平成29年1月14日
岡山県の27年度予算要求額が発表され、「頑張る学校応援事業」は終了となります。
「頑張る学校」応援費の交付終了 岡山県、3年間で計9千万円
学力向上や問題行動解決で成果を上げ、模範となる小中学校に応援費100万円を交付する「頑張る学校応援事業」について、岡山県は13日、本年度で交付が終了することを明らかにした。交付は2014年度に始まったが、県教委が「3年間でモデルとなる事例が一定数集まった」として予算要求しなかった。同事業で行ってきた優良実践校表彰や発表会は17年度も継続する。
応援費は教材や施設整備、教員研修など自由に使うことができるもので、教育再生を重要施策に掲げる伊原木隆太知事の意向を踏まえ、事業化した。特定の学校への予算配分については導入当初から批判の声があったが、3年間で90校・校区に計9千万円の応援費が交付された。
この日の記者会見で知事は「100万円を交付することで(教育に対して)県民の注目を集めることができた。
教育現場でも諦めずに取り組む前向きな気持ちが広がっており、大きな成果があった」と述べた。
(2017年01月13日 23時46分 更新)
平成28年度 津山市では、中道中学校と加茂学区が選ばれました
平成27年度 津山市では、津山東中学校、鶴山小学校が選ばれました。
平成26年度 津山市では、院庄小学校が選ばれました。
2中学校、2小学校、1学区でした。
県内小中校に民間学力テスト導入 4月に県教委、独自型は廃止
岡山県教委は2017年度から、小学3~5年と中学1、2年を対象に、民間企業が全国展開している学力テストを新たに導入する方針で、13日に県がまとめた当初予算要求に事業費7386万円を計上した。
中学1年対象の学力テストなど県独自のテストは廃止する。
県教委は小学6年、中学3年が受ける国の全国学力テストを補完するため、本年度まで中学1年では独自に作成した問題を使った学力テストを4月に、小学4、5年と中学2年では過去の全国学力テストの問題を利用した「たしかめテスト」を11月に行ってきた。
民間企業のテストに切り替える理由について、県教委義務教育課は「全国と比較して課題を探ることができるほか、同じ傾向のテストを毎年受けることで児童、生徒それぞれの習熟状況を把握できるメリットがある」と説明している。
新テストは、全国学力テストと同じ日に実施する計画で、今年は4月18日を予定している。
岡山市は市独自のテストを実施するため、参加しない意向を示している。
(2017年01月13日 21時34分 更新)
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