片雲の風に誘われて

自転車で行ったところ、ことなどを思いつくままに写真と文で綴る。

8/1パリ第5日

2024-08-02 07:06:45 | 2024パリオリンピック

 今日は独りで散策。少し前に読んだ『アフリカの女』に出てきた植民地博物館を訪ねた。東の郊外ヴァンセンヌの森にある。今は移民史博物館と名前も変わっている。1931年に開催されたパリ万博で開館した。当時はフランスの植民地の博物館で確か、植民地の人間も展示されたと記憶している。その後は、アジア・オセアニア美術館だとか色々名前も変わり、2007年に今の名前になったとwikiにある。最近の移民比率の高まったフランス社会の中で移民の子供たちにアイデンティティを確立させようとする狙いがあるのだろう。アフリカからの奴隷貿易でルアーブルの港が世界への積出しのハブ港だった事実や、ナチズムの台頭で広がったヨーロッパから難民受け入れ、シリア、イラク、東南アジア等での戦争や混乱からの難民だとかをフランスは如何に受け入れ助けているかが展示されている。

ここヴァンセンヌの森は、西の郊外のブーローニュの森ほど知られてはいないかも知れないが、東の郊外で貴重な森だろう。ほぼ手付かずで残された部分が多い。

ここのもう一つの目的は、ガイドブックで見つけたパリ花の公園だ。博物館の反対にあり、森の中を30分以上歩くと予想した。整備された道ではなく、踏み固められた道を歩こうと、グーグルマップを頼りにその方向を歩いた。

しかし、最後に来て迷った。上の飛行場の跡地ではないかと思われる所に出て、公園はこの左手先だろうと見当をつけていた。ナビに切り替えると、この左の縁を右へ行けと出た。おかしいと思いながらも従った。結局この草原を大きく回らされて、1時間以上歩く羽目になった。結局最初の見当が合っていた。

 そんな苦労をして辿り着いたが、花の公園だと銘打っているが、自然公園に近い。花壇などはほんの少ししか設けられていない。それも端境期でほとんど花は見られない。犬の散歩をさせている人は多い。

小川で水遊びさせるには良い場所がたくさんある。

しかし、僅かな花壇の芝には落とし物が足の踏み場もないほど散乱している。

森の一画に建つヴァンセンヌ城、この向こうに市街が広がっている。

昼食は最近パリで人気だというおにぎりを買ってみた。日本より小振りなので3個買った。食味は日本のツナマヨのテイストでツナが牛肉になったり鶏肉になっているようだ。3個目は半分残した。

昼前にホテルを出て、夕方まで、ほぼ一日楽しんだ。

 

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