平成27年10月2日 16:30~
地方創生☆RESAS地域セミナー in 四国に出席する。
会場:高松サンポート合同庁舎低層棟2階アイホール
自治体の部が12:30~15:30まで開催され、その後16:30~18:30まで一般の部が開催されました。
会場は、企業、金融関係者が出席され、200席が満席の状態でした。
このセミナー まち・ひと・しごと創生本部が全国10地域で開催するもので、今後、中国地域(広島市)は10月13日、近畿地域(大阪市)は10月9日に会社予定です。
RESASとは?
まち・ひと・しごと創生本部が、地方自治体の地方版総合戦略を策定する際の情報支援ツールとして、平成27年4月21日より、地域経済分析システム」(RESAS(リーサス))として供用を開始したもの。
1. 農業
2. 農林水産業
3. 観光
4. 人口
5. 自治体比較
の5分野で関係省庁のデータ(農林業センサス、産業センサス等)民間企業である帝国データバンクの企業関係データ、株式会社Agoopの民間の流動人口データ、NTTの外国人滞在分析データを、県、市町村別に解析し、グラフ化できるシステムです。
当初は、地方公共団体職員向けに公開されたようですが、広く国民に使用が可能となっています。
使用するためには、閲覧ソフトとしてGoogle Chromeが必要となります。(無料でラウンロードできます)
私が知ったのは、
8月22日の地方創生×地域課題解決型セミナー「主催:つながる地域づくり研究所」です。
http://blog.goo.ne.jp/nobunobu5220141001/e/2e7eb83890f29d159db6f2e3f95287ef
自治体職員の皆さんは当然ですが、議員、商工会議所、商工会の職員、企業関係者も利用するようになるでしょう。
セミナー内容
●内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 内田了司氏
地域分析システム(RESAS)について
16:30~18:00
●NTTドコモ第一法人営業部 金本 徹氏
外国人滞在分析の紹介
18:00~18:30
自治体職員向けのセミナーでは次のセッションが追加されていました。(60分)
●帝国データバンク顧客サービス統括部 後藤隼人氏
地域経済を見る「新しい視点」30分
●内閣官房まち・ひと・しごと創生本部事務局 溝口 洋氏
地方創生に関する情報提供(30分)
印象に残る言葉
これまでは、勘と経験と思い込みで行政運営がなされていたのでは!
客観的資料の裏付けが欠けていたのでは!
「うん、うんと」うなづける言葉でありました。
・行政の企画書は総じて「金太郎飴」との表現をされていました。
どこの市町村も同じような内容となっている。
・講演を聞いても、どこのことを言っているのかな?と疑問を抱くことが多かった。
・まちづくり計画でも公表されている全国の数値が羅列され、わが地域のデータはあまり記載されてない。
・今回の津山市第5次総合計画「基本構想」の審議会でも、どこの地方自治体でも通用する内容となっている。津山の独自の表現ができないものか!との議論になった経過がありました。
今後公表される各種計画書の内容を注目していきたいと感じました。
7月30日の商工会議所との意見交換会で、松田会頭が津山への観光客は、○○地域からが多いと発言されました。まさに、ビッグデータをもとに話をされているな!と受け止めたのですが他の出席者がどう感じたのかな?
意見交換するのにも事前準備が必要となってきます。
(つづく)