかもしれないのだ。
だが、そこが朝青龍の浅はかというか、しぶといところだ。まだ自分のわがままが通ると思い込んでいたらしく、自宅へ籠城してしまった。天照大神なら出てきてもらわねば困るが、朝青龍などどうでもいい、いくらでも籠城すればいいのである。協会と朝青龍がガップリ四つに組んで我慢比べである。が、だれも騒がなくなったら心配になるのは天照大神と同じで、岩戸からちょこっとのぞく代わりに、医師の口から急性ストレスなんとやら、モンゴルへ帰せといわんばかりの発言で存在をアピールする。こんな姑息な手を使うとは、これが天下の横綱かと思うと情けない。
ここまでこじれたらもうどうにもならぬ。だが、ここでモンゴルへ帰してしまったら、朝青龍の思う壺である。だが、本当に病気であればこれは人道上の問題にもなりかねない。肝心なことは朝青龍がこれからも相撲をとりたいという意思があるかどうかではないか。モンゴルへ帰りたいなら相撲をやめるか、相撲を続けたいなら協会や親方の指示通り日本で治療するか、どちらかを選ぶよう協会も断固とした態度を示すべきである。
しかし、いずれ復帰したとしても、ここまでファンを馬鹿にし、横綱の名を汚した者を温かく迎えられるだろうか。相撲の技はしらぬが、「押してだめなら引いてみよ」、物事には引き際というものがある。それが分からぬほどのアホウでもあるまいし、朝青龍の周囲にどういう人がいるのか知らないが、これはブレーンの責任でもある。
モンゴルでのビジネスが大事なら、引退してお帰り頂いて結構である。横綱にふさわしくない所業、こうまで意地をはって何の得になるか、だれが考えてもわかることである。大体強いはずの横綱がストレスだ、うつ病だのって恥ずかしいと思わないのだろうか。これでのこのこモンゴルへ帰るようでは、もう彼には横綱の資格はない。
お昼のテレ朝「スクランブル」で、朝青龍のモンゴルの兄が「朝青龍は病気ではない。元気だ」と語ったという。私もそう思う。こじれにこじれ、出るに出られぬ状態でふてくされているだけだと…。うつ病だ、ストレスだって? 笑わせないでもらいたい。本当にそういう病気で苦しんでいる人たちに対しても、軽々しくこの病名を使ってなんかほしくない。
大体こうなった原因は何であるかよく考えてもらいたい。病気を理由に地方巡業を休み、親方に無断でモンゴルへ帰りサッカーをしていた。そのサッカーをしている様子からは、とても腰痛や腕を上げるのも苦痛な人間のできる技ではない。体をひねって見事なヘッドキック、元気よく走り回る姿、あの場面をみて誰もがそう思ったはずだ。それがニュースで日本中に知れてしまい、親方から帰国命令が出たのに、実際に帰国したのは5日後だったという。まだこの時点では、朝青龍は高をくくっていたのであろう。
この朝青龍、一筋縄ではゆかぬ男のようだ。さもあらん、15歳でモンゴルから日本に来て、ただひたすら横綱目指して頑張ったという根性の持ち主である。自分が相撲界を背負っている、高砂部屋の看板を背負っているという自信が、いつしかうぬぼれになり、天狗になってしまったのであろう。だが、だれも諌める人がいなかったというのは朝青龍にとっては不幸なことでもある。
5日後の帰国ではあったが、まだその時点で己の非を謝ってすぐ地方巡業に参加すれば、ほんのお小言ですんだはずであるが、それもやらなかった。だったら仕方ない、協会も世間や他の力士の手前処分せざるを得なくなったのであろう。だが、これが朝青龍にとっては大きな計算違いであった。
しかし、まだここで朝青龍が素直に協会の処分に従い、黙々と稽古に励んで殊勝な姿を見せていれば、あるいは処分の変更もあったのではなかろうか。それほど今の相撲協会にとっては稼ぎ頭の朝青龍である。世間から同情の声があがれば、表面的にはしぶしぶでも処分撤回ということになったかもしれないのだ。
だが、そこが朝青龍の浅はかというか、しぶといところだ。まだ自分のわがままが通ると思い込んでいたらしく、自宅へ籠城してしまった。天照大神なら出てきてもらわねば困るが、朝青龍などどうでもいい、いくらでも籠城すればいいのである。協会と朝青龍がガップリ四つに組んで我慢比べである。が、だれも騒がなくなったら心配になるのは天照大神と同じで、岩戸からちょこっとのぞく代わりに、医師の口から急性ストレスなんとやら、モンゴルへ帰せといわんばかりの発言で存在をアピールする。こんな姑息な手を使うとは、これが天下の横綱かと思うと情けない。
ここまでこじれたらもうどうにもならぬ。だが、ここでモンゴルへ帰してしまったら、朝青龍の思う壺である。だが、本当に病気であればこれは人道上の問題にもなりかねない。肝心なことは朝青龍がこれからも相撲をとりたいという意思があるかどうかではないか。モンゴルへ帰りたいなら相撲をやめるか、相撲を続けたいなら協会や親方の指示通り日本で治療するか、どちらかを選ぶよう協会も断固とした態度を示すべきである。
しかし、いずれ復帰したとしても、ここまでファンを馬鹿にし、横綱の名を汚した者を温かく迎えられるだろうか。相撲の技はしらぬが、「押してだめなら引いてみよ」、物事には引き際というものがある。それが分からぬほどのアホウでもあるまいし、朝青龍の周囲にどういう人がいるのか知らないが、これはブレーンの責任でもある。
モンゴルでのビジネスが大事なら、引退してお帰り頂いて結構である。横綱にふさわしくない所業、こうまで意地をはって何の得になるか、だれが考えてもわかることである。大体強いはずの横綱がストレスだ、うつ病だのって恥ずかしいと思わないのだろうか。これでのこのこモンゴルへ帰るようでは、もう彼には横綱の資格はない。
広陵、残念でした。最後の最後までわからないものですね。
朝青龍が外出したそうです。これでモンゴルへ帰る筋書きが出来たということだそうですが、なぜこうまで彼を擁護するのか。1つには、引退させてモンゴルへ帰したあと、週刊現代の「八百長問題」についてしゃべられると困ることがあるからだという人もいます。
なんだか計算ずくで事を運んでいるようでイヤですね。
朝青龍、横綱になるまで周りに良い人に恵まれなかったのかも?知れませんね。
良い人がいれば、もっとアドバイスもしてもらえたのに。
今の状況では、やっぱり潔く引退した方が賢明だと。
もし反省している所があるなら、モンゴルで相撲を続けたらいいと、自分は思いますよ。
広陵、うーん残念でした…。
「初優勝かな?」と思っていましたけど。
高校野球は、最後まで何があるか分かりませんね。
ここまできてまだ朝青龍を擁護する人がいるなんて可笑しいですよね。
テレビのコメンテーターたちも本音でもっと厳しいことを言えばいいのに、いらいらしてきます。
本人もテレビを見ているはずだから、この際引導を渡すのもいいかも…。
それにしても家族が来ないとは不思議です。こんなときこそ親が意見するのが本当なのに…。
もう充分モンゴルでのビジネスは成功してるのだから、自分でさっさと帰ってしまえばいいのに、それもしない。私なら「やーめた」って帰るけどネ。
本当の病気なら即刻治療開始するのが当然だが、医師も病名をつけるだけで動かないということは、何ともないという証拠です。
日本人でない横綱に、世界中へ恥をさらされていることを協会のお偉方は何と考えているのだろうか。
モンゴルと日本との外交問題がどうのって、どこかの政治家が擁護していたが、この人たちも売名行為で動いているだけ。
もういい加減にしてもらいたいですね。
労働法に引っかかるなら「依願退職」です。
厳格に処すべきです。
日本社会に心技体を投げかけるいいきっかけにもなります。
街角インタビューで擁護する発言をするワカモノも気になります。
日本人だったら禅寺にでも行ってトレーニングをするのですがね。
やっぱり引退ですか?