神戸市の教職員間のいじめ事件(その2)
令和元年10月22日 更新
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、市教育委員会は21日までに、加害教員4人が処分前に自主退職を申し出た場合、認めない方針を決めた。
「自主退職で身分がなくなれば、処分を下せなくなる」として事前に手を打った形だ。
市教委によると、処分を受ける前に退職した場合は退職金が支給される上、神戸市以外の自治体で教員採用試験を受ける際、志願書に懲罰歴が載らないという。
市教委は「厳正に処分しなければ、市民の理解は得られない」としている。
(神戸新聞抜粋)
令和元年10月21日
少し踏み込んで、神戸市、国、国会議員の先生の所見を調べてみました。
他にも沢山の投稿がありますが、以下の内容を一部掲載します。
久元神戸市長-市長部局主導で教員いじめ問題調査チーム(10月10日)
久元喜造神戸市長は10日の記者会見で、市立東須磨小学校で起きた教員間のいじめ問題について「9月終わりに市教委から説明を受けたが、正直信じられない思い。
神戸の教育行政の信頼性を著しく失墜させる危機的な事態で、行政として極めて遺憾」と述べた。
その上で「事実関係の解明に向け、外部の専門家による調査が不可欠。市教委とも考えが一致した」として、市長部局主導で調査チームを早急に発足させる方針を示した。
同小では20代の男性教諭が先輩の教諭4人に暴力などのいじめを受けていた。
同校長は今年7月に問題を知り、4人を指導するなどしたが、被害教諭は9月2日から休職した。
校長はそれまで市教委に詳しい報告をしておらず、市は同日、被害教諭が行財政局内に設置された職員総合相談窓口を訪れたため、初めて問題を把握したという。
調査と並行し、市教委の組織風土改革について議論するため、17日に総合教育会議を開催し、「具体的な方策を樹立していく」とした。
神戸市教育総合会議(10月17日)
http://www.city.kobe.lg.jp/information/about/construction/0400/0401/011017sougoukyouikukaigi.html
まだ、議事録は公開されていません。(注視しておきます)
神戸市立東須磨小学校で起こった教員間のいじめ問題を受け、市は17日、総合教育会議を開催し、外部専門家による調査委員会で早期に事実解明を行った上で関係職員に厳正な処分を行う方針を確認した。久元喜造市長は、今後の取り組みについて「事案は教委のガバナンスの欠如によるものと考えられる」とし、組織風土や制度を含めた改革をどう進めるか、教育委員らと意見を交わした。
長田淳教育長は「前代未聞の不祥事で、教委を代表する者として痛切に責任を感じる。深い傷を負った子どものことを思うと、胸が張り裂ける思い」と陳謝。「事案の徹底的な調査と事実解明、加害教員に対する厳正な処分を行う」と述べた。(10月17日 iJUMP)
教育総合会議の資料に、時系列せ今回の事件の経緯が示されている。
資料-1 東須磨小学校における 教員間 の ハラスメント事案
http://www.city.kobe.lg.jp/information/about/construction/0400/img/04_20191017siryou1.pdf
文部科学省
萩生田文科相、教諭いじめは「言語道断」=副大臣らが現地訪問へ(10月11日)
萩生田光一文部科学相は11日の閣議後記者会見で、神戸市立東須磨小学校で教諭が先輩教諭から暴力などのいじめを受けていた問題について、「児童を預かる教師として言語道断であり、極めて遺憾だ」と厳しく批判した。
文科相は関係者への懲戒処分を含めた厳正な対処などを求めた上で、事実関係を確認するため、亀岡偉民副大臣らが15日に市教育委員会を訪れ、市教育長らと会うことを発表した。
国民民主党の玉木氏=神戸の教師いじめ「人間としてくず」(10月9日 iJUMP)
国民民主党の玉木雄一郎代表は9日、神戸市立東須磨小学校の教諭が同僚の教諭に嫌がらせをしていた問題について、自身のツイッターで「教師以前に人間としてくず」などと投稿した。
玉木氏は「子どもたちの前に出すべきではない。こんなことを許してきた体制自体も変えなくてはならない」と指摘。同日の記者会見でも「教師の資格はないし、辞めた方が良い」と語った。
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神戸市の教職員間のいじめ事件(10月20日)投稿
不祥事を起こす人の分類
学習不足型・自己中心型・確信犯型・合理化型・衝動型
さて神戸の4名は、どれに該当するか!
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#パワ-ハラスメント