令和7年4月3日
さんデジ(山陽新聞)
「にじのきらめき」産地化 勝英地域 米生産者組織が発足
暑さに強い米の品種「にじのきらめき」の産地化を目指し、岡山県北東部の勝英地域で生産者組織が発足した。近年の猛暑を背景に作付けが広がり、2025年産は前年の3・5倍に上る農家が手がける予定。生産者が協力して知名度や競争力を高める。
組織は「JA晴れの国岡山 勝英にじのきらめき部会」。勝英地域(美作市、津山市勝北地区、勝央、奈義町、西粟倉村)で今年栽培する全350戸が加入した。講習会や視察による栽培技術の向上、生産や販売の計画作り、資材の共同購入などで、生産振興と会員の収益向上につなげる。
同部会は今年の収穫目標を300ヘクタールで1200トンと設定。同JA勝英統括本部(美作市明見)の呼びかけで試験栽培した23年産は10ヘクタール(10戸)、24年産は106ヘクタール(100戸)だった。勝英地域の24年産主食用米の作付面積は約2500ヘクタール。コシヒカリ、あきたこまち(各800ヘクタール)、きぬむすめ(500ヘクタール)が多かったが、にじのきらめきは今年、これらに続く規模になる見通し。
同JAによると近年は高温障害で玄米が白く濁ったり、精米の際に割れたりするケースが増えている。10アール当たりの収量は例年420~480キロだが、最近は360~420キロにとどまる組合員が多いことも部会発足の契機となった。
部会の設立総会は3月14日、事務局の同JA勝央アグリセンター(勝央町植月中)であり、同JAの内藤敏男組合長が会員約100人を前に「品質、収量、倒れにくさと三拍子そろった品種。皆で全国有数の産地を目指したい」とあいさつ。部会長に就いた芦田元さん=奈義町=は「最近は猛暑で作柄が悪化し、危機感がある。品質の安定は供給や所得の安定につながる。生き残りへ一丸となって取り組む」と話した。
令和7年3月14日
JA晴れの国岡山 勝央支店 (14:00~)
勝英にじのきらめき部会設立総会
参加者は会場満席状況でした。
開会にあたり、内藤組合長他来賓のあいさつがありました。
議事
第1号議案 規約について
第2号議案 役員選出について(事務局提案ー承認)
第3号議案 令和7年度事業計画(案)について
3議案とも承認される。
役員について
会 長 奈義
副会長 勝央
地区支部長 美作、作東、勝田、英北
監 事 勝北 から選任される。
写真上段は、芦田元会長です。
その他
里海米、種子について
米穀情勢
販売について(木徳神糧)
「研修」
にじのきらめき栽培講習(勝英農業普及指導センター)
AKファームでは、令和6年度に初めて1.64haを栽培
組合員に試食をしてもらい、評価を聞くが、個人の食味感覚があり、評価はまちまちでした。
収量は、9.15俵/10aでした。
にじのきらめき JA晴れの国勝北経済センターに出荷 - 安東伸昭ブログ
今回の栽培講習の中で、幼穂形成期に硫安の追肥が指摘されました。
硫安 5kg/10aに訂正