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安東伸昭ブログ

安東伸昭の行動日記

地図情報を利用した営農管理システム

2018年04月26日 | 農業
平成30年4月25日 日本農業新聞掲載

圃場情報 地図で確認 ネットで効率管理 全農新システム

JA全農は25日から、地図情報を利用した営農管理システム「Z―GIS」の運用を始める。多くの圃場(ほじょう)を管理する担い手や集落営農組織、JA向け。
圃場の所有者や栽培作物、作業記録などを入力すると、インターネット上の地図に情報が表示される。
スマートフォン(スマホ)で確認でき、作業計画の作成や効率的な管理に役立つ。


労働力支援の一環と位置付け、月額200円から利用できる。
パソコンやスマホにソフトやアプリをダウンロードして使う。ネットの地図上で圃場の位置を特定すると、住所が自動的に入力される。所有者や作業記録などを入力すると、ひも付けされて、地図上に情報が表示できるようになる。特定の項目だけや、色分けした表示もできる。表計算ソフト・エクセルの表を利用し、入力する項目は自由に追加できる。

 離農者の増加で担い手農家に農地が集まる一方、作付けや作業計画の作成、進捗(しんちょく)の管理などは手間がかかる。圃場が分散し、移動や作業指示の効率が悪い場合もある。こうした課題を解決し、担い手農家の負担を軽減するために開発した。

 営農情報を記した地図は印刷できる。データはネット(クラウド)を通じて共有し、スマホやタブレット端末でも見られるため、現場で作業内容の確認ができる。高解像度の航空写真で地図が見やすく、圃場間の効率的な移動経路の検索なども可能だ。

「作業の効率化を通じて担い手の負担を軽減したい」(全農耕種総合対策部)。将来的に水田センサーやドローン(小型無人飛行機)で観測したデータなどとの連携も視野に入れる。
 利用にはホームページ(HP)から登録が必要。ソフトやアプリは無料だが、100圃場の登録ごとに月額200円の料金がかかる。
全農によると、同様のサービスより比較的安価だという。
2000圃場以上は定額で同4000円。
7月までは試用版が無料で使える。

リンク設定「Z-GIS」




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